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プロ野球のホームランが出やすい球場ランキング!広いと出にくい?

野球ではホームランは広い球場では出にくく、狭い球場では出やすいイメージがあります。

プロ野球では12球団がそれぞれ本拠地球場を持っていますが、ホームランが出やすい球場と出にくい球場というのはあるのでしょうか?

また、球場が広いと出にくいというのは当たっているのでしょうか?

今回は、プロ野球のホームランが出やすい球場ランキングと球場が広いとやはりホームランが出やすいのかどうか見ていきます。

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プロ野球のホームランが出やすい球場ランキング

プロ野球のホームランが出やすい球場を単純にホームランの数だけで比較することもできますが、その場合、試合数などによって差が生じやすくなります。

そこで参考にしたいのがパークファクターという数値で、これは本塁打だけでなく得点などの項目により各球場の特徴を数値化したものです。

パークファクターが1より大きければ他の球場よりホームランが出やすい球場、1より小さければ他の球場よりホームランが出にくい球場といえます。

2019年のパークファクターを指標にすると、プロ野球のホームランが出やすい球場ランキング・トップは東京ドームです。

ホームラン数においてもトップですから、他の追随を許さない文句なしの断トツのトップということになります。

2019年のプロ野球12球団のホームランにおける本拠地球場パークファクター・ランキングは、以下のようになります。

12球団のホームランの本拠地球場パークファクター・ランキング(2019年)

ランキング 球 場 パークファクター ホームラン数 試合数
1 東京ドーム 1.51 219 64
2 福岡ドーム 1.44 167 64
3 神宮球場 1.40 192 67
4 横浜スタジアム 1.20 192 71
5 メットライフドーム 1.08 153 66
5 ZOZOマリンスタジアム 1.08 136 70
7 楽天生命パーク宮城 0.87 125 66
8 マツダスタジアム広島 0.77 118 70
9 京セラドーム大阪 0.76 90 60
10 阪神甲子園球場 0.75 79 62
11 札幌ドーム 0.72 76 58
12 ナゴヤドーム 0.48 73 71

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プロ野球のホームランが出やすい球場~パークファクターと算出方法

パークファクターが本塁打や得点などの項目により各球場の特徴を数値化したものであることは上述した通りですが、どうやって計算するのか、その算出方法を見ていきましょう。

パークファクターは、算出したい球場を本拠地とするチームが記録した「本拠地での成績」と「他球場での成績」によって算出されます。

例えば、A球場(B球団本拠地球場)のホームランのパークファクターの場合は、

パークファクター
=⦅(A球場でのB球団本塁打+A球場でのB球団被本塁打)÷A球場での試合数⦆
÷⦅(A球場以外の球場でのB球団本塁打+A球場以外の球場でのB球団被本塁打)÷A球場以外の球場での試合数⦆

となります。

ちょっと複雑ですが、各球場ごとのデータが反映されるため、ホームランバッターが多い少ないといった影響が可能な限り少なくできます。

プロ野球のホームランが出やすい球場~広いと出にくい?

プロ野球のホームランが出やすい球場と出にくい球場の違いとして、真っ先に考えられるのが球場の広さだと思います。

休場が広いとホームランが出にくいようにイメージすると思いますが、はたしてどうでしょうか?

現在、プロ野球12球団の球場で両翼で一番広いのは、マツダスタジアム広島の左翼の101mですが、ほとんどの球場が100mクラスで逆に狭いのが神宮球場97.5m・甲子園球場95m・横浜スタジアム94.2mです。

ちなみに中堅はほとんどの球場が120m以上で、120m未満は甲子園球場118m・横浜スタジアム117.7mの2球場のみです。

しかし、興味深いのは両翼が狭い甲子園球場はホームランが出やすい球場ランキングとしては下位だということです。

甲子園球場でホームランが出にくい理由は、こちらの記事をご参照下さい↓

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こちらでは、甲子園球場の広さは何平方メートルなのか、また甲子園球場でホームランが出にくいのはなぜなのかをまとめました。広いといわれる甲子園球場の実際の広さは何平方メートルなのでしょうか?また、甲子園球場ではホームランが出にくい理由は?

これに対して、ランキング1位の東京ドームは、両翼100m・中堅122mと現代のプロ野球の球場としては標準的な広さになります。

フェンスの高さに関しても比較してみると、必ずしもフェンスの高い球場=ホームランの出にくい球場とは言い切れない部分があります。

このように不思議なことではありますが、プロ野球のホームランが出やすい球場と出にくい球場の違いは、広さやフェンスだけが原因ではないといえます。

確かに球場の広さやフェンスの高さもホームランが出やすいひとつの要素にはなると思いますが、他の要素も複雑に絡み合っているようです。

プロ野球の球場の広さ・フェンスの高さは、こちらをご参照下さい↓

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こちらでは、プロ野球の球場で一番広いのはどこなのか、さらに収容人数ランキングなどについてもまとめました。最近では日本でもドーム球場も増え球場のタイプもさまざまあります。日本のプロ野球チームは12球団ありますが一番広い球場はどこなのでしょうか?

プロ野球のホームランが出やすい球場ランキング~まとめ

今回は、プロ野球のホームランが出やすい球場ランキングと球場が広いとやはりホームランが出やすいのかどうか見てきました。

2019年のプロ野球のホームランが出やすい球場ランキング・トップは東京ドームで、パークファクターとホームラン数ともにトップでした。

しかし、東京ドームは両翼100m・中堅122mと現代のプロ野球の球場としては標準的な広さであることから必ずしも球場が広いとホームランが出やすいとは言い切れない部分もあります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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