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プロ野球の年間MVP一覧!歴代最年少や最多受賞回数の選手などまとめ

プロ野球MVPには月間MVPやオールスターゲームMVPなど、さまざまなMVPがありますが、選手たちが受賞して最もうれしいのが年間MVPなのではないでしょうか?

長いプロ野球の歴史の中でどんな選手が受賞しているのか、大変興味深いものがあります。

そんなプロ野球の歴代年間MVPの選手の中で、歴代最年少選手や最多受賞回数の選手など、どんな記録が残っているのか気になるところです。

今回は、プロ野球の年間MVPの歴代最年少選手や最多受賞回数の選手などについて見ていきます。

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プロ野球の年間MVP~歴代最年少選手や最多受賞回数など

プロ野球のMVP(Most Valuable Player)は通称で、正式名称は最優秀選手です。

文字通り、そのシーズンに最も活躍した選手に贈られる賞で、セ・リーグとパ・リーグから各1名ずつ選出されます。

プロ野球の年間MVPの歴代最年少選手

プロ野球の年間MVPを歴代最年少で受賞した選手は、1リーグ時代は1937年春の沢村栄治投手(巨人)の20歳、2リーグ制になった1950年以降は1957年の稲尾和久投手(西鉄)の19歳です。

筆者は2021年の村上宗隆選手(ヤクルト)の21歳ではないかと予想していたのですが、上には上がいるものです。

すでに半世紀以上も前の記録ですが、10代での受賞となると高卒でプロになって1~2シーズン目ですから今後、記録が更新されるかどうかはかなり厳しそうです。

逆に最年長で年間MVPを受賞した選手は1988年の門田博光選手(南海)の40歳です。

プロ野球の年間MVPの歴代最年少・最年長選手
年間MVPの歴代最年少選手
1リーグ時代
20歳:1937年春 沢村栄治(巨人)

2リーグ制以降
19歳:1957年 稲尾和久(西鉄)

年間MVPの歴代最年長選手
40歳:1988年 門田博光選手(南海)

※年齢は開幕時です。

プロ野球の年間MVPの歴代最多受賞回数の選手

続いて、プロ野球の年間MVPの最多受賞回数の選手を見ていきましょう。

最多受賞回数は王貞治選手(巨人)の9回が断トツのトップで、5回の長嶋茂雄選手(巨人)と野村克也捕手(南海)を大きく引き離しています。

長嶋茂雄選手と野村克也捕手の5回もかなりの記録ですが、王貞治選手は現役22年間で9回の受賞ですからいかに凄い記録かがわかります。

以下、3回受賞者が6名となっています。

その他、年間MVPの連続受賞記録としては阪急・山田久志投手(1976~1978年)とオリックス・イチロー選手(1994~1996年)、オリックス・山本由伸投手(2021~2023年)の3年連続が最多記録、またセ・パ両リーグで年間MVPを受賞したのは江夏豊投手(1979年広島・1981年日本ハム)と小笠原道大選手(2006年日本ハム・2007年巨人)の2名のみです。

プロ野球の年間MVPの最多受賞回数ランキングは、以下の通りです。

プロ野球の年間MVP受賞回数ランキング
1位:9回
王貞治(1964・1965・1967・1969・1970・1973・1974・1976・1977年)

2位タイ:5回
長嶋茂雄(1961・1963・1966・1968・1971年)
野村克也(1961・1963・1965・1966・1973年)

4位タイ:3回
川上哲治(1941・1951・1955年)※1リーグ制1回・2リーグ制2回
山本一人(1946・1948・1951年)※1リーグ制2回・2リーグ制1回
山田久志(1976~1978年)
イチロー(1994~1996年)
松井秀喜(1996・2000・2002年)
山本由伸(2021~2023年)

プロ野球の年間MVP一覧

プロ野球の年間MVPの表彰は1937年から始まりましたが1949年までは1リーグ制につきMVPは1名のみ、2リーグ制となった1950年以降はセ・リーグとパ・リーグから各1名ずつ2名が選出されています。

プロ野球の年間MVPの受賞者は、以下の通りです。

プロ野球年間MVP歴代受賞者一覧(2リーグ・1950年~)

年度 セ・リーグ パ・リーグ
1950 小鶴誠(松竹) 別当薫(毎日)
1951 川上哲治(巨人) 山本一人(南海)
1952 別所毅彦(巨人) 柚木進(南海)
1953 大友工(巨人) 岡本伊三美(南海)
1954 杉下茂(中日) 大下弘(西鉄)
1955 川上哲治(巨人) 飯田徳治(南海)
1956 別所毅彦(巨人) 中西太(西鉄)
1957 与那嶺要(巨人) 稲尾和久(西鉄)
1958 藤田元司(巨人) 稲尾和久(西鉄)
1959 藤田元司(巨人) 杉浦忠(南海)
1960 秋山登(大洋) 山内和弘(大海)
1961 長嶋茂雄(巨人) 野村克也(南海)
1962 村山実(阪神) 張本勲(東映)
1963 長嶋茂雄(巨人) 野村克也(南海)
1964 王貞治(巨人) J.スタンカ(南海)
1965 王貞治(巨人) 野村克也(南海)
1966 長嶋茂雄(巨人) 野村克也(南海)
1967 王貞治(巨人) 足立光宏(阪急)
1968 長嶋茂雄(巨人) 米田哲也(阪急)
1969 王貞治(巨人) 長池徳二(阪急)
1970 王貞治(巨人) 木樽正明(ロッテ)
1971 長嶋茂雄(巨人) 長池徳二(阪急)
1972 堀内恒夫(巨人) 福本豊(阪急)
1973 王貞治(巨人) 野村克也(南海)
1974 王貞治(巨人) 金田留広(ロッテ)
1975 山本浩二(広島) 加藤秀司(阪急)
1976 王貞治(巨人) 山田久志(阪急)
1977 王貞治(巨人) 山田久志(阪急)
1978 若松勉(ヤクルト) 山田久志(阪急)
1979 江夏豊(広島) C.マニエル(近鉄)
1980 山本浩二(広島) 木田勇(日本ハム)
1981 江川卓(巨人) 江夏豊(日本ハム)
1982 中尾孝義(中日) 落合博満(ロッテ)
1983 原辰徳(巨人) 東尾修(西武)
1984 衣笠祥雄(広島) ブーマー・ウェルズ(阪急)
1985 R.バース(阪神) 落合博満(ロッテ)
1986 北別府学(広島) 石毛宏典(西武)
1987 山倉和博(巨人) 東尾修(西武)
1988 郭源治(中日) 門田博光(南海)
1989 W.クロマティ(巨人) R.ブライアント(近鉄)
1990 斎藤雅樹(巨人) 野茂英雄(近鉄)
1991 佐々岡真司(広島) 郭泰源(西武)
1992 J.ハウエル(ヤクルト) 石井丈裕(西武)
1993 古田敦也(ヤクルト) 工藤公康(西武)
1994 桑田真澄(巨人) イチロー(オリックス)
1995 T.オマリー(ヤクルト) イチロー(オリックス)
1996 松井秀喜(巨人) イチロー(オリックス)
1997 古田敦也(ヤクルト) 西口文也(西武)
1998 佐々木主浩(横浜) 松井稼頭央(西武)
1999 野口茂樹(中日) 工藤公康(ダイエー)
2000 松井秀喜(巨人) 松中信彦(ダイエー)
2001 R.ペタジーニ(巨人) T.ローズ(近鉄)
2002 松井秀喜(巨人) A.カブレラ(西武)
2003 井川慶(阪神) 城島健司(ダイエー)
2004 川上憲伸(中日) 松中信彦(ダイエー)
2005 金本知憲(阪神) 杉内俊哉(ソフトバンク)
2006 福留孝介(中日) 小笠原道大(日本ハム)
2007 小笠原道大(巨人) ダルビッシュ有(日本ハム)
2008 A.ラミレス(巨人) 岩隈久志(楽天)
2009 A.ラミレス(巨人) ダルビッシュ有(日本ハム)
2010 和田一浩(中日) 和田毅(ソフトバンク)
2011 浅尾拓也(中日) 内川聖一(ソフトバンク)
2012 阿部慎之助(巨人) 吉川光夫(日本ハム)
2013 W.バレンティン(ヤクルト) 田中将大(楽天)
2014 菅野智之(巨人) 金子千尋(オリックス)
2015 山田哲人(ヤクルト) 柳田悠岐(ソフトバンク)
2016 新井貴浩(広島) 大谷翔平(日本ハム)
2017 丸佳浩(広島) D.サファテ(ソフトバンク)
2018 丸佳浩(広島) 山川穂高(西武)
2019 坂本勇人(巨人) 森友哉(西武)
2020 菅野智之(巨人) 柳田悠岐(ソフトバンク)
2021 村上宗隆(ヤクルト) 山本由伸(オリックス)
2022 村上宗隆(ヤクルト) 山本由伸(オリックス)
2023 村上頌樹(阪神) 山本由伸(オリックス)

プロ野球年間MVP歴代受賞選手一覧(1リーグ制時代・1937~1949年)

年度 受賞選手
1937春 沢村栄治(巨人)
1937秋 B.ハリス(イーグルス)
1938春 苅田久徳(セネタース)
1938秋 中島治康(巨人)
1939 V.スタルヒン(巨人)
1940 須田博(巨人)
1941 川上哲治(巨人)
1942 水原茂(巨人)
1943 呉昌征(巨人)
1944 若林忠志(阪神)
1946 山本一人(グレートリング)
1947 若林忠志(阪神)
1948 山本一人(南海)
1949 藤村富美男(阪神)

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プロ野球の年間MVPの決め方と賞金は?発表日はいつ頃になる?
こちらでは、プロ野球の年間MVPの決め方と賞金、発表日はいつ頃なのか、などについてまとめました。プロ野球でそのシーズンに最も活躍した選手に贈られる年間MVP(最優秀選手)ですが、決め方や賞金には日米で大きな違いがあります。また発表日はいつ頃?

プロ野球の年間MVP歴代最年少や最多受賞回数の選手~まとめ

今回は、プロ野球の年間MVPの歴代最年少選手や最多受賞回数の選手などについて見てきました。

プロ野球の年間MVPの歴代最年少選手は、1リーグ時代では1937年春の沢村栄治投手(巨人)の20歳、2リーグ制(1950年)以降は1957年の稲尾和久投手(西鉄)の19歳です。

最多受賞回数の選手は王貞治選手(巨人)で9回で、以下、長嶋茂雄選手(巨人)と野村克也捕手(南海)が5回で続きます。

いずれも古い記録が多く、今後の記録更新に期待がかかります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※記録は2023年シーズン終了時点のものです。

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