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プロ野球の完全試合達成者は歴代何人?あと一人で未遂の投手も!

野球というスポーツにおいて、投手から見て究極の試合といっても過言ではないのが完全試合でしょう。

なにしろ試合を通して一人の走者も出さないのですから、まさにパーフェクト(完全)な試合です。

そうそう簡単に実現できない記録なのは容易に想像できるので達成者はそう多くないとは思いますが、プロ野球では完全試合達成者はこれまで歴代何人いるのでしょうか?

また、珍しいところでは完全試合達成まであと一人で未遂に終わった投手も何人かいます。

今回は、プロ野球の完全試合達成者は歴代何人なのか、また完全試合達成まであと一人で未遂に終わった投手も見ていきたいと思います。

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プロ野球の完全試合達成者は歴代何人?

プロ野球の完全試合達成者は、1950年に藤本英雄投手(巨人)が初めて達成して以来、2022年の佐々木朗希投手(ロッテ)まで歴代16人しかいません。

完全試合はすべての打者に対して、四球・エラーなども含めて一人も出塁を許してはいけないので非常にハードルが高い記録です。

ノーヒットノーランがこれまで100回近く達成されていることと比較しても、いかに達成困難なのかがわかります。

投手の分業制や登板間隔が長くなったことなど、達成者が少なくなった原因はいくつか考えられますが、現代野球では滅多に見ることのできない大記録といえます。

完全試合は現代では一生の間に数えるほどしか見られなくなってきました。

プロ野球の完全試合歴代達成者一覧

完全試合歴代達成者一覧を見ると、1950年代と1960年代は5人、1970年代は4人、1980年代は0人、1990年代は1人、2000年代と2010年代は0人、2020年代はここまで1人と時代とともに少なくなっていることがわかります。

1978年の今井雄太郎投手(阪急)と1994年の槙原寛己投手(巨人)までは約16年、次の2022年の佐々木朗希投手(ロッテ)までは約28年もの長い間隔が空いています。

プロ野球の完全試合歴代達成者は、以下の16人です。

プロ野球の完全試合歴代達成者一覧
藤本英雄(巨人)1950年6月28日(vs西日本)
武智文雄(近鉄)1955年6月19日(vs大映)
宮地惟友(国鉄)1956年9月19日(vs広島)
金田正一(国鉄)1957年8月21日(vs中日)
西村貞朗(西鉄)1958年7月19日(vs東映)
島田源太郎(大洋)1960年8月11日(vs阪神)
森滝義巳(国鉄)1961年6月20日(vs中日)
佐々木吉郎(大洋)1966年5月1日(vs広島)
田中勉(西鉄)1966年5月12日(vs南海)
外木場義郎(広島)1968年9月14日(vs大洋)
佐々木宏一郎(近鉄)1970年10月6日(vs南海)
高橋善正(東映)1971年8月21日(vs西鉄)
八木沢荘六(ロッテ)1973年10月10日(vs太平洋)
今井雄太郎(阪急)1978年8月31日(vsロッテ)
槙原寛己(巨人)1994年5月18日(vs広島)
佐々木朗希(ロッテ)2022年4月10日(vsオリックス)

※球団名は達成当時、所属していた球団名です。

プロ野球の完全試合~あと一人で未遂の投手

プロ野球の完全試合達成者は歴代16人しかいないことはわかりましたが、完全試合まで「あと一人」に迫って未遂に終わった大変気の毒ともいえる投手もいます。

“準完全試合”ともいえる「あと一人」で完全試合を逃してしまったという不運な投手はこれまで4人います。

さらに共通していつのが4人とも完全試合まで「あと一人」に迫りながら、クリーンヒットではなく当たり損ねの内野安打や四球で大記録への道が閉ざされているということです。

内容的にはほぼ完全試合ともいえるだけに本人にとっては本当に悔しかったことでしょう。

特に杉内俊哉投手(巨人)の場合は27人目を四球で出塁させて完全試合の夢が断たれた後、最後の28人目の打者を三振に打ち取ってノーヒットノーラン達成でした。

ノーヒットノーランでも十分に凄い記録ですが、完全試合未遂でのノーヒットノーラン達成ですから複雑な気持ちだっただろうと察します。

プロ野球の完全試合あと一人で未遂の投手は、以下の4人です。

プロ野球の完全試合あと一人で未遂の投手
田宮謙次郎(阪神)1950年3月16日(vs国鉄)
別所毅彦(巨人)1952年6月15日(vs松竹)
村田元一(国鉄)1962年7月12日(vs阪神)
杉内俊哉(巨人)2012年5月30日(vs楽天)※ノーヒットノーランは達成

プロ野球の完全試合達成者は歴代何人?~まとめ

今回は、プロ野球の完全試合達成者は歴代何人なのか、また完全試合達成まであと一人で未遂に終わった投手も見てきました。

プロ野球の完全試合達成者は歴代16人ですが、時代とともに少なくなっています。

また完全試合達成まであと一人で未遂に終わった投手は歴代4人で、その中で杉内俊哉投手(巨人)は27人目を四球で出塁させた後、最後の28人目の打者を三振に打ち取ってノーヒットノーランを達成しました。

近年の完全試合は1978年の次が約16年後の1994年、次が約28年後の2022年と非常に長い間隔が空いています。

10年に1度も見られなくなった完全試合、次はいつ見られるのでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※記録など情報は2022年6月18日時点のものです。

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