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ノーヒットノーランの正式名称と名前の由来は?完全試合との違いも!

野球ではしばしば偉大な記録が達成されますが、ノーヒットノーランもそのひとつです。

ピッチャーにとっては大きな勲章で、完全試合とともにこれほどピッチャーだけが脚光を浴びる日はないといっていいでしょう。

そんなノーヒットノーランですが、正式名称名前の由来はどういうものなのでしょうか?

完全試合との違いも気になります。

今回は、ノーヒットノーランの正式名称と名前の由来、完全試合との違いなどを見ていきたいと思います。

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ノーヒットノーランの正式名称

ノーヒットノーランの正式名称は、無安打無得点試合です。

ノーヒットノーランとは野球やソフトボールの試合の記録のひとつで、1試合で相手チームを無安打・無得点に抑えることを意味します。

日本球界では初めて達成した1936年の沢村栄治投手(巨人)以来、86人(通算97回)が達成しています。(レギュラーシーズン・2022年6月18日現在)

完全試合と違って、四死球やエラーなどで出塁があってもヒットを打たれなければノーヒットノーランとなります。

ただし、日本では相手チームに得点を許さず勝利しなくてはいけませんが、アメリカ・メジャーリーグでは得点を許しても相手を無安打に抑えた試合も含まれ、この時は「ノーヒッター」といわれています。

ノーヒットノーランの名前の由来

ノーヒットノーランは和製英語で、「ヒット」は安打、「ラン」は得点を意味し、これらがない(「ノー」)ことからノーヒットノーランというわけです。

これが、ノーヒットノーランの名前の由来です。

よくあるのが、「ラン」をホームランと間違えて解釈してしまうことです。

実は筆者もしばらくはそういう解釈をしていました。

確かに「ヒット」から次はホームランだろうと思われがちですが、実は「ラン」は得点のことで英語で「run」です。

気をつけてスコア掲示板を見ていただくとわかりますが、合計点の表示部には「R」と書いてあります。

「R」=「ラン」のことで、得点という意味です。

ノーヒットノーランと完全試合との違い

最後にノーヒットノーランと完全試合との違いを見ていきましょう。

完全試合とはパーフェクトゲームとも呼ばれていますが、達成の難易度はノーヒットノーランよりずっと難しいです。

違いは、ノーヒットノーランは四死球やエラーなどの出塁は許されますが、完全試合ではこれらを含むすべての出塁が許されません。

完全試合は、1回3アウト×9回=27アウトで27人を全員連続アウトにしなくてはならず、延長戦になった場合も同様に出塁は許されません。

また守っている野手からすると、ノーヒットノーランと完全試合ではプレッシャーもまったく違います。

いくらピッチャーがノーヒットノーランだとしても自分のエラーで完全試合が消滅してしまうからです。

上述したようにノーヒットノーランは84人(通算95回)が達成していますが、完全試合は16人(通算16回)しか達成されていません。

日本球界では1994年の槙原寛己投手(巨人)以来、達成者が現れませんでしたが、2022年に佐々木朗希投手(ロッテ)が28年ぶりに達成しました。

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ノーヒットノーランの正式名称と名前の由来~まとめ

今回は、ノーヒットノーランの正式名称と名前の由来、完全試合との違いなどを見てきました。

ノーヒットノーランの正式名称は無安打無得点試合で、名前の由来は「ヒット」は安打、「ラン」は得点を意味し、これらがない(「ノー」)ことからノーヒットノーランとなります。

完全試合との違いは、ノーヒットノーランは四死球やエラーなどの出塁は許されるのに対して、完全試合ではこれらを含むすべての出塁が許されないことです。

完全試合は、27人すべての打者を連続アウトでのみ達成される極めて難しいものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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