サイヤング賞はメジャーリーグのシーズン最優秀投手に贈られる賞で、メジャー歴代勝利数1位の通算511勝を挙げた伝説の名投手・サイ・ヤングの功績を称えて1956年に創設されました。
サイヤング賞は「投手最高の名誉」「世界No1投手賞」とも呼ばれ、歴代受賞者には錚々たる名投手の名が並びます。
その中で歴代最多受賞者はだれなのか、また、これまでに日本人受賞者はいるのでしょうか?
選出方法で規定投球回数や成績など何か基準にようなものがあるのかどうかも気になります。
今回は、サイヤング賞の歴代最多受賞者と成績、規定投球回数など基準や日本人受賞者はいるのかなどを見ていきます。
サイヤング賞の歴代最多受賞者と成績
サイヤング賞の歴代最多受賞者はロジャー・クレメンスで7回受賞しています。成績は7回受賞のうち4回の最多勝(1986・1987・1997・1998年)、1986年には年間MVPと同時受賞しています。
メジャーリーグ24年間の現役生活も長いですが、その中で7回の受賞は驚異的としかいいようがありません。以下、ランディ・ジョンソンの5回、スティーブ・カールトンとグレッグ・マダックスの4回と続きます。
サイヤング賞の受賞回数ランキングは、以下の通りです。
サイヤング賞の受賞回数ランキング
- 1位:7回
ロジャー・クレメンス(1986・1987・1991・1997・1998・2001・2004年) - 2位:5回
ランディ・ジョンソン(1995・1999・2000・2001・2002年) - 3位タイ:4回
スティーブ・カールトン(1972・1977・1980・1982年)
グレッグ・マダックス(1992・1993・1994・1995年) - 5位タイ:3回
サンディ・コーファックス(1963・1965・1966年)
トム・シーバー(1969・1973・1975年)
ジム・パーマー(1973・1975・1976年)
ペドロ・マルティネス(1997・1999・2000年)
クレイトン・カーショウ(2011・2013・2014年)
マックス・シャーザー(2013・2016・2017年)
ジャスティン・バーランダー(2011・2019・2022年)
サイヤング賞の歴代受賞者と成績一覧
サイヤング賞1956~1966年までは両リーグから1名、1967年以降はナショナル・リーグとアメリカン・リーグから各1名ずつ選出されています。
サイヤング賞の歴代受賞者と成績一覧は、以下の通りです。
サイヤング賞の歴代受賞者と成績一覧
※成績は左から勝敗とセーブ・防御率・奪三振
- 2024年
クリス・セール(アトランタ・ブレーブス)18勝3敗・2.38・225
タリク・スクバル(デトロイト・タイガース)18勝4敗・2.39・228 - 2023年
ブレイク・スネル(サンディエゴ・パドレス)14勝9敗・2.25・234
ゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)15勝4敗・2.63・222 - 2022年
サンディ・アルカンタラ(マイアミ・マーリンズ)14勝9敗・2.28・207
ジャスティン・バーランダー(ヒューストン・アストロズ)18勝4敗・1.75・185 - 2021年
コービン・バーンズ(ミルウォーキー・ブルワーズ)11勝5敗・2.43・234
ロビー・レイ(トロント・ブルージェイズ)13勝7敗・2.84・248 - 2020年
トレバー・バウアー(シンシナティ・レッズ)5勝4敗・1.73・100
シェーン・ビーバー(クリーブランド・インディアンズ)8勝1敗・1.63・122 - 2019年
ジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)11勝8敗・2.43・255
ジャスティン・バーランダー(デトロイト・タイガース)21勝6敗・2.58・300 - 2018年
ジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)10勝9敗・1.70・269
ブレイク・スネル(タンパベイ・レイズ)21勝5敗・1.89・221 - 2017年
マックス・シャーザー(ワシントン・ナショナルズ)16勝6敗・2.51・268
コーリー・クルーバー(クリーブランド・インディアンズ)18勝4敗・2.25・265 - 2016年
マックス・シャーザー(ワシントン・ナショナルズ)20勝7敗・2.96・284
リック・ポーセロ(ボストン・レッドソックス)22勝4敗・3.15・189 - 2015年
ジェイク・アリエータ(シカゴ・カブス)22勝6敗・1.77・239
ダラス・カイケル(ヒューストン・アストロズ)20勝8敗・2.48・216 - 2014年
クレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)21勝3敗・1.77・239
コーリー・クルーバー(クリーブランド・インディアンズ)18勝9敗・2.44・269 - 2013年
クレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)16勝9敗・1.83・232
マックス・シャーザー(デトロイト・タイガース)21勝3敗・2.90・240 - 2012年
R.A.ディッキー(ニューヨーク・メッツ)20勝6敗・2.73・230
デビッド・プライス(タンパベイ・レイズ)20勝5敗・2.56・205 - 2011年
クレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)21勝5敗・2.28・248
ジャスティン・バーランダー(デトロイト・タイガース)24勝5敗・2.40・250 - 2010年
ロイ・ハラデイ(フィラデルフィア・フィリーズ)21勝10敗・2.44・219
フェリックス・フェルナンデス(シアトル・マリナーズ)13勝12敗・2.27・232 - 2009年
ティム・リンスカム(サンフランシスコ・ジャイアンツ)15勝7敗・2.48・261
ザック・グレインキー(カンザスシティ・ロイヤルズ)16勝8敗・2.16・242 - 2008年
ティム・リンスカム(サンフランシスコ・ジャイアンツ)18勝5敗・2.62・265
クリフ・リー(クリーブランド・インディアンズ)22勝3敗・2.54・170 - 2007年
ジェイク・ピービー(サンディエゴ・パドレス)19勝6敗・2.54・240
C・C・サバシア(クリーブランド・インディアンズ)19勝7敗・3.21・209 - 2006年
ブランドン・ウェブ(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)16勝8敗・3.10・178
ヨハン・サンタナ(ミネソタ・ツインズ)19勝6敗・2.77・245 - 2005年
クリス・カーペンター(セントルイス・カージナルス)21勝5敗・2.83・213
バートロ・コローン(ロサンゼルス・エンゼルス)21勝8敗・3.48・157 - 2004年
ロジャー・クレメンス(ヒューストン・アストロズ)18勝4敗・2.98・218
ヨハン・サンタナ(ミネソタ・ツインズ)20勝6敗・2.61・265 - 2003年
エリック・ガニエ(ロサンゼルス・ドジャース)2勝3敗55S・1.20・137
ロイ・ハラデイ(トロント・ブルージェイズ)22勝7敗・3.25・204 - 2002年
ランディ・ジョンソン(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)24勝5敗・2.32・334
バリー・ジト(オークランド・アスレチックス)23勝5敗・2.75・182 - 2001年
ランディ・ジョンソン(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)21勝6敗・2.49・372
ロジャー・クレメンス(ニューヨーク・ヤンキース)20勝3敗・3.51・213 - 2000年
ランディ・ジョンソン(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)19勝7敗・2.64・347
ペドロ・マルティネス(ボストン・レッドソックス)18勝6敗・1.74・284 - 1999年
ランディ・ジョンソン(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)17勝9敗・2.48・364
ペドロ・マルティネス(ボストン・レッドソックス)23勝4敗・2.07・313 - 1998年
トム・グラビン(アトランタ・ブレーブス)20勝6敗・2.47・157
ロジャー・クレメンス(トロント・ブルージェイズ)20勝6敗・2.65・271 - 1997年
ペドロ・マルティネス(モントリオール・エクスポズ)17勝8敗・1.90・305
ロジャー・クレメンス(トロント・ブルージェイズ)21勝7敗・2.05・292 - 1996年
ジョン・スモルツ(アトランタ・ブレーブス)24勝8敗・2.94・276
パット・ヘントゲン(トロント・ブルージェイズ)20勝10敗・3.22・177 - 1995年
グレッグ・マダックス(アトランタ・ブレーブス)19勝2敗・1.63・181
ランディ・ジョンソン(シアトル・マリナーズ)18勝2敗・2.48・294 - 1994年
グレッグ・マダックス(アトランタ・ブレーブス)16勝6敗・1.56・156
デビィド・コーン(カンザスシティ・ロイヤルズ)16勝5敗・2.94・132 - 1993年
グレッグ・マダックス(アトランタ・ブレーブス)20勝10敗・2.36・197
ジャック・マクダウエル(シカゴ・ホワイトソックス)22勝10敗・3.37・158 - 1992年
グレッグ・マダックス(シカゴ・カブス)20勝11敗・2.18・199
デニス・エカーズリー(オークランド・アスレチックス)7勝1敗51S・1.91・93 - 1991年
トム・グラビン(アトランタ・ブレーブス)20勝11敗・2.55・192
ロジャー・クレメンス(ボストン・レッドソックス)18勝10敗・2.62・241 - 1990年
ダグ・ドレイベック(ピッツバーグ・パイレーツ)22勝6敗・2.76・131
ボブ・ウェルチ(オークランド・アスレチックス)27勝6敗・2.95・127 - 1989年
マーク・デービス(サンディエゴ・パドレス)4勝3敗44S・1.85・92
ブレット・セイバーヘイゲン(カンザスシティ・ロイヤルズ)23勝6敗・2.16・193 - 1988年
オーレル・ハーシュハイザー(ロサンゼルス・ドジャース)23勝8敗1S・2.26・178
フランク・バイオーラ(ミネソタ・ツインズ)24勝7敗・2.64・193 - 1987年
スティーブ・ベドロシアン(フィラデルフィア・フィリーズ)4勝3敗40S・2.83・74
ロジャー・クレメンス(ボストン・レッドソックス)20勝9敗・2.97・256 - 1986年
マイク・スコット(ヒューストン・アストロズ)18勝10敗・2.22・306
ロジャー・クレメンス(ボストン・レッドソックス)24勝4敗・2.48・238 - 1985年
ドワイト・グッデン(ニューヨーク・メッツ)24勝4敗・1.53・268
ブレット・セイバーヘイゲン(カンザスシティ・ロイヤルズ)20勝6敗・2.87・158 - 1984年
リック・サトクリフ(シカゴ・カブス)16勝1敗・2.69・155
ウィリー・ヘルナンデス(デトロイト・タイガース)9勝3敗32S・1.92・112 - 1983年
ジョン・デニー(フィラデルフィア・フィリーズ)19勝6敗・2.37・139
ラマー・ホイト(シカゴ・ホワイトソックス)24勝10敗・3.66・148 - 1982年
スティーブ・カールトン(フィラデルフィア・フィリーズ)23勝11敗・3.11・286
ピート・ブコビッチ(ミルウォーキー・ブルワーズ)18勝6敗・3.34・105 - 1981年
フェルナンド・バレンズエラ(ロサンゼルス・ドジャース)13勝7敗・2.48・180
ローリー・フィンガーズ(ミルウォーキー・ブルワーズ)6勝3敗28S・1.04・61 - 1980年
スティーブ・カールトン(フィラデルフィア・フィリーズ)24勝9敗・2.34・286
スティーブ・ストーン(ボルチモア・オリオールズ)24勝7敗・3.23・149 - 1979年
ブルース・スーター(シカゴ・カブス)6勝6敗37S・2.22・110
マイク・フラナガン(ボルチモア・オリオールズ)23勝9敗・3.08・190 - 1978年
ゲイロード・ペリー(サンディエゴ・パドレス)21勝6敗・2.73・154
ロン・ギドリー(ニューヨーク・ヤンキース)25勝3敗・1.74・248 - 1977年
スティーブ・カールトン(フィラデルフィア・フィリーズ)23勝10敗・2.64・198
スパーキー・ライル(ニューヨーク・ヤンキース)13勝5敗26S・2.17・68 - 1976年
ジム・パーマー(ボルチモア・オリオールズ)22勝13敗・2.51・159
ランディー・ジョーンズ(サンディエゴ・パドレス)22勝14敗・2.74・93 - 1975年
トム・シーバー(ニューヨーク・メッツ)22勝9敗・2.38・243
ジム・パーマー(ボルチモア・オリオールズ)23勝11敗1S・2.09・193 - 1974年
マイク・マーシャル(ロサンゼルス・ドジャース)15勝12敗21S・2.42・143
ジム・ハンター(オークランド・アスレチックス)25勝12敗・2.49・143 - 1973年
トム・シーバー(ニューヨーク・メッツ)19勝10敗・2.08・251
ジム・パーマー(ボルチモア・オリオールズ)22勝9敗1S・2.40・158 - 1972年
スティーブ・カールトン(フィラデルフィア・フィリーズ)27勝10敗・1.98・310
ゲイロード・ペリー(クリーブランド・インディアンズ)24勝16敗1S・1.92・234 - 1971年
ファーガソン・ジェンキンス(シカゴ・カブス)24勝13敗・2.77・263
ヴァイダ・ブルー(オークランド・アスレチックス)24勝8敗・1.82・301 - 1970年
ボブ・ギブソン(セントルイス・カージナルス)23勝7敗・3.12・274
ジム・ペリー(ミネソタ・ツインズ)24勝12敗・3.04・168 - 1969年
トム・シーバー(ニューヨーク・メッツ)25勝7敗・2.21・208
デニー・マクレイン(デトロイト・タイガース)24勝9敗・2.80・181
マイク・クェイヤー(ボルチモア・オリオールズ)23勝11敗・2.38・182
※ALはデニー・マクレインとマイク・クェイヤー2名受賞 - 1968年
ボブ・ギブソン(セントルイス・カージナルス)22勝9敗・1.12・268
デニー・マクレイン(デトロイト・タイガース)31勝6敗・1.96・280 - 1967年
マイク・マコーミック(サンフランシスコ・ジャイアンツ)22勝10敗・2.85・150
ジム・ロンボーグ(ボストン・レッドソックス)22勝9敗・3.16・246 - 1966年 サンディ・コーファックス(ロサンゼルス・ドジャース)27勝9敗・1.73・317 ※NL
- 1965年 サンディ・コーファックス(ロサンゼルス・ドジャース)26勝8敗2S・2.04・382 ※NL
- 1964年 ディーン・チャンス(ロサンゼルス・エンゼルス)20勝9敗4S・1.65・207 ※AL
- 1963年 サンディ・コーファックス(ロサンゼルス・ドジャース)25勝5敗・1.88・306 ※NL
- 1962年 ドン・ドライスデール(ロサンゼルス・ドジャース)25勝9敗1S・2.84・232 ※NL
- 1961年 ホワイティ・フォード(ニューヨーク・ヤンキース)25勝4敗・3.21・209 ※AL
- 1960年 バーノン・ロー(ピッツバーグ・パイレーツ)20勝9敗・3.08・120 ※NL
- 1959年 アーリー・ウィン(シカゴ・ホワイトソックス)22勝10敗・3.17・179 ※AL
- 1958年 ボブ・ターリー(ニューヨーク・ヤンキース)21勝7敗1S・2.97・168 ※AL
- 1957年 ウォーレン・スパーン(ミルウォーキー・ブレーブス)21勝11敗3S・2.69・111 ※NL
- 1956年 ドン・ニューカム(ブルックリン・ドジャース)27勝7敗・3.06・139 ※NL
※NL:ナショナル・リーグ、AL:アメリカン・リーグ
※1967以降はナショナル・リーグ(上段)とアメリカン・リーグ(下段)から各1名ずつ
サイヤング賞の規定投球回数など基準
続いて、サイヤング賞の規定投球回数など基準を見ていきましょう。
サイヤング賞は、”全米野球記者協会所属の記者60人による投票”によって決まります。各記者は1~5位(1位7点・2位4点・3位3点・4位2点・5位1点)まで投票し、その合計点の最も高い選手がサイヤング賞受賞者となります。
投票内容は公開制となっているため、当然ながら記者も真剣に選考に当たります。そして、サイヤング賞には明確な基準はなく、相対評価で選出されています。
例えば日本プロ野球の沢村賞は先発完投型の投手を対象としていますが、サイヤング賞は対象も先発・中継ぎ・抑えとどのポジションでも関係なく規定投球回数や勝利数などの成績も特に関係ありません。(ポストシーズンの成績は含まれません)
ただ、基準がないとはいえ、シーズンに最も活躍した投手を選ぶわけですから成績はいいに越したことはありません。成績など数字や抽象的な要素などが加味されて投手の評価につながるといっていいでしょう。
サイヤング賞~日本人受賞者は?
では、これまで日本人でサイ・ヤング賞を受賞した選手はいるのでしょうか?
残念ながら現時点では、サイ・ヤング賞を受賞した日本人選手はまだいません。(2024年シーズン終了時点)
これまでサイ・ヤング賞の票を獲得した日本人投手は11人で、最高位は2013・2020年のダルビッシュ有投手と2020年の前田健太投手の2位です。
日本人選手のサイ・ヤング賞受賞もあと一歩というところまできており、日本人受賞者が現れる日もそう遠くないかもしれません。
サイヤング賞~過去の日本人の順位・得点など
1995年:野茂英雄(ドジャース)
4位(19ポイント)13勝6敗防御率2.54
1995年:野茂英雄(ドジャース)
4位(5ポイント)16勝11敗防御率3.19
2006年:斎藤隆(ドジャース)
8位(1ポイント)6勝2敗24S防御率2.07
2008年:松坂大輔(レッドソックス)
4位(10ポイント)18勝3敗防御率2.90
2012年:ダルビッシュ有(レンジャース)
9位(1ポイント)16勝9敗防御率3.90
2013年:ダルビッシュ有(レンジャース)
2位(93ポイント)13勝9敗防御率2.83
2013年:岩隈久志(マリナーズ)
3位(73ポイント)14勝6敗防御率2.66
2013年:上原浩治(レッドソックス)
7位(10ポイント)4勝1敗21S防御率1.09
2016年:田中将大(ヤンキース)
7位(6ポイント)14勝4敗防御率3.07
2020年:ダルビッシュ有(カブス)
2位(123ポイント)8勝3敗防御率2.01 ※ナ・リーグ
2020年:前田健太(ツインズ)
2位(92ポイント)6勝1敗防御率2.70 ※ア・リーグ
2022年:大谷翔平(エンゼルス)
4位(82ポイント)15勝9敗防御率2.33
2022年:ダルビッシュ有(パドレス)
8位(7ポイント)16勝8敗防御率3.10
2023年:千賀滉大(メッツ)
7位(15ポイント)12勝7敗防御率2.98
2024年:今永昇太(カブス)
5位(38ポイント)15勝4敗防御率2.91
※2024年シーズン終了時点
サイヤング賞の歴代受賞者と成績~まとめ
今回は、サイヤング賞の歴代受賞者と成績、規定投球回数など基準や日本人受賞者はいるのかなどを見てきました。
サイヤング賞の歴代最多受賞者はロジャー・クレメンスの7回受賞、成績は7回受賞のうち4回の最多勝(1986・1987・1997・1998年)、1986年には年間MVPと同時受賞しています。
サイヤング賞には明確な基準はなく相対評価で選出され、対象も先発・中継ぎ・抑えとどのポジションでも関係なく規定投球回数や勝利数などの成績も特に関係ありません。
これまでサイ・ヤング賞の票を獲得した日本人投手は8人で、最高位は2013・2020年のダルビッシュ有投手と2020年の前田健太投手の2位ですが日本人受賞者はまだいません。(2024年シーズン終了時点)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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