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サイクルヒットの意味とは?プロ野球と甲子園の歴代達成者なども!

達成されることが非常に少ない記録のひとつにサイクルヒットという記録があります。

野球に詳しい方ならよくご存知だと思いますが、初心者の野球ファンにはサイクルヒットの意味がよくわからないという方もいらっしゃるかと思います。

サイクルヒットとはいったいどんな記録なのか、またあまり見られない記録ということで歴代達成者にはどんな選手がいるのかも気になります。

今回は、サイクルヒットの意味とは何か、またプロ野球と甲子園の歴代達成者などを見ていきたいと思います。

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サイクルヒットの意味とは?

サイクルヒットの意味とは、野球やソフトボールで1試合中にひとりの選手が単打、二塁打、三塁打、本塁打のそれぞれを1本以上打つ記録のことをいいます。

サイクルヒットとは和製英語で、日本語で「サイクル安打」または「一巡安打」、英語では”hit for the cycle”と呼ばれます。

ちなみに、サイクルヒットには、単打、二塁打、三塁打、本塁打の順で記録した「ナチュラル・サイクルヒット」と逆に本塁打、三塁打、二塁打、単打の順に記録した「リバースサイクルヒット」があり、順番を無関係で成立したサイクルヒットとは区別されています。

サイクルヒット達成するためには、打つことが難しい三塁打をいかに打つかということがあげられます。

実際に三塁打が出なかったためにサイクルヒットを達成できなかった例は非常に多くあり、サイクルヒット達成の確率はノーヒットノーランよりも低くなっています。

サイクルヒット~プロ野球の歴代達成者

続いて、日本プロ野球でのサイクルヒット歴代達成者を見ていきましょう。

日本のプロ野球では、サイクルヒットは70人の選手が計75回達成しています。

ただし、日本シリーズやプレーオフ、クライマックスシリーズで達成した選手はまだいません。

シーズン最多達成者は4人で、2003年7月1日には違う球場ではありますが稲葉篤紀選手(ヤクルト)と村松有人選手(ダイエー)が同じ日にサイクルヒットを達成するという珍記録も生まれています。

メジャーリーグでの日本人選手のサイクルヒット達成者は、2019年6月13日の大谷翔平選手(エンゼルス)のみです。

日本プロ野球のサイクルヒット歴代達成者は、こちらからどうぞ!
サイクルヒット歴代達成者(NPB公式サイト)

サイクルヒットのプロ野球の歴代達成者~オールスターゲーム

日本シリーズやクライマックスシリーズで達成されたことのないサイクルヒットですが、オールスターゲームでは達成者が2名います。

日本シリーズやクライマックスシリーズなどに比べてバッターボックスに入る機会が少ないため、達成される可能性は低いはずですが、おもしろいデータといえるでしょう。

プロ野球オールスターゲームのサイクルヒット歴代達成者は、以下の通りです。

プロ野球オールスターゲームのサイクルヒット歴代達成者
1992年7月19日:古田敦也(ヤクルト)
2019年7月13日:近本光司(阪神)

サイクルヒットのプロ野球の複数回達成者

日本のプロ野球では、サイクルヒットは70人が計75回達成していますが、ということはひとりの選手が複数回達成していることになります。

また、珍しい記録ではアレックス・オチョア選手(中日)は史上唯一、日本のプロ野球とアメリカ・メジャーリーグの両方でサイクルヒットを達成しています。(MLBでは1996年7月3日フィリーズ戦、NPBでは2004年4月13日巨人戦で達成)

この珍しい記録の達成者は以下の4名で、中にはひとりで3回達成した選手もいます。

サイクルヒットのプロ野球の複数回達成者
藤村富美男(2回)
1948年10月2日(阪神)・1950年5月25日(阪神)

松永浩美(2回)
1982年10月8日(阪急)・1991年5月24日(オリックス)

ロバート・ローズ(3回)
1995年5月2日(横浜)・1997年4月29日(横浜)・1999年6月30日(横浜)

福留孝介(2回)
2003年6月8日(中日)・2016年7月30日(阪神)

※カッコ内の球団名は達成時の所属球団

サイクルヒット~甲子園の歴代達成者

甲子園の高校野球では、春の選抜と夏の甲子園が阪神甲子園球場で開催されていますが、サイクルヒットは春の選抜1回と夏の甲子園6回の合わせて7回達成されています。

甲子園のサイクルヒットの歴代達成者は、以下の通りです。

春の選抜大会(1人)
1979年(第51回)北野敏史(箕島)vs 浪商

夏の甲子園(6人)
1949年(第31回)杉山慎二郎(平安)vs 盛岡

1975年(第57回)玉川寿(土佐)vs 桂

1991年(第73回)沢村通(大阪桐蔭)vs 秋田

1998年(第80回)藤本敏也(明徳義塾)vs 横浜

2004年(第86回)林裕也(駒大苫小牧)vs 横浜

2019年(第101回)杉田翔太郎(敦賀気比)vs 國學院久我山

サイクルヒットの意味とは?~まとめ

今回は、サイクルヒットの意味とは何か、またプロ野球と甲子園の歴代達成者などを見てきました。

サイクルヒットの意味とは、野球やソフトボールで1試合中にひとりの選手が単打、二塁打、三塁打、本塁打のそれぞれを1本以上打つ記録のことをいいます。

サイクルヒットの歴代達成者は、日本のプロ野球では70人の選手が計75回、甲子園では春の選抜1回と夏の甲子園6回の合わせて7回で7人が達成しています。

中には複数回、達成した選手も4人いますが、サイクルヒットの記録達成はノーヒットノーランより低い確率だけに非常に希少価値の高い記録といえるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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