大相撲名古屋場所2024が、予定通りの日程で愛知県名古屋市のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されます。
夏場所では大の里が初優勝しましたが、名古屋場所2024の優勝力士の予想はどうでしょうか?番付表では照ノ富士が引き続き東の正横綱で一人横綱、大関は3力士で相変わらず関脇・小結陣が元気です。
横綱・照ノ富士が存在感を示すのか、大の里が新しい時代をリードしていくのか、それとも大関陣が意地を見せるのか、上位下位にかかわらず見どころの多い名古屋場所になりそうです。さらに勢いのある若手力士の活躍が加わることになれば優勝争いはさらに盛り上がることでしょう。
今回は、大相撲名古屋場所2024の優勝力士を予想するとともに、日程はいつからで番付表はどうなっているのか注目力士なども見ていきます。
大相撲名古屋場所2024の優勝力士を予想
大相撲のここ1年間の優勝者を見ると、照ノ富士(横綱)、貴景勝(大関)、豊昇龍(当時関脇)、霧島(大関)、尊富士(当時前頭17枚目)、大の里が各1回ずつとなっています。横綱・照ノ富士が休場した場所は大関・関脇などで優勝を分け合う形となっていますが、再び戦国時代に戻った感があります。
しかし、春場所の尊富士や夏場所の大の里の優勝を見ると、新しい時代がもうすぐそこまできている感もあります。これまでは照ノ富士のコンディション次第という見方もありましたが、着実に新しい力が台頭してきています。
そして、名古屋場所の優勝予想ですが、優勝候補本命は先場所優勝した新関脇・大の里と横綱・照ノ富士を双璧としてあげたいと思います。照ノ富士はコンディション次第ともいえますがそこはやはり横綱です。大きな壁紙として立ちふさがってくることでしょう。一方、優勝・優勝と躍進中の大の里はこのまま横綱まで上り詰めて新しい時代を築いていくのではないでしょうか。優勝争いは大の里と照ノ富士を中心に展開されていくと予想します。
そして対抗の最有力候補が、琴桜(琴ノ若)と豊昇龍の2大関です。琴桜はまだ優勝経験はありませんが、近年の躍進と安定感が光っており、先場所からしこ名も変わって初優勝に意欲十分です。豊昇龍も大関として安定感を見せており虎視眈々と優勝を狙っています。心配なのが大関・貴景勝で、好不調の波が激しく、同じ大関としてはたして意地を見せられるかどうか…。
さらに2度目の優勝を狙う東の関脇・阿炎、平幕では悲願の初優勝を狙う高安、3役復帰も無念の休場陥落となった朝乃山も有力、そしてひざのケガから幕内復帰の若貴景がダークホースとして優勝争いに加わってくることが期待されます。
照ノ富士が本来の力を出せなかったり大里が不調の場合には大関と関脇・小結陣、さらに平幕からも優勝力士が出る可能性があるのではないでしょうか。
大相撲名古屋場所2024は大の里と照ノ富士を優勝候補の双璧に、琴桜(琴ノ若)と豊昇龍の2大関を対抗A、阿炎と高安、朝乃山を対抗B、ダークホースに若貴景をしてあげたいと思います。
大相撲の優勝力士と成績
大相撲の2019年以降の本場所の優勝力士と成績は、以下の通りです。
大相撲2024年の大相撲優勝力士と成績
大相撲2023年の大相撲優勝力士と成績
- 11月場所:霧島(大関)13勝2敗
- 9月場所:貴景勝(大関)11勝4敗
- 7月場所:豊昇龍(関脇)12勝3敗
- 5月場所:照ノ富士(横綱)14勝1敗
- 3月場所:霧馬山(関脇)12勝3敗
- 1月場所:貴景勝(大関)12勝3敗
大相撲2022年の優勝力士と成績
- 11月場所:阿炎(前頭9枚目)12勝3敗
- 9月場所:玉鷲(前頭3枚目)13勝2敗
- 7月場所:逸ノ城(前頭2枚目)12勝3敗
- 5月場所:照ノ富士(横綱)12勝3敗
- 3月場所:若隆景(関脇)12勝3敗
- 1月場所:御嶽海(関脇)13勝2敗
大相撲2021年の優勝力士と成績
- 11月場所:照ノ富士(横綱)15勝0敗
- 9月場所:照ノ富士(横綱)13勝2敗
- 7月場所:白鵬(横綱)15勝0敗
- 5月場所:照ノ富士(大関)12勝3敗
- 3月場所:照ノ富士(関脇)12勝3敗
- 1月場所:大栄翔(前頭1枚目)13勝2敗
大相撲2020年の大相撲優勝力士と成績
- 11月場所:貴景勝(大関)13勝2敗
- 9月場所:正代(関脇)13勝2敗
- 7月場所:照ノ富士(前頭17枚目)13勝2敗
- 5月場所:中止
- 3月場所:白鵬(横綱)13勝2敗
- 1月場所:徳勝龍(前頭17枚目)14勝1敗
大相撲2019年の大相撲優勝力士と成績
- 11月場所:白鵬(横綱)14勝1敗
- 9月場所:御嶽海(関脇)12勝3敗
- 7月場所:鶴竜(横綱)14勝1敗
- 5月場所:朝乃山(前頭8枚目)13勝2敗
- 3月場所:白鵬(横綱)15勝0敗
- 1月場所:玉鷲(関脇)13勝2敗
※番付・格付は当時のものです。
大相撲名古屋場所2024の日程はいつから?
大相撲名古屋場所2024は7月14日(日)~28日(日)までの15日間の日程で、愛知県名古屋市のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されます。
大相撲名古屋場所2024の日程など概要は、以下の通りです。
大相撲名古屋場所2024の日程・会場など概要
- 名称
大相撲7月場所 - 開催日程
2024年(令和6年)7月14日(日)~28日(日) - 開場時間
初日~12日目:午前8時30分
13日目~千秋楽:午前10時00分 - 会場
ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館) - 所在地
〒460-0032 愛知県名古屋市中区二の丸1-1
大相撲名古屋場所2024の番付表と注目力士
大相撲名古屋場所2024の番付は照ノ富士が先場所に引き続き東の横綱で一人横綱、大関は先場所から1人減って琴桜と豊昇龍、貴景勝の3力士となります。先場所の霧島に続いて貴景勝が9回目のカド番で、負け越せば関脇に陥落となる正念場の夏場所です。
関脇は先場所から継続の阿炎と先場所優勝の大の里が所要7場所で昭和以降2位のスピードで新関脇昇進、10勝以上で大関復帰を目指す大関から転落の霧島の3力士です。小結には復帰の大栄翔と好調の平戸海が新小結に昇進となりました。充実していた関脇・小結陣がやや勢いが落ち着てきた感がありますが、新たな顔触れも入ってきています。
幕内再入幕力士が多いのが今場所の特徴で、膝の大けがから復帰の若貴景をはじめ、遠藤、千代翔馬、輝、武将山の5力士、新入幕力士はありません。春場所で新入幕優勝を飾った尊富士が十両へ転落し、優勝の場所から史上最速の1場所での残念な陥落となりました。
大関復帰を目指す霧島とカド番の貴景勝、再入幕の若貴景を注目力士としてあげたいと思います。
大相撲名古屋場所2024の番付表は、以下の通りです。
大相撲名古屋場所2024の番付表
東 | 幕内 | 西 |
照ノ富士 | 横綱 | |
琴桜(琴ノ若) | 大関 | 豊昇龍 |
大関 | 貴景勝 | |
阿炎 | 関脇 | ◎大の里 |
×霧島 | 関脇 | |
〇大栄翔 | 小結 | ◎平戸海 |
明生 | 前頭1枚目 | 熱海富士 |
×若元春 | 前頭2枚目 | 御嶽海 |
高安 | 前頭3枚目 | 豪ノ山 |
翔猿 | 前頭4枚目 | 宇良 |
阿武咲 | 前頭5枚目 | 湘南乃海 |
隆の勝 | 前頭6枚目 | 王鵬 |
琴勝峰 | 前頭7枚目 | 佐田の海 |
竜電 | 前頭8枚目 | 金峰山 |
欧勝馬 | 前頭9枚目 | 玉鷲 |
正代 | 前頭10枚目 | 翠富士 |
一山本 | 前頭11枚目 | 錦木 |
×朝乃山 | 前頭12枚目 | 美ノ海 |
北勝富士 | 前頭13枚目 | 宝富士 |
〇若貴景 | 前頭14枚目 | 〇遠藤 |
〇千代翔馬 | 前頭15枚目 | 狼雅 |
〇輝 | 前頭16枚目 | 〇武将山 |
錦富士 | 前頭17枚目 |
※◎は新、〇は再、×は転落
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大相撲名古屋場所2024の優勝力士予想~まとめ
今回は、大相撲名古屋場所2024の優勝力士を予想するとともに、日程はいつからで番付表はどうなっているのか注目力士も見てきました。
大相撲名古屋場所2024は月14日(日)~28日(日)の15日間の日程で、愛知県名古屋市のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されます。
初古屋場所の優勝力士を予想すると、大の里と照ノ富士が優勝候補の双璧、琴桜(琴ノ若)と豊昇龍が対抗A、阿炎と高安、朝乃山を対抗B、ダークホースに若貴景をあげたいと思います。新関脇・大の里と横綱・照ノ富士の調子次第では大混戦となる可能性もあり、波乱の場所になる可能性も秘めています。
注目力士としてはカド番の大関・貴景勝と10勝で大関復帰がかかる霧島、再入幕の若貴景をあげたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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