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メジャーリーグMVPはいつ発表される?決め方・賞金と歴代日本人受賞は?

そのシーズンに最も活躍した選手に贈られるのが最優秀選手賞、いわゆるMVPです。

メジャーリーグでは月間MVP、週間MVPなどさまざまなMVPがありますが、やはりレギュラーシーズンのMVPが最も大きなMVPといえるでしょう。

では、メジャーリーグMVPはいつ発表され、決め方賞金はどうなっているのでしょうか?

過去に日本人選手が受賞したことがあるのかどうかも気になります。

今回は、メジャーリーグMVPはいつ発表されるのか、また、その決め方や賞金、歴代日本人受賞選手や最多受賞選手についても見ていきます。

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メジャーリーグMVPはいつ発表される?

メジャーリーグではレギュラーシーズンが終了した後、ポストシーズンに突入します。

ポストシーズンは通常10月に行われ、ワールドシリーズが終了するのは10月下旬か11月上旬になります。

そして、MVPが発表されるのはワールドシリーズが終わってからになり、毎年11月の中旬頃に発表されています。

気になる2023年のMVPは11月22日午前8時(日本時間)に発表される予定です。

ちなみに、2023年のMVPは11月17日(日本時間)、2022年のMVPは11月18日(日本時間)、2021年のMVPは11月19日(日本時間)、2020年のMVPは11月13日(日本時間)に発表されました。

また、MVPといえば通常はシーズンMVPをいいますが、MVPには他にもリーグチャンピオンシップシリーズ、ワールドシリーズ、オールスターゲームでもそれぞれMVPを選出しています。

MVPにはさらに月間MVP、週間MVP、月間新人MVPもあります。

メジャーリーグMVPの決め方・賞金

では、メジャーリーグMVPはどいうやって決めるのか、その決め方を見ていきましょう。

まず、メジャーリーグMVPはシーズンに最も活躍した選手の贈られますが選出されるのはアメリカンリーグとナショナルリーグから各1名ずつです。

決め方は全米野球記者協会(BBWAA)の30名の記者投票で、どの記者がだれに投票したかということまで公開されます。

30名の記者はアメリカン・リーグの球団がある15の都市から2名ずつ選ばれます。

選考基準は特に決まっていませんが、投手については「サイ・ヤング賞」があるので、MVPは野手が選ばれることが多くなっています。

「サイヤング賞」の歴代受賞者と成績一覧は、こちら

具体的な決め方は選ばれた30名の記者がリーグ10名までの選手に順位をつけて投票するという選出方法で、順位によって下記のようにMVPポイントが定められており、このMVPポイントの合計を最も多く獲得した選手がMVPとなります。

MVPポイント
1位:14ポイント
2位:9ポイント
3位:8ポイント
4位:7ポイント
5位:6ポイント
6位:5ポイント
7位:4ポイント
8位:3ポイント
9位:2ポイント
10位:1ポイント

このように1位と2位の差が5ポイントもあるのに対して、2位以下は1ポイントずつの差しかありません。

1位を獲得できるかどうかが、MVPになれるかどうかの大きなポイントといえるでしょう。

なお、考慮されるのはレギュラーシーズンの活躍のみでポストシーズンやオールスターゲームなどの活躍は対象外です。

また、賞金についてですがメジャーリーグでのタイトルには基本的に賞金は出ないようです。

ホームランダービー(2021年)でも優勝者には100万ドル(約1億1,000万円)、1回戦で敗退した大谷翔平選手にも15万ドル(約1,650万円)の賞金が出たりしていましたから、MVPには名誉だけというのも少々意外な気がします。

日本プロ野球の年間MVPの決め方と賞金などにつては、こちらをご参照下さい↓↓

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メジャーリーグのMVP~日本人

MVPの中でも最高の名誉ともいえるレギュラーシーズンのMVPですが、過去に日本人選手でシーズンMVPに輝いた選手はいるのでしょうか?

日本人選手でMVPに輝いたのは、イチロー選手と大谷翔平選手の2名のみです。

イチロー選手はメジャーリーグ移籍1年目の2001年、大谷翔平選手は二刀流が開花した2021年と2023年の2回、それぞれ受賞しています。

イチロー選手の2001年はMVPの他にも首位打者、新人王、ゴールドグラブ、シルバースラッガー、最多安打、最多盗塁など数多くのタイトルを獲得し大活躍しました。

イチローのMVP受賞時(2001年)の成績
打率:.350
安打:242本
本塁打:8本
打点:69
盗塁:56

大谷翔平のMVP受賞時(2021年)の成績
打撃成績
打率:.257
安打:138本
本塁打:46本
打点:100
盗塁:26

投手成績
勝敗:9勝4敗
防御率:3.18
奪三振:156

大谷翔平のMVP受賞時(2023年)の成績
打撃成績
打率:.304
安打:151本
本塁打:44本
打点:95
盗塁:20

投手成績
勝敗:10勝5敗
防御率:3.14
奪三振:167

その他、シーズンMVP以外では、松井秀喜選手が2009年のワールドシリーズでMVPを獲得しています。

大谷翔平選手の年度別成績は、こちらをご参照下さい↓↓

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メジャーリーグMVPの歴代最多受賞選手

では最後にメジャーリーグMVPを最も多く受賞したのは何回でだれなのか、歴代最多受賞選手を見ていきましょう。

歴代最多は7回受賞のバリー・ボンズです。

続く複数回受賞記録が3回ですからボンズの7回がいかに圧倒的な受賞回数かがわかります。今後、破られることがあるのかどうか、まさに前人未到の記録といえるでしょう。

また、フランク・ロビンソンは2回受賞していますが、史上唯一のアメリカンリーグとナショナルリーグ両リーグでの受賞です。

メジャーリーグMVP複数回受賞選手は、以下の通りです。

メジャーリーグMVP複数回受賞選手
7回
バリー・ボンズ(1990・1992・1993・2001~2004年)

3回
ジミー・フォックス(1932・1933・1938年)
ジョー・ディマジオ(1939・1941・1947)
スタン・ミュージアル(1943・1946・1948)
ロイ・キャンパネラ(1951・1953・1955)
ヨギ・ベラ(1951・1954・1955)
ミッキー・マントル(1956・1957・1962)
マイク・シュミット(1980・1981・1986)
アレックス・ロドリゲス(2003・2005・2007)
アルバート・プホルス(2005・2008・2009)
マイク・トラウト(2014・2016・2019)

2回
ウォルター・ジョンソン(1913・1924)
ロジャース・ホーンスビー(1925・1929)
ルー・ゲーリッグ(1927・1936)
ミッキー・カクレーン(1928・1934)
カール・ハッベル(1932・1936)
ハンク・グリーンバーグ(1935・1940)
ハル・ニューハウザー(1944・1945)
テッド・ウィリアムズ(1946・1949)
ウィリー・メイズ(1954・1965)
アーニー・バンクス(1958・1959)
ロジャー・マリス(1960・1961)
フランク・ロビンソン(1961・1966)
ジョニー・ベンチ(1970・1972)
ジョー・モーガン(1975・1976)
デール・マーフィー(1982・1983)
ロビン・ヨーント(1982・1989)
カル・リプケン・Jr(1983・1991)
フランク・トーマス(1993・1994)
フアン・ゴンザレス(1996・1998)
ミゲル・カブレラ(2012・2013)
大谷翔平(2021・2023)

※2023年シーズン終了時点

日本プロ野球の歴代年間MVPについては、こちらをご参照下さい↓↓

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メジャーリーグMVPはいつ発表される?~まとめ

今回は、メジャーリーグMVPはいつ発表されるのか、また、その決め方や賞金、歴代日本人受賞選手や最多受賞選手についても見てきました。

メジャーリーグMVPは通常、ワールドシリーズ終了後の11月中旬頃に発表されています。

メジャーリーグMVPの決め方は全米野球記者協会(BBWAA)の30名の記者投票で、リーグ10名までの選手に順位をつけて投票するという選出方法で、賞金はありません

歴代日本人受賞選手はイチロー選手(2001年)と大谷翔平選手(2021・2023年)の2名です。

メジャーリーグMVP過去の最多受賞選手はバリー・ボンズで受賞回数7回は他の追随を許さない圧倒的な記録といえます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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