大相撲春場所2024が、予定通りの日程で大阪府のエディオンアリーナ大阪で開催されます。
初場所では横綱・照ノ富士が見事に復活優勝を飾りましたが、春場所2024の優勝力士の予想はどうでしょうか?
番付表では照ノ富士が引き続き東の正横綱で一人横綱、大関は2021年の名古屋場所以来の4力士となり相変わらず関脇・小結陣が元気です。
横綱・照ノ富士が連続優勝を果たすのか、大関陣が意地を見せるのか、それとも元気な関脇・小結陣が躍動するのか、さらに勢いのある若手力士の活躍が加わることになれば優勝争いはさらに盛り上がることでしょう。
上位下位にかかわらず見どころの多い初場所になりそうです。
今回は、大相撲春場所2024の優勝力士を予想するとともに、日程はいつからで番付表はどうなっているのか注目力士なども見ていきます。
大相撲春場所2024の優勝力士を予想
大相撲のここ1年間の優勝者を見ると、照ノ富士(横綱)と霧島(当時大関・関脇)が2回ずつ、貴景勝(大関)と豊昇龍(当時関脇)が1回ずつとなっています。
横綱・照ノ富士が休場した場所は優勝は大関・関脇で分け合う形となっていますが、ひと頃と比較すると上位力士で安定してきた感があります。
初場所は優勝決定戦までもつれ込んだものの最後は横綱・照ノ富士が復活優勝を飾りましたが、春場所から新大関となった琴ノ若の躍進が光る場所でもありました。
そして、春場所の優勝予想ですが、優勝候補本命はやはり横綱・照ノ富士があげられます。
初場所は復帰の場所ということでコンディションなどが心配されましたが、ふたを開けてみれば堂々たる横綱相撲での復活優勝でした。
他を寄せ付けないあの強さを見せられれば、春場所の優勝候補筆頭は照ノ富士ということになり、優勝争いは照ノ富士を中心に展開されていくことでしょう。
そして対抗の一番手となるのが、初場所で優勝決定戦まで残った新大関・琴ノ若です。
確実に力を付けており、体格的にも照ノ富士(横綱)に劣りませんから大いに期待が持てます。
そして次の対抗となるのが、霧島、豊昇龍、貴景勝の3大関、大栄翔、若元春の2関脇です。
霧島は横綱昇進を逃したとはいえ引き続き心身ともに充実しており再スタートに気合い十分、貴景勝と豊昇龍も虎視眈々と横綱昇進への足固めに燃えているはずです。
元気な2関脇は大関への壁をどう乗り越えるのか、霧島・豊昇龍・琴ノ若に続いてだれが抜け出すのか目が離せません。
さらに平幕では三役復帰まであとわずかの朝乃山、新入幕の初場所で11番勝った大の里、二桁勝利をあげ勢いのある王鵬、昨年平幕で2場所連続準優勝した勢いのある熱海富士など、ここから調子のいい力士が優勝争いに加わってくると予想します。
近年はとにかく関脇・小結陣が元気なので、照ノ富士が本来の力を出せなかった場合には4大関と2関脇、さらに平幕からも優勝力士が出る可能性があるのではないでしょうか。
大相撲春場所2024は照ノ富士を優勝候補筆頭に、新大関・琴ノ若が対抗A、霧島と貴景勝、豊昇龍の3大関と大栄翔、若元春の2関脇を対抗B、ダークホースに平幕の朝乃山、大の里、王鵬、熱海富士をあげたいと思います。
横綱・照ノ富士の調子次第では、本命なしでだれが優勝するのかわからない大混戦の場所になると予想します。
大相撲の優勝力士と成績
大相撲の2019年以降の本場所の優勝力士と成績は、以下の通りです。
大相撲2024年の大相撲優勝力士と成績
- 1月場所:照ノ富士(横綱)13勝2敗
大相撲2023年の大相撲優勝力士と成績
- 11月場所:霧島(大関)13勝2敗
- 9月場所:貴景勝(大関)11勝4敗
- 7月場所:豊昇龍(関脇)12勝3敗
- 5月場所:照ノ富士(横綱)14勝1敗
- 3月場所:霧馬山(関脇)12勝3敗
- 1月場所:貴景勝(大関)12勝3敗
大相撲2022年の優勝力士と成績
- 11月場所:阿炎(前頭9枚目)12勝3敗
- 9月場所:玉鷲(前頭3枚目)13勝2敗
- 7月場所:逸ノ城(前頭2枚目)12勝3敗
- 5月場所:照ノ富士(横綱)12勝3敗
- 3月場所:若隆景(関脇)12勝3敗
- 1月場所:御嶽海(関脇)13勝2敗
大相撲2021年の優勝力士と成績
- 11月場所:照ノ富士(横綱)15勝0敗
- 9月場所:照ノ富士(横綱)13勝2敗
- 7月場所:白鵬(横綱)15勝0敗
- 5月場所:照ノ富士(大関)12勝3敗
- 3月場所:照ノ富士(関脇)12勝3敗
- 1月場所:大栄翔(前頭1枚目)13勝2敗
大相撲2020年の大相撲優勝力士と成績
- 11月場所:貴景勝(大関)13勝2敗
- 9月場所:正代(関脇)13勝2敗
- 7月場所:照ノ富士(前頭17枚目)13勝2敗
- 5月場所:中止
- 3月場所:白鵬(横綱)13勝2敗
- 1月場所:徳勝龍(前頭17枚目)14勝1敗
大相撲2019年の大相撲優勝力士と成績
- 11月場所:白鵬(横綱)14勝1敗
- 9月場所:御嶽海(関脇)12勝3敗
- 7月場所:鶴竜(横綱)14勝1敗
- 5月場所:朝乃山(前頭8枚目)13勝2敗
- 3月場所:白鵬(横綱)15勝0敗
- 1月場所:玉鷲(関脇)13勝2敗
※番付・格付は当時のものです。
大相撲春場所2024の日程はいつから?
大相撲春場所2024は3月10日(日)~24日(日)までの15日間の日程で、大阪府のエディオンアリーナ大阪で開催されます。
大相撲春場所2024の日程など概要は、以下の通りです。
大相撲春場所2024の日程・会場など概要
- 名称
大相撲3月場所 - 開催日程
2024年(令和6年)3月10日(日)~24日(日) - 開場時間
初日~12日目:午前8時30分
13・14日目:午前10時30分
千秋楽:午前10時00分 - 会場
ディオンアリーナ大阪(大阪府) - 所在地
〒556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中3丁目4-36
大相撲春場所2024の番付表と注目力士
大相撲春場所2024の番付は照ノ富士が先場所に引き続き東の横綱で一人横綱、大関は霧島と豊昇龍、貴景勝、そして昇進してきた琴ノ若の4力士となります。
ただし貴景勝は8回目のカド番で、負け越せば陥落となる正念場の春場所です。
関脇は先場所から継続の大栄翔と復帰してきた若元春、小結は阿炎と錦木でともに復帰です。
先場所に引き続き充実していた関脇・小結陣が各2名ずつとやや勢いが落ち着てきた感があります。
一方、大きく番付を上げたのが三役復帰間近の朝乃山と初場所で二桁勝利をあげた王鵬と隆の勝、大の里などです。
新入幕力士は尊富士のみ、幕内再入幕は錦富士と北の若、狼雅、大奄美の4力士です。
尊富士の新入幕所要9場所は年6場所となった1958年以降では最速タイのスピード記録で、幕内でどこまでやってくれるのか、こちらも注目力士としてあげたいと思います。
大相撲春場所2024の番付表は、以下の通りです。
大相撲春場所2024の番付表
東 | 幕内 | 西 |
照ノ富士 | 横綱 | |
霧島 | 大関 | 豊昇龍 |
貴景勝 | 大関 | ◎琴ノ若 |
大栄翔 | 関脇 | 〇若元春 |
〇阿炎 | 小結 | 〇錦木 |
×宇良 | 前頭1枚目 | 朝乃山 |
熱海富士 | 前頭2枚目 | 明生 |
王鵬 | 前頭3枚目 | 隆の勝 |
翔猿 | 前頭4枚目 | 平戸海 |
翠富士 | 前頭5枚目 | 大の里 |
剣翔 | 前頭6枚目 | 豪ノ山 |
金峰山 | 前頭7枚目 | 玉鷲 |
阿武咲 | 前頭8枚目 | ×高安 |
北勝富士 | 前頭9枚目 | 琴勝峰 |
正代 | 前頭10枚目 | 御嶽海 |
一山本 | 前頭11枚目 | 佐田の海 |
湘南乃海 | 前頭12枚目 | 島津海 |
竜電 | 前頭13枚目 | 美ノ海 |
〇錦富士 | 前頭14枚目 | 〇北の若 |
妙義龍 | 前頭15枚目 | 〇狼雅 |
遠藤 | 前頭16枚目 | 〇大奄美 |
◎尊富士 | 前頭17枚目 |
※◎は新、〇は再、×は転落
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大相撲春場所2024の優勝力士予想~まとめ
今回は、大相撲春場所2024の優勝力士を予想するとともに、日程はいつからで番付表はどうなっているのか注目力士も見てきました。
大相撲初場所2024は3月10日(日)~24日(日)の15日間の日程で、大阪府のエディオンアリーナ大阪で開催されます。
初場所の優勝力士を予想すると、照ノ富士を優勝候補筆頭に新大関・琴ノ若が対抗A、霧島と貴景勝、豊昇龍の3大関をと大栄翔、若元春の2関脇を対抗B、ダークホースに平幕の朝乃山、大の里、王鵬、熱海富士をあげたいと思います。
横綱・照ノ富士の調子次第では大混戦となる可能性もあり、波乱の場所になる可能性も秘めています。
注目力士としては所要9場所で新入幕の尊富士をあげたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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