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甲子園球場の広さは何平方メートル?ホームランが出にくいのはなぜ?

広い広いといわれている甲子園球場ですが、実際の広さは何平方メートルなのでしょうか?

また、甲子園球場ではホームラン出にくいといわれていますが、本塁~両翼、本塁~中堅までの距離などを他の球場と比較してみると、そこにはなかなか興味深いデータがありました。

はたして、甲子園球場でホームランが出にくいのはなぜなのでしょうか?

今回は、甲子園球場の広さは何平方メートルなのか、また甲子園球場でホームランが出にくいのはなぜなのかを見ていきます。

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甲子園球場の広さは何平方メートル?

甲子園球場の広さはスタンドも含めた全体で約38,500平方メートル(m²)ですが、グラウンド自体の広さは約13,000平方メートル(m²)です。

このグラウンドの広さはプロ野球12球団の球場で最も広いといわれています。

ちなみに収容人数は、内野28,423人と外野19,043人の計47,466人で、こちらもプロ野球12球団の球場の中で堂々のトップです。

甲子園球場の広さは何平方メートルなのかは、以下の通りです。

甲子園球場の広さ
総面積:約38,500平方メートル(m²)

スタンド:約22,600平方メートル(m²)

グラウンド:約13,000平方メートル(m²)

その他:約2,900平方メートル(m²)

甲子園球場でホームランが出にくいのはなぜ?

甲子園球場というと、よく「甲子園球場ではホームランが出にくい」とか「甲子園球場は広い」といわれます。

実際にホームランが出にくい球場を見ると、プロ野球12球団の球場で甲子園球場は10位なのでホームランが出にくい球場であるのは確かです。

ちなみに最もホームランが出にくい球場はナゴヤドーム、最も出やすい球場は東京ドームです。(2019年)

しかし、実際に甲子園球場の広さを他球場と比較してみると、必ずしも広いわけではありません。

これは一体どういうことなのか、詳しく見ていきたいと思います。

甲子園球場は狭い?

球場の広さを表すデータとしてよく用いられるのが、本塁~両翼までの距離と本塁~中堅までの距離です。

甲子園球場の本塁~両翼までの距離は95m、本塁~中堅までの距離は118mで、プロ野球12球団の球場の中でともに11位で下から2番目です。

以外にも広いといわれている甲子園球場は、本塁~両翼と本塁~中堅までの距離においては狭いといえます。

プロ野球12球団の球場で両翼で一番広いのは、マツダスタジアム広島の左翼の101m(右翼は100m)ですが、100m未満の球場は甲子園球場と神宮球場(97.5m)、横浜スタジアム(94.2m」の3つの球場のみです。

また、本塁~中堅までの距離はほとんどの球場が120m以上で、120m未満は甲子園球場と横浜スタジアム(117.7m)の2球場のみです。

そして、最もホームランが出やすい球場である東京ドームは、両翼100m・中堅122mとプロ野球の球場としては標準的な広さです。

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甲子園球場が広いといわれるのはなぜ?

このように本塁~両翼と本塁~中堅までの距離においては狭いといえる甲子園球場ですが、それでも「甲子園球場ではホームランが出にくい」「甲子園球場は広い」といわれるのはなぜなのでしょうか?

甲子園球場は広いと感じる理由としては、フェンスが低いことやファウルゾーンが広く見えることも影響していると思われます。

甲子園球場のフェンスの高さ2.6mはプロ野球12球団の球場の中で10位、下から3番目です。(最も高いのは札幌ドームの5.75m)

しかし、フェンスが低ければホームランが出やすいともいえます。

また、ファウルゾーンには近年では観客席(フィールドシートなど)がせり出している球場が多く、これは確かに甲子園球場は広いと感じさせます。

しかし、これら以上に甲子園球場でホームランが出にくい原因となっているのが、本塁~左中間・右中間までの距離です。

甲子園球場の本塁~左中間・右中間までの距離は118mで、12球団の球場の中で最も距離があります。

ちなみに最もホームランが出やすい球場である東京ドームは110mで最も狭く、甲子園球場とは8mもの違いがあります。

8mも違いがあればホームランが出にくいのは明らかで、このことが甲子園球場は広いといわれる最大の所以ではないかと思われます。

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甲子園球場の広さは何平方メートル?~まとめ

今回は、甲子園球場の広さは何平方メートルなのか、また甲子園球場でホームランが出にくいのはなぜなのかを見てきました。

甲子園球場の広さはスタンドも含めた全体で約38,500平方メートル(m²)、グラウンド自体の広さは約13,000平方メートル(m²)で、グラウンドの広さはプロ野球12球団の球場で最も広いといわれています。

甲子園球場でホームランが出にくいのは、本塁~左中間・右中間までの距離118mという12球団の球場最大の距離が最も大きな理由と思われます。

一方で甲子園球場の本塁~両翼までの距離は95m、本塁~中堅までの距離は118mで、プロ野球12球団の球場の中で11位で下から2番目のむしろ狭い球場です。

にもかかわらず甲子園球場が広いといわれるのはフェンスが低いことやファウルゾーンが広く見えることも影響していると思われます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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