2020年シーズンは58勝58敗4引き分けで3位に終わり、リーグ3連覇を逃した西武ライオンズですが、2021年シーズンは打撃陣の復調を軸にリーグ優勝から日本シリーズ進出、そして日本一を目指します。
”打線は水もの”という言葉通り、自慢の強力打線が不発に終わった2020年シーズンの悔しさを晴らすべく、新しいシーズンに臨みます。
既存の戦力中心になりますが、スタメンと先発ローテーションをどう組んでくるのかはファンならずとも非常に興味深いところです。
今回は、西武ライオンズ開幕スタメン&先発ローテーション2021を予想してみたいと思います。
西武ライオンズの開幕スタメン2021予想
2021年の西武ライオンズは野手陣で即戦力となるような新戦力の補強が少なかったことから、開幕スタメン・オーダーは既存の戦力でそのまま戦うことになりそうです。
2020年にメジャーリーグに移籍した秋山翔吾外野手の穴はやはり大きく、ここが改善されたとは言い切れませんが、1番は出塁率・走力に期待して外崎修汰選手を起用し、2番は源田壮亮選手でつなぎます。
3・4番は良くも悪くも森友哉選手と山川穂高選手で固定し、5番にはチーム2位の本塁打数のスパンジェンバーグを起用すると予想します。
6番にはベテランで率に期待して栗山巧選手、7番には長打力のある中村剛也選手を起用し、8番・9番は木村文紀選手と金子侑司選手で機動力を活かして上位につなぎます。
2020年シーズンはたまたま揃って不調だったと考えれば、得点力アップは必至で再び山賊打線が蘇るはずです。
西武ライオンズの開幕スタメン2021予想は、以下の通りです。
西武ライオンズ開幕スタメン2021予想
1番 (二) 外崎修汰(率.247 8本 43打点)
2番 (遊) 源田壮亮(率.270 1本 21打点)
3番 (補) 森友哉(率.251 9本 38打点)
4番 (一) 山川穂高(率.205 24本 73打点)
5番 (右) スパンジェンバーグ(率.268 15本 57打点)
6番 (指) 栗山巧(率.272 12本 67打点)
7番 (三) 中村剛也(率.213 9本 31打点)
8番 (左) 木村文紀(率.231 8本 33打点)
9番 (中) 金子侑司(率.249 3本 21打点)
西武ライオンズの開幕投手2021予想
西武ライオンズの開幕投手2021は、高橋光成投手とすでに発表されています。
西武ライオンズの2020年シーズンの投手陣の個人成績を見ると、二ケタ勝利を挙げた投手はなく、高橋光成投手の8勝がチーム最多です。
安心してマウンドを任せられる大黒柱と呼べる投手が不在ともいえるので、高橋光成投手はチームの大きな期待を背負っての開幕投手抜擢といえます。
高橋光成投手は、初の開幕投手となります。
西武ライオンズの先発ローテーション2021予想
続いて、西武ライオンズの先発ローテーション2021予想です。
すでに開幕投手の高橋光成投手、2戦目の浜屋将太投手までは発表されていますが、2020年の成績では台所事情はかなり寒い状況と言わざるを得ません。
2020年シーズン開幕投手で実績を残しているニール、その他は若手の成長に期待した先発ローテーションになると予想します。
防御率2点台はなし、3点台は高橋光成投手のみで、あとは4点台以上ですから、先発ローテーションは流動的でシーズン通して苦しいやり繰りが続くことでしょう。
新外国人のダーモディー投手の先発ローテーション入りは絶対条件、さらにトレードで獲得した実績のある吉川光夫投手なども加わって総力戦で挑むことになりそうです。
西武ライオンズの先発ローテーション2021予想は、以下の通りです。
①高橋光成(8勝8敗 防3.74)→②浜屋将太(3勝3敗 防4.97) →③ニール(6勝8敗 防5.22)→④松本航(6勝7敗 防4.37)→⑤今井達也(3勝4敗 防6.13)→⑥マット・ダーモディ(新外国人)
その他、ローテーションの谷間や故障者が出た場合の候補
吉川光夫(0勝0敗 防1.69 日本ハム)
與座海人(2勝4敗 防5.45)
十亀剣(1勝2敗 防7.50)
内海哲也(1勝2敗 防4.26)
本田圭佑(1勝4敗 防4.08)
榎田大樹(1勝1敗 防5.25)
ノリン(1勝2敗 防6.75)
西武ライオンズの2021年の戦力分析とシーズン展望
2020年シーズンの西武ライオンズの部門別成績をチェックすると、防御率4.28はパ・リーグ最下位、打率.238はパ・リーグ5位、得点数179はパ・リーグ4位、本塁打107本はパ・リーグ3位でした。
西武ライオンズの2021年の戦力分析をしてみると、昨シーズンの秋山翔吾選手のようなマイナス要素はほとんどありません。
新戦力としては新外国人のマット・ダーモディ投手やトレードでの吉川光夫投手の獲得があるとはいえ、手薄な先発投手陣を考えれば、さらなる補強があってもよかったような印象もあります。
とはいえ将来を見据えた構想として若手の育成に主眼を置いているならば、あくまでも既存の投手陣で賄っていく方針も頷けます。
そういう方針なら打撃陣での補強の少なさも納得できるもので、2020年シーズンはたまたすべてが悪いほうに傾いたという見方もできます。
確かに2年連続であの強力打線が沈黙を続けるとは考えづらいので、戦力は十分といえるでしょう。
とはいえ投打ともに他球団に比べて層が厚いともいえないので、故障者を出さないのも大きなポイントです。
期待通り攻撃陣が復活して投手力をカバーできれば、再び強い西武ライオンズが戻ってくることでしょう。
西武ライオンズの中継ぎ投手2021
クローザー
増田達至
中継ぎ
平良海馬、森脇亮介、平井克典、ギャレット、田村伊知郎、宮川哲、小川龍也、伊藤翔
西武ライオンズの新戦力2021
新外国人
マット・ダーモディ投手(カブス)
トレード
吉川光夫投手(日本ハム)
ドラフト
1位:渡部健人内野手(桐蔭横浜大)
2位:佐々木健投手(NTT東日本)
3位:山村崇嘉内野手(東海大相模高)
4位:若林楽人外野手(駒澤大)
5位:大曲錬投手(福岡大準硬式野球部)
6位:タイシンガーブランドン大河内野手(東京農業大北海道オホーツク)
7位:仲三河優太外野手(大阪桐蔭高)
育成1位:赤上優人投手(東北公益文科大)
育成2位:長谷川信哉外野手(敦賀気比高)
育成3位:宮本ジョセフ拳外野手(名古屋学院大)
育成4位:豆田泰志投手(浦和実高)
育成5位:水上由伸投手(四国学院大)
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西武ライオンズの開幕スタメン&先発ローテーション2021~まとめ
今回は、西武ライオンズの開幕スタメン&先発ローテーション2021を予想してみました。
西武ライオンズの2021年の開幕スタメンは、既存の戦力中心で主力選手の復活がカギで、3・4番の長距離砲は不動のオーダーです。
先発ローテーション2021は、高橋光成投手や浜屋将太投手など若手投手にニール投手や新外国人のダーモディー投手など新戦力を加わりますが、不安定で苦しいやり繰りが続くと予想します。
ソフトバンクホークスの牙城を突き崩しリーグ優勝するには、若手投手の成長と打線の復活が絶対条件といえるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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