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メジャーリーグの試合開始時間が中途半端で遅いのはなぜ?夜8時台も!

メジャーリーグでは試合開始時間が○時07分とか○時38分とか分刻みの中途半端な設定になっています。

また、ナイターでは夜8時台から試合開始という非常に遅い試合開始時間も見られます。

日本のプロ野球には見られない試合開始時間のため、不思議に思われた方も多いかと思います。

メジャーリーグ独特の試合開始時間といえますが、なぜ、このような設定になっているのでしょうか?

今回は、メジャーリーグの試合開始時間が中途半端で夜8時台開始など遅いこともあるのはなぜなのか、その理由を見ていきたいと思います。

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メジャーリーグの試合開始時間が中途半端なのはなぜ?

メジャーリーグでも日本のプロ野球でも試合開始前に始球式や国家斉唱、スタメン紹介などが行われるのは同じです。

これらのイベントが終わった後、日本のプロ野球は○時00分とか、キリのいい時間に試合開始となります。

しかし、メジャーリーグでは日本とは違って○時00分からこれらのイベントが始まります。

そのため試合開始時間は当然ながら中途半端になります。

テレビ中継は○時00分から始まるのがほとんどで、試合開始前はCMや解説など試合前の紹介をする仕組みになっています。

このCMによる収入がテレビ局には重要になっています。

メジャーリーグではテレビ局が莫大な契約金を支払って放映権を獲得しているので、このような中途半端な試合開始時間になっているというわけです。

メジャーリーグの試合開始時間が中途半端な理由
テレビ局(CM)への配慮

メジャーリーグの試合開始時間が遅いのはなぜ?夜8時台も

メジャーリーグの試合開始時間がなぜ中途半端なのかはわかりました。

しかし、メジャーリーグの試合開始時間ではもうひとつ、夜遅い試合開始時間があるのはなぜでしょうか。

日本のプロ野球ではナイターは夜6時開始がほとんどですが、メジャーリーグでは夜8時台の試合開始時間も珍しくありません。

これには時差とテレビの視聴率が関係しています。

アメリカでメジャーリーグの試合が行われている東と西にはそれぞれ東部時間と西部時間があり、時差は3時間あります。

例えば、東部時間の午後7時は西部時間では午後4時となります。

テレビ中継では東海岸の人たちは問題なく観戦できますが、西海岸の人たちは仕事中で観戦できません。

また、逆に西部時間の午後7時は東部時間の午後10時となります。

テレビ中継では西海岸の人たちは問題なく観戦できますが、東海岸の人たちは試合時間が2時間を超えると日付が変わってしまいます。

これでは東海岸ではテレビの視聴率が下がってしまう恐れがあります。

上述したように、莫大な契約金を支払って放映権を獲得しているテレビ局としては何とかしなくてはなりません。

そこで、東海岸と西海岸の人たちを含めてアメリカ全域で最も視聴しやすい時間はどこなのかを考えると、

「東部時間の午後8時=西部時間の午後5時」

となりました。

つまり、東部時間の夜8時台の試合開始時間なら、試合時間が3時間と仮定すると夜11時台に試合終了となり日付が変わる心配もありません。

一方、西海岸でも午後5時台に試合が始まって夜8時台に試合終了となります。

東海岸と西海岸の両方で高い視聴率が期待できるというわけです。

メジャーリーグの試合開始時間が夜遅いのはアメリカの広い国土が関係していました。

時差のない日本とは違って、多くの視聴者を獲得するためのテレビ局の苦肉の策ともいえるでしょう。

メジャーリーグの試合開始時間が夜遅い理由
時差とテレビの視聴率の関係

メジャーリーグの試合開始時間~まとめ

今回は、メジャーリーグの試合開始時間が中途半端で夜8時台開始など遅いこともあるのはなぜなのか、その理由を見てきました。

メジャーリーグの試合開始時間が中途半端なのは、莫大な契約金を支払って放映権を獲得しているTV局(CM)への配慮のためです。

また、夜20時台など遅い試合開始時間なのは時差とテレビの視聴率が関係しており、時差3時間の東海岸と西海岸の人たちを含めてアメリカ全域で最も視聴しやすい試合開始時間が東部時間の夜8時台のためです。

中途半端な試合開始時間と夜遅い試合開始時間のどちらにもテレビ局の意向が反映されており、メジャーリーグとテレビ局が密接に関係していることがわかります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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