東京マラソン2023が、3月上旬に予定通りに開催される見込みとなっています。
まだまだ、新型コロナウイルス感染症の影響は続いていますが、東京マラソン2023の日程とスタート時間はどうなっているのでしょうか?
招待選手など出場選手の顔触れを見ると、今年も前年に負けず劣らずの強力な顔触れになっています。
テレビ放送やインターネットによるライブ配信も充実しているようですから、熱いレースが見られることが期待されます。
今回は、東京マラソン2023のスタート時間と出場選手、テレビ放送・ライブ配信予定などについて見ていきます。
東京マラソン2023のスタート時間
東京マラソン2023の開催日程は3月5日(日)、スタート時間は9時10分で、開催コースは東京都庁前をスタートし、東京駅前・行幸通りをフィニッシュとする東京マラソンコースとなります。
マラソンのトップ選手のフィニッシュは11時15~20分頃、競技終了時刻は16時10分頃が予想されています。
東京マラソン2023の日程とスタート時間など概要は、以下の通りです。
東京マラソン2023の日程・スタート時間など概要
大会名称
東京マラソン2023
兼 ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ
兼 ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会日本代表選手選考競技会
兼 杭州2022アジア競技大会 日本代表選手選考競技会
兼 マラソングランドチャンピオンシップチャレンジ
兼 アボット・ワールドマラソンメジャーズ シリーズXV
日程
2023年3月5日(日)
種目とスタート時間
マラソン:9時10分~(競技終了時間:16時10分)
10.7km:9時10分~(競技終了時間:11時10分)
車いすマラソン:9時05分~(競技終了時間:11時15分)
車いす10.7km:9時05分~(競技終了時間:9時45分)
コース
マラソン:
東京都庁~水道橋~上野広小路~神田~日本橋~浅草雷門~両国~門前仲町~銀座~田町~日比谷~東京駅前・行幸通り
※日本陸上競技連盟・ワールドアスレティックス/AIMS公認コース
10km:
東京都庁~水道橋~神田~日本橋(非公認)
コースマップは、こちら
交通規制図は、こちら
制限時間
マラソン:7時間(9時10分から16時10分まで)
車いすマラソン:2時間10分(9時05分から11時15分まで)
10.7km:2時間00分(9時10分から11時10分まで)
車いす10.7km:40分(9時05分から9時45分まで)
東京マラソン2023の出場選手
東京マラソン2023の招待選手など出場選手は、今年もレベルの高い大変豪華な顔触れとなっています。
海外招待選手としては男子女子ともに強豪選手が揃い、国内招待選手も男子は日本記録保持者の鈴木健吾選手(富士通)や大迫傑選手(Nike)などがエントリー、女子も2020年の名古屋ウィメンズマラソン優勝者の一山麻緒選手(資生堂)と松田瑞生選手(ダイハツ)などがエントリーしています。(※鈴木健吾選手(富士通)は右股関節痛のため欠場)
また、招待選手以外のエリート選手として、男子は2時間6分45秒の自己記録を持つ髙久龍選手(ヤクルト)や昨年のオレゴン世界選手権に出場した星岳選手(コニカミノルタ)、菊地賢人選手(メイクス)、元日本記録保持者の設楽悠太選手(Honda)や双子の兄・啓太選手(日立物流)などの有力選手が注目されます。
招待選手
男子
海外招待選手
- No.1 シサイ・レマ(エチオピア)2時間03分36秒
- No.2 バーナード・コエチ(ケニア)2時間04分09秒
- No.3 サイブリアン・コトゥト(ケニア)2時間04分47秒 ⇒ 欠場
- No.4 スティーブン・キッサ(ウガンダ)2時間04分48秒
- No.5 デソ・ゲルミサ(エチオピア)2時間04分53秒
- No.6 タイタス・キプルト(ケニア)2時間04分54秒
- No.7 モハメド・エサ(エチオピア)2時間05分05秒
- No.8 デメタドゥ・アバテ(エチオピア)2時間06分13秒
- No.9 モハメドレダ・アラビ(モロッコ)2時間06分55秒
- No.10 キャメロン・レビンス(カナダ)2時間07分09秒
※タイムは自己ベスト記録
国内招待選手
- No.11 鈴木健吾(富士通)2時間4分56秒 ⇒ 欠場
- No.12 大迫傑(Nike)2時間05分29秒
- No.13 土方英和(旭化成)2時間06分26秒
- No.14 細谷恭平(黒崎播磨)2時間06分35秒
- No.15 井上大仁(三菱重工)2時間06分47秒
- No.16 吉田祐也(GMOインターネットグループ)2時間07分05秒
- No.17 其田健也(JR東日本)2時間07分14秒
- No.18 小山直城(Honda)2時間08分59秒
※タイムは自己ベスト記録
女子
海外招待選手
- No.51 アシェテ・ベケレ(エチオピア)2時間17分58秒
- No.52 ローズマリー・ワンジル(ケニア)2時間18分00秒
- No.53 ティギスト・アバイェチェウ(エチオピア)2時間18分03秒
- No.54 ジョーンチェリモ・メリー(ルーマニア)2時間18分04秒 ⇒ 欠場
- No.55 ウォルクネシュ・エデサ(エチオピア)2時間18分51秒
- No.56 ツェハイ・ゲメチュ(エチオピア)2時間18分59秒
- No.57 リンゼイ・フラナガン(アメリカ)2時間24分35秒
※タイムは自己ベスト記録
国内招待選手
- No.61 一山麻緒(資生堂)2時間20分29秒
- No.62 松田瑞生(ダイハツ)2時間20分52秒
- No.63 細田あい(エディオン)2時間21分42秒
- No.64 松下菜摘(天満屋)2時間23分05秒
※タイムは自己ベスト記録
エリート出場選手一覧は、こちら(pdf)
ペースメーカー
男子
- Pace.11 ベナード・キメリ(ケニア/所属・富士通)59分07秒※ハーフマラソン
- Pace.12 アモス・クルガト(ケニア/所属・中電工)59分34秒※ハーフマラソン
- Pace.13 レダマ・キサイサ(ケニア/所属・Kao)1時間00分44秒※ハーフマラソン
※タイムは自己ベスト記録
女子
- Pace.21 ビコティ・チェプンゲノ(ケニア)1時間05分03秒※ハーフマラソン
- Pace.22 ベアトリス・チェサレク(ケニア)1時間06分48秒※ハーフマラソン
※タイムは自己ベスト記録
東京マラソン2023のテレビ放送とライブ配信
続いて、東京マラソン2023のテレビ放送とライブ配信予定を見ていきましょう。
テレビ放送は地上波をはじめ多くの放送枠が設けられており、外出中の方にはネット中継もあります。
東京マラソン2023のテレビ放送
東京マラソン2023のテレビ放送は、地上波・CSともにフジテレビ系列で生中継または録画中継される予定です。
地上波の全国中継は11時50分までで、種目によってそれぞれ番組が分かれ、フルマラソン全員がフィニッシュするまで生中継の予定となっています。
詳しい放送スケジュールは、以下の通りです。
東京マラソン2023のテレビ放送
地上波:フジテレビ系列(全国ネット)
放送日時
2023年3月5日(日) 9:00~11:50「東京マラソン2023」(生中継)
※エリートマラソン中継
解説
放送センター:瀬古利彦・高橋尚子
第1放送車:藤田敦史
第2放送車:野口みずき
バイクリポート:金哲彦
地上波:フジテレビ系列(関東地区)
放送日時
2023年3月5日(日) 8:30~9:00「直前スペシャル」(生中継)
解説:瀬古利彦・高橋尚子・藤田敦史・野口みずき
2023年3月5日(日) 12:00~13:00「情熱ランナーを新しいカギが大応援SP」(生中継)
ゲスト:原晋、チョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコ(秋山寛貴・岡部大)、丸山礼
リポート:金哲彦
BS:BSフジ
2023年3月4日(土) 15:00~15:30「東京マラソン2023まであと1日!」
出演:瀬古利彦、
CS:CSフジテレビNEXT
放送日時
2023年3月5日(日) 8:50~11:00(生中継)※車いすマラソン
解説:花岡伸和
2023年3月5日(日) 12:00~13:00「情熱ランナーを新しいカギが大応援SP」(生中継)
ゲスト:原晋、チョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコ(秋山寛貴・岡部大)、丸山礼
リポート:金哲彦
2023年3月5日(日) 13:00~16:20「みんなの市民マラソン」(生中継)
ゲスト:増田明美、金哲彦
2023年3月5日(日) 20:00~22:50(録画)※エリートレース完全版
※放送時間は変更になる場合があります。
東京マラソン2023のライブ配信
東京マラソン2023はテレビ放送の他、インターネットによるライブ配信も予定されています。
前年は動画配信サービス「Hulu」でライブ配信されましたが、今年はフジテレビ系でテレビ放送されることから、「フジテレビオンデマンド(FOD)でのライブ配信が中心になります。
その他に「TVer」でもライブ配信予定です。
詳しい配信スケジュールは、以下の通りです。
東京マラソン2023のライブ配信
FOD
配信日時
2023年3月5日(日) 8:50~11:00「車いすマラソン」(無料配信)
2023年3月5日(日) 9:00~11:50「エリートマラソン」
2023年3月5日(日) 10:15~16:20「全ランナーフィニッシュ配信」
2023年3月5日(日) 12:00~13:00「情熱ランナーを新しいカギが大応援SP」
2023年3月5日(日) 13:00~16:30(生中継)「みんなの市民マラソン」
※解説者・ゲストなど出演者はテレビ放送と同じ
FODでの視聴は、こちら
TVer
配信日時
2023年3月5日(日) 9:00~
TVerでの視聴は、こちら
フジテレビSPORTS公式チャンネル
「YouTubeプレスカンファレンス生配信」
配信日時
2023年3月3日(金) 10:30~12:00 ※車いすマラソン
2023年3月3日(金) 13:00~14:30 ※市民マラソン
東京マラソンの歴代優勝者と優勝タイム
最後に東京マラソンの歴代優勝者と優勝タイムを見ていきましょう。
男子は日本人選手の優勝はこれまで2010年の第4回大会の藤原正和選手のみで、ケニアとエチオピアのアフリカ勢の強さが光ります。
大会記録は2022年の第15回大会でエリウド・キプチョゲ(ケニア)がマークした2時間02分40秒で、最多優勝回数はディクソン・チュンバ(ケニア)とビルハヌ・レゲセ(エチオピア)の2回、連覇記録は同じくビルハヌ・レゲセの2連覇です。
一方、女子は日本人選手の優勝はこれまで3回ありますが、最後の優勝からもうすでに10年以上が経過しています。
近年は男子と同様にケニアとエチオピアのアフリカ勢が強く、大会記録は2022年の第15回大会でブリジット・コスゲイ(ケニア)がマークした2時間16分02秒、最多優勝回数はベルハネ・ディババ(エチオピア)の2回で連覇記録はまだありません。
東京マラソンの歴代優勝者と優勝タイム~男子
2023年(第16回)デソ・ゲルミサ(エチオピア)2時間05分22秒
2022年(第15回)エリウド・キプチョゲ(ケニア):2時間02分40秒
2020年(第14回)ビルハヌ・レゲセ(エチオピア)2時間04分15秒
2019年(第13回)ビルハヌ・レゲセ(エチオピア)2時間04分48秒
2018年(第12回)ディクソン・チュンバ(ケニア)2時間5分30秒
2017年(第11回)ウィルソン・キプサング・キプロティチ(ケニア)2時間03分58秒
2016年(第10回)フェイサ・リレサ(エチオピア)2時間06分56秒
2015年(第9回)エンデショー・ネゲセ(エチオピア)2時間06分00秒
2014年(第8回)ディクソン・チュンバ(ケニア)2時間05分42秒
2013年(第7回)デニス・キメット(ケニア)2時間06分50秒
2012年(第6回)マイケル・キピエゴ(ケニア)2時間07分37秒
2011年(第5回)ハイル・メコネン(エチオピア)2時間07分34秒
2010年(第4回)藤原正和(Honda)2時間12分19秒
2009年(第3回)サリム・キプサング(ケニア)2時間10分27秒
2008年(第2回)ビクトル・ロスリン(スイス)2時間07分23秒
2007年(第1回)ダニエル・ジェンガ(ケニア)2時間09分45秒
※2021年は新型コロナウイルスの影響により未開催
東京マラソンの歴代優勝者と優勝タイム~女子
2023年(第16回)ローズマリー・ワンジル(ケニア)2時間16分28秒
2022年(第15回)ブリジット・コスゲイ(ケニア)2時間16分02秒
2020年(第14回)ロナー・チェムタイサルピーター(イスラエル)2時間17分45秒
2019年(第13回)ルティ・アガ(エチオピア)2時間20分40秒
2018年(第12回)ベルハネ・ディババ(エチオピア)2時間19分50秒
2017年(第11回)サラ・チェプチルチル(ケニア)2時間19分47秒
2016年(第10回)ヘラー・キプロプ(ケニア)2時間21分27秒
2015年(第9回)ベルハネ・ディババ(エチオピア)2時間23分15秒
2014年(第8回)ティルフィ・ツェガエ(エチオピア)2時間22分23秒
2013年(第7回)アベル・ケベデ(エチオピア)2時間25分34秒
2012年(第6回)アツェデ・ハブタム(エチオピア)2時間25分28秒
2011年(第5回)樋口紀子(ワコール)2時間28分49秒
2010年(第4回)アレフティナ・ビクティミロワ(ロシア)2時間34分39秒
2009年(第3回)那須川瑞穂(アルゼ)2時間25分38秒
2008年(第2回)クラウディア・ドレハ(ドイツ)2時間35分35秒
2007年(第1回)新谷仁美(豊田自動織機)2時間31分01秒
※2021年は新型コロナウイルスの影響により未開催
東京マラソン2023の日程とスタート時間~まとめ
今回は、東京マラソン2023のスタート時間と出場選手、テレビ放送・ライブ配信予定などについて見てきました。
東京マラソン2023の開催日程は3月5日(日)、スタート時間は9時10分です。
出場選手は招待選手として男子女子ともに強豪ぞろいで、男子は日本記録保持者もエントリーするレベルの高い豪華な顔触れとなっています。
その他の注目選手も多く、女子では一山麻緒選手(ワコール)や松田瑞生(ダイハツ)などがエントリーしています。
テレビ放送は地上波・BS・CSともにフジテレビ系列で生中継予定、ライブ配信は「FOD(フジテレビオンデマンド)」「TVer」で予定されています。
今年2023年も強力な出場選手が揃っているので、かなりのレースになることが期待されます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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