新型コロナウイルス流行により、各方面でさまざまな影響が出ています。
各種イベントは延期または中止の追い込まれ、プロ野球も例外ではありません。
3月20日に予定されていた開幕も延期が発表され、現時点ではまだ開幕日がいつになるのかは確定できない状況です。
年間試合数の削減は避けられないと思われる中、年間シートの払い戻しはあるのでしょうか?
今回は、プロ野球の開幕延期で年間シートの払い戻しはあるのか、また2011年東日本大震災時はどうだったのかを見ていきます。
プロ野球の開幕延期で年間シートの払い戻しは?
プロ野球の開幕延期が決まり、プロ野球ファンはガッカリしたと思います。
しかし、セ・パ交流戦までも中止となると、ガッカリを通り越して今シーズンは開幕を迎えられるのかどうか心配になっってきます。
すでに、中止が決まった試合のチケットを購入された方には払い戻しが発表されていますが、問題は年間シートを購入している場合です。
年間シートは、ホームゲームを行う球場で指定された座席を一年間使用できる座席のことをいいますが、座席にもよりますが料金が100万円を超えることもある非常に高額なチケットです。
ここまで延期が長引くと、大幅な試合数削減は避けられないと思われ年間シートの払い戻しがあるのどうかは非常に大きな問題です。
各チームの年間シートへの対応を見てみると、まだ詳細は決めかねているようです。
例えば、東北楽天ゴールデンイーグルスの場合は、4月17日(金)の時点で、
年間シート・平日休日パックをお持ちの方
チケットのお取り扱い、また今後の観戦方法については、詳細が決まり次第ご案内させていただきます。
改めてのご案内までお手元のチケットは破棄せず大切に保管をいただきますようお願いいたします。東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイトより引用
といった具合です。
年間シートは通常の中止ではチケット料金の払い戻しはありませんが、今回のような特殊なケースでは一部払い戻し等、何らかの対応がいずれ発表されるものと予想しますがどうでしょうか。
プロ野球の開幕延期で年間シートの払い戻しは?2011年震災時は?
プロ野球の開幕延期というと2011年の東日本大震災が思い出されます。
2011年3月11日に起きた東日本大震災を受け、3月25日に予定されていたセ・パ両リーグの開幕戦が紆余曲折を経て4月12日に延期となりました。
2011年は開幕こそ延期となったものの日本シリーズ開幕を2週間遅らせるなどして日程を組み直して、なんとか試合を消化できました。
したがって、年間シートの払い戻しも行うことなくシーズンを終えることができました。
しかし、今回はまだ開幕日すら決定することができない状況です。
このように新型コロナウイルスの影響は、すでに2011年の東日本大震災を上回っています。
年間シートに限らず、プロ野球界にとって前代未聞の事態となるのは間違いないところで、最悪の場合、今シーズンのすべての試合が中止となることも可能性としてはあるでしょう。
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プロ野球の開幕延期で年間シートの払い戻し~まとめ
今回は、プロ野球の開幕延期で年間シートの払い戻しはあるのか、また2011年東日本大震災時はどうだったのかを見てきました。
各チームの年間シートへの対応を見ると、まだ詳細は決めかねているようですが、すでに2011年の東日本大震災を上回る影響が出ていることから一部払い戻し等、何らかの対応がいずれ発表されるものと予想します。
プロ野球の開幕延期による年間シートの払い戻しについては情報が発表され次第、更新していく予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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