国内では大きなマラソン大会の開催が続き、大阪マラソン、東京マラソンに続いて、名古屋ウィメンズマラソン2024が開催されます。
実に日本の3大都市で3週連続でのマラソン大会開催となるわけですが、名古屋ウィメンズマラソン2024のスタート時間はどうなっているのでしょうか?
また、名古屋ウィメンズマラソン2024のコースは大都市・名古屋の中心を走り、大会当日は長時間に渡って交通規制がかかります。
大会当日にコース周辺へお出かけになる方は、交通規制の時間帯やどの辺を走るのかコースのルートなどはチェックしておきたいところです。
今回は、名古屋ウィメンズマラソン2024のスタート時間、コースと交通規制、招待選手など出場選手、テレビ放送予定などについて見ていきます。
名古屋ウィメンズマラソン2024のスタート時間
名古屋ウィメンズマラソン2024の開催日程は3月10日(日)、スタート時間は9時10分となっています。
トップ選手のフィニッシュ時刻は11時30分前後、競技終了時間は16時10分頃が予想されます。
同じ日に車いすマラソンも開催されますが、こちらはフルマラソンより10分早い9時ちょうどのスタート時間となっています。
開催コースは、バンテリンドームナゴヤをスタート・フィニッシュ地点とする名古屋ウィメンズマラソンコースです。
名古屋ウィメンズマラソン2024の日程とスタート時間など概要は、以下の通りです。
名古屋ウィメンズマラソン2024の日程・スタート時間など概要
- 大会名称
名古屋ウィメンズマラソン2024
兼 ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ・GS
兼 マラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジ(女子)
~パリ2024オリンピック競技大会 日本代表選手選考競技会~ - 日程
2024年3月10日(日) - 種目とスタート時間
マラソン:9時10分~(競技終了時間:16時10分 ※予想)
ホイールチェアマラソン10km:9時00分~(競技終了時間:9時45分 ※予想) - コース
マラソン42.195km(名古屋ウィメンズマラソンコース):
バンテリンドームナゴヤ~約5km地点の名古屋市博物館~20km過ぎのテレビ塔~25km過ぎの名古屋城~バンテリンドームナゴヤ
※日本陸上競技連盟・ワールドアスレティックス/AIMS公認コース
ホイールチェアマラソン10km:
バンテリンドームナゴヤ~古出来~内山~御器所~新瑞橋~地下鉄掘田~妙音通駅付近(ゴール) - 制限時間
マラソン:7時間
ホイールチェアマラソン10km:45分 - 前年優勝者
ルース・チェプンゲティチ(ケニア)2時間18分08秒
名古屋ウィメンズマラソン2024のコースと交通規制
名古屋ウィメンズマラソン2023のコースは、ナゴヤドームをスタート・フィニッシュとする42.195kmのコースで、テレビ塔や名古屋城など名古屋の名所を駆け抜けます。
高低差がほとんどないフラットなコースのため、好タイムが期待されます。
コースは大都市・名古屋の中心を走るコースとなっており、大会当日は長時間に渡り交通規制がかかります。
場所によって時間帯は異なるものの、栄付近や名古屋環状線を中心に6時00分から16時20分頃までの時間帯で約10時間20分に渡って交通規制がかかります。
スタート時間は9時10分ですから約3時間も前から交通規制が始まることになります。
名古屋市内の交通量の多いエリアなのでコース周辺への往来には注意が必要となり、交通規制がかかる時間帯は駐車場への車両の出入りもできなくなります。
また、自転車や歩行者であってもレース中はマラソンコースを横断できなくなるため、横断歩道橋や地下鉄出入口などを利用することになります。
交通規制図で各エリアの規制時間を確認していただければと思います。
名古屋ウィメンズマラソン2024のコースと交通規制の概要は、以下の通りです。
名古屋ウィメンズマラソン2024のコースと交通規制
- 名古屋ウィメンズマラソンコース
バンテリンドームナゴヤ~古出来~内山~御器所~新瑞橋~地下鉄堀田~内山~高岳~日銀前~若宮北~栄5丁目~日銀前~三の丸1丁目~市役所北~城見通2丁目~康生通2丁目(折り返し)~城見通2丁目~市役所北~三の丸1丁目~日銀前~内山~バンテリンドームナゴヤ(フィニッシュ)
コースマップと高低差は、こちら(マラソン&ホイールチェアマラソン) - 交通規制の時間帯
2024年3月10日(日) 6:00~16:20
交通規制図と迂回路は、こちら(pdf)
名古屋ウィメンズマラソン2024の優勝賞金
続いて、名古屋ウィメンズマラソン2024の賞金がどうなっているのか、見ていきましょう。
海外のマラソン大会はもちろん、国内のマラソン大会も賞金化が徐々に進んでいますが、名古屋ウィメンズマラソン2024では優勝賞金が公開されています。
優勝賞金は15万ドル(約1,650万円)で、残念ながら前年2023年の優勝賞金25万ドル(約2,750万円)から10万ドルのダウンとなりました。(1ドル=110円換算)
ちなみに東京マラソンの優勝賞金が1,100万円ですから、名古屋ウィメンズマラソン2024の賞金がいかに高額かがわかります。
優勝を狙っている選手たちにとっては大きなモチベーションアップにつながる優勝賞金といっていいでしょう。
2位以下の選手にも賞金が支給されるようですが、具体的な賞金額は明らかになっていません。
総合1位:150,000ドル(約1,650万円)
※以降、競技成績により賞金を別途定めます。
また、賞金とは別の話になりますが、名古屋ウィメンズマラソンでは完走者全員にティファニーのオリジナルペンダントが贈られます。
女性ランナーの心をつかんでいるともいえるティファニーのペンダントプレゼントは、フィニッシュの後に続くティファニーブルーのゲートで完走者一人一人に「ブルーボックス」が手渡されます。
他にも完走者全員にニューバランス特製オリジナルTシャツが贈られますが、ティファニーのオリジナルペンダントとTシャツのデザインは大会前日の3月9日(土)に発表されます。
名古屋ウィメンズマラソンの歴代優勝者・大会記録などは、こちらをご参照下さい↓
名古屋ウィメンズマラソン2024の出場選手
続いて、名古屋ウィメンズマラソン2024の招待選手とペースメーカー、その他エリート選手など出場選手を見ていきましょう。
出場選手は招待選手が海外・国内合わせて13名、ペースメーカー7名などとなっています。
国内からはパリオリンピック2024最後の1枠を目指し自己ベスト記録2時間21分台の選手が4名、海外からは唯一2時間20分を世界選手権2022金メダリストのゴティトム・ゲブレシラシエ選手(エチオピア)や杭州アジア大会2023優勝のユニスチェビチー・チュンバ(バーレーン)などが出場します。
名古屋ウィメンズマラソン2024の出場選手は、以下の通りです。
招待選手
- No1:細田あい(エディオン):2時間21分42秒
- No2:鈴木亜由子(JP日本郵政G):2時間21分52秒
- No3:加世田梨花(ダイハツ):2時間21分55秒
- No4:安藤友香(ワコール):2時間21分36秒
- No5:渡辺桃子(天満屋):2時間23分08秒
- No6:大西ひかり(JP日本郵政G):2時間25分54秒
- No7:ゴティトム・ゲブレシラシエ(エチオピア):2時間18分11秒
- No8:ユニスチェビチー・チュンバ(バーレーン):2時間20分02秒
- No9:デルバインレリン・メリンガー(ルーマニア):2時間20分49秒
- No10:ビオラ・チェプトゥー(ケニア):2時間22分44秒
- No11:ジョバンナ・エピス(イタリア):2時間23分46秒
- No12:エロイーズ・ウェリングズ(オーストラリア):2時間25分10秒
- No13:カミール・フレンチ(ニュージーランド)2時間26分08秒
※タイムは自己ベスト記録
ペースメーカー
- PACE1:シャーロット・パデュー(イギリス)2時間22分17秒
- PACE2:シニード・ダイバー(オーストラリア)2時間21分34秒
- PACE3:オマレ・ドルフィンニャボケ(ケニア)1時間06分07秒 ※ハーフ
- PACE4:ネリー・ジェプチュンバ(ケニア)1時間07分00秒 ※ハーフ
- PACE5:マーガレットワンガリ・ムリウキ(ケニア)2時間23分52秒
- PACE6:ジュディスジェプタム・コリル(ケニア)2時間18分20秒
- PACE7:シェイラ・チェプキルイ(ケニア)2時間17分29秒
※タイムは自己ベスト記録
エリート
- No31:李芷萱(中国)
- No32:森田香織(パナソニック)
- No33:パウリン・カムル(ルートインホテルズ)
- No34:唐沢ゆり(九電工)
- No35:棚池穂乃香(大塚製薬)
- No36:筒井咲帆(ヤマダホールディングス)
- No37:夏雨雨(中国)
- No38:竹山楓菜(センコー)
- No39:中村優希(パナソニック)
- No40:ビバリー・ラモス(プエルトリコ)
- No41:光恒悠里(十八親和銀行)
- No42:李井芬(中国)
- No43:曹純玉(東京陸協)
- No44:朝比奈亜妃乃(センコー)
- No45:大森菜月(ダイハツ)
- No46:和田優香里(センコー)
- No47:アビゲール・ノードバーグ(オーストラリア)
- No48:澤畠朋美(埼玉陸協)
- No49:藤澤舞(札幌エクセルAC)
- No50:大塚英梨子(キヤノン)
- No51:吉田香澄(愛知電機)
- No52:永友優雅(南島原市陸協)
- No53:ロージーイザベル・ウェバー(オーストラリア)
- No54:デビールイーズ・ドナルド(ニュージーランド)
- No55:清宮由香里(甲府市陸協)
- No56:古賀夕貴(庄内RT)
- No57:廣川風佳(OBRS)
- No58:小柳美王(大阪長居AC)
- No59:小澤瑠里子(PTC)
- No60:菊地優子(しまむら)
- No61:豊田由希(愛媛銀行)
- No62:中村瑠花(SNOW)
- No63:秋山穂乃果(長野県警察)
- No64:安川沙弥香(awake)
- No65:川﨑由理奈(RUNARX)
- No66:南口冴香(サウルスジャパン)
- No67:駒形陽子(ドリームアシストクラブ東京)
- No68:山内麻代(大阪長居AC)
※出場選手・ペースメーカーは変更になる場合があります。
名古屋ウィメンズマラソン2024の出場選手一覧は、こちらからどうぞ↓
⇒ 招待選手・エリート出場選手・ペースメーカー(pdf)
名古屋ウィメンズマラソン2024のテレビ放送とライブ配信
名古屋ウィメンズマラソン2024のテレビ放送は、地上波・フジテレビ系列で生中継が予定されています。
また、テレビ放送の他に「TVer」と「Locipo(ロキポ)」でインターネットによるライブ配信(ともに無料)も予定されています。
放送・配信スケジュールなどは、以下の通りです。
名古屋ウィメンズマラソン2023のテレビ放送
地上波:フジテレビ系列
番組名:「名古屋ウィメンズマラソン2024」
放送日時:2024年3月10日(日) 9:00~11:50(生中継)
解 説:
有森裕子(バルセロナオリンピック銀メダル、アトランタオリンピック銅メダル)
高橋尚子(シドニーオリンピック金メダル)
野口みずき(アテネオリンピック金メダル)
金哲彦(マラソン解説者)
名古屋ウィメンズマラソン2024のライブ配信
「TVer」・「Locipo(ロキポ)」(ともに無料)
配信日時:2024年3月10日(日)
視聴方法:
「TVer」
「Locipo(ロキポ)トップ画面」→「ライブ」→「通常ライブ」から
名古屋ウィメンズマラソン2024のスタート時間~まとめ
今回は、名古屋ウィメンズマラソン2024のスタート時間、コースと交通規制、招待選手など出場選手、テレビ放送予定などについて見てきました。
名古屋ウィメンズマラソン2024の開催日程は3月10日(日)、スタート時間は9時10分で、優勝賞金は15万ドル(約1,650万円)です。
コースはナゴヤドームをスタート・フィニッシュとする42.195kmの名古屋ウィメンズマラソンコースで、大会当日は場所によって時間帯は異なるものの6時00分から16時20分頃まで約10時間20分に渡って長時間の大規模な交通規制がかかります。
出場選手は招待選手が海外・国内合わせて13名、ペースメーカー7名などとなっています。
テレビ放送は地上波フジテレビ系で生中継、ネット中継は「TVer」と「Locipo(ロキポ)」でライブ配信が予定されています。
2024年大会はどんなレースを見せてくれるのか、期待が高まります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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