野球の完投と完封の違いとは?最少投球数と最多投球数などの記録も!

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野球ではピッチャーが最後まで投げ切ると、試合後に完投したとか完封したとか言っているのをよく耳にします。

完投も完封もどちらもいいピッチングをしたのはなんとなくわかりますが、具体的にどんな違いがあるのかがわかりません。

野球の完投と完封の違いとはどんなことで、どちらが難しいのでしょうか?

今回は、野球の完投と完封の違いとは何か、また完投と完封の最少投球数と最多投球数などの記録についても見ていきます。

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野球の完投と完封の違いとは?

野球の完投と完封の違いを一言でわかりやすくいうと、相手チームに得点を与えたかどうかで、共通点は先発投手が投手交代なく試合終了まで一人で投げ切ることです。

その他、完投には負けの可能性がありますが、完封には負けの可能性はなく勝つか、悪くても引き分けです。

なので、難易度でいえば完投より完封のほうが高いといえます。

完封よりさらに難易度が高い投手の記録として、「ノーヒットノーラン」、さらに「完全試合」があります。

では、野球の完投と完封の意味をさらに詳しく見ていきましょう。

野球の完投の意味

野球の完投とは先発投手が投手交代なく試合終了まで一人で投げ切ることを意味し、試合の勝敗は関係ないために負け投手で「完投負け」ということもあります。

また、投球回数も関係ないのでコ-ルドゲームでも延長戦でも一人で投げ切ればどちらでも完投となります。

投手の先発・中継ぎ・抑えという分業制が進むに伴って完投は時代とともに減少し、1985年(130試合)が411試合だったのに対して2015年(143試合)は95試合と、ここ30年で4分の1以下に激減しています。

野球の完封の意味

野球の完封の意味とは先発投手が完投し、さらに相手チームに得点を許さずに勝利投手となった場合をいい、”シャットアウト”や”0封”と呼ばれることもあります。

四死球やヒットなどによる出塁を許しても失点さえ許さなければ完封です。

ただし、完投して相手チームを無失点に抑えても味方チームが無得点で引き分けになった場合は、完封とはならず完投と引き分けという記録になります。

完投と同様に、投手の分業制に伴い完封は時代とともに減少していますが、逆に複数の投手で相手チームを無得点に抑える”完封リレー”が増えています。

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野球の完投と完封の最少投球数と最多投球数記録

野球では完投や完封した場合、投球数が少なくなる傾向がありますが、これまでの最少投球数記録は何球ぐらいなのでしょうか?

逆に最多投球数記録はどうでしょうか?

まず、最少投球数記録は完投、完封ともに1942年(昭和17年)に柴田英治投手(阪急)が記録した71球です。

なんと1イニングあたりの投球数が8球未満という省エネで、相手チームの早打ちは相当なものだったことがわかります。

残念だったのが1957年(昭和32年)の渡辺省三投手(阪神)で、9回までの投球数が70球で柴田投手の記録した71球より少なかったのですが試合が延長戦となり投球数が増えたため参考記録となってしまいました。

一方の最多投球数記録は、1942年(昭和17年)に野口二郎投手(大洋)が記録した344球ですが、投球数もさることながら延長28回(3試合分以上!)を一人で投げ切ったタフさにも驚嘆させられます。

プロ野球の完投と完封の最少投球数記録と最多投球数記録は、以下の通りです。

プロ野球の完投と完封の最少投球数記録
最少投球数:71球
1942年(昭和17年)5月11日:柴田英治投手(阪急)VS近鉄(完封
1957年(昭和32年)3月30日:植村義信投手(毎日) VS西鉄

参考記録①
9回まで70球無失点(延長13回を投げて完封勝利)
1957年(昭和32年)9月26日:渡辺省三投手(阪神)VS広島

参考記録②
8回まで67球
1947年(昭和22年)8月10日:別所昭(南海)VS中日

プロ野球の完投の最多投球数記録
最多投球数:344球(延長28回)
1942年(昭和17年)5月24日:野口二郎投手(大洋)VS名古屋

9イニングでの最多投球数:209球
1983年(昭和58年)9月21日:木田勇投手(日本ハム)VS近鉄

野球の最多完投記録トップ10

最後に、プロ野球の最多完投記録です。

完投の多いピッチャーは古い時代が多いだろうというのは予想していましたが、やはり現役投手はゼロでした。

現役で投げている姿を筆者が見たのは、鈴木啓示投手と山田久志投手と東尾修投手の3名のみで20世紀の話です。

あとの7名の投手はすでに引退していました。

今後、最多完投記録の上位に名を連ねる投手が現れる可能性は極めて低いでしょう。

いずれも現代の野球の感覚からすると驚異的な記録であるのは間違いありません。

プロ野球の最多完投記録トップ10は、以下の通りです。

プロ野球の最多完投記録トップ10
1位 金田正一:365試合
2位 スタルヒン:350試合
3位 鈴木啓示:340試合
4位 別所毅彦:335試合
5位 小山正明:290試合
6位 山田久志:283試合
7位 若林忠志:263試合
8位 米田哲也:262試合
9位 野口二郎:259試合
10位 東尾修:247試合

ノーヒットノーランと完全試合については、こちらの記事をご参照下さい↓

ノーヒットノーランの正式名称と名前の由来は?完全試合との違いも!
こちらでは、ノーヒットノーランの正式名称と名前の由来、完全試合との違いなどをまとめました。ノーヒットノーランは野球用語ですが、ピッチャーにとっては完全試合に次ぐ勲章です。ノーヒットノーランの正式名称や意味などメジャーとの違いなどを紹介しています。

野球の完投と完封の違いとは?~まとめ

今回は、野球の完投と完封の違いとは何か、また完投と完封の最少投球数と最多投球数などの記録についても見てきました。

野球の完投と完封の違いは、相手チームに得点を与えたかどうかと、完投には負けの可能性がありますが完封には負けの可能性はなく勝つか、悪くても引き分けです。

難易度は完投より完封のほうが高いといえます。

完投と完封の最少投球数記録はともに1942年(昭和17年)に柴田英治投手(阪急)が記録した71球で、最多投球数記録は1942年(昭和17年)に野口二郎投手(大洋)が記録した344球です。

投手の分業制が進むとともに減少し、完投と完封はともに激減しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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