高校野球の聖地として名高い甲子園球場ですが、何県にあるのか誤解されているケースがあるようです。
関西の方には信じられないことかもしれませんが、甲子園球場から遠い地域にお住まいの方ほどこの傾向が強いのではないでしょうか?
実は筆者も実際に甲子園球場に行くまでは大阪にあると思っていました。
そこで今回は、甲子園球場は何県にあるのか、またなぜ大阪にあると誤解されるのか、などを見ていきたいと思います。
甲子園球場は何県にありますか?大阪にあるんじゃないんですか?
「甲子園球場は何県にありますか?」と聞かれれば、以前の筆者は迷わず「大阪にある」と答えていたと思います。
しかし、実際に阪神vs巨人戦を甲子園球場に観戦しに行く機会があって、調べてみると甲子園球場の住所が兵庫県だったことがわかり軽く驚いたものです。
そうです、甲子園球場は兵庫県にあるのです。
甲子園球場が大阪にあると勘違いしている方は筆者に限たことではないと思いますが、ちなみに筆者は伊丹空港も大阪にあると思っていました。
では、甲子園球場の住所などのデータを確認していきましょう。
甲子園球場の住所
甲子園球場の住所は兵庫県西宮市で、以下の通りです。
甲子園球場に駐車場はなく、アクセスは阪神電車が便利で「甲子園駅」から徒歩2~3分です。
住所
〒663-8152 兵庫県西宮市甲子園町1番82号
甲子園球場の正式名称
甲子園球場の正式名称は、「阪神甲子園球場」です。
1934年の開場当初は「甲子園大運動場」という名称で、その後、「甲子園球場」になり、1964年に現在の「阪神甲子園球場」に変更されています。
「甲子園球場」は通称で、他にも単に「甲子園」とも呼ばれます。
甲子園球場の名前の由来
甲子園球場の名前の由来には十干、十二支が関係しています。
十干は「甲・乙・丙~」の1から10のことで、十二支は「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)~」の1から12を意味し、この十干と十二支の漢字を組み合わせると60通りになります。
甲子園球場が完成した1924年(大正13年)は、十干、十二支のそれぞれ最初の「甲(きのえ)」と「子(ね)」が60年ぶりに出合う「甲子の年」で縁起の良い年でした。
そこで甲子園球場の周辺を「甲子園」と名付け、また球場は「甲子園球場(当時は甲子園大運動場)」と名付けられたわけです。
甲子園球場の所有者
甲子園球場の所有者は阪神電気鉄道株式会社です。
高野連や甲子園球場を本拠地球場としているプロ野球球団の阪神タイガースではありません。
阪神電気鉄道株式会社は阪神タイガースの親会社でもあります。
甲子園球場が大阪にあると思われているのは、阪神電気鉄道株式会社の本社が大阪梅田にあることと阪神タイガースに大阪というイメージが強いのが理由ともいわれています。
ちなみに筆者の場合は”阪神タイガース=大阪”というイメージが強かったので、”甲子園球場=大阪にある”と思い込んでいました。
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甲子園球場は何県にありますか?~まとめ
今回は、甲子園球場は何県にあるのか、またなぜ大阪にあると誤解されるのか、などを見てきました。
甲子園球場は大阪にあるのではなく兵庫県西宮市にあり、正式名称は「阪神甲子園球場」、名前の由来には十干、十二支が関係しており甲子園球場が完成した1924年(大正13年)が十干、十二支のそれぞれ最初の「甲(きのえ)」と「子(ね)」が60年ぶりに出合う「甲子の年」で縁起の良い年だったためです。
大阪にあると誤解されるのは所有者は阪神電気鉄道株式会社の本社が大阪にあることと阪神タイガースに大阪というイメージが強いのが理由と思われます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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