国内最大級の都市型市民マラソン大会として大人気の大阪マラソン2023が、大阪府で開催されます。
毎年3万人を超えるランナーが大阪の名所を駆け抜ける大阪マラソンですが、今年2023年の日程とスタート時間はどうなっているでしょうか?
また、300人程度が予定されている招待選手などエリート部門の出場選手やテレビ放送予定も気になります。
今回は、大阪マラソン2023の日程とスタート時間、出場選手、テレビ放送・ネット中継予定、コース情報などについて見ていきたいと思います。
大阪マラソン2023の日程とスタート時間
大阪マラソン2023の開催日程は2月26日(日)、スタート時間は車いすマラソンが9時05分、マラソンの第1ウェーブが9時15分で、開催コースは大阪府庁前をスタートし、大阪城公園内をフィニッシュとする大阪マラソンコースとなります。
競技終了時刻は車いすマラソンが11時25分、マラソンが16時15分頃の予定です。
大阪マラソン2023は、「みんなでかける虹」をスローガンとしています。
この「虹をかける」の「架ける」と「走る」の「駆ける」を掛け合わせたもので、シンボルマークも「走」という漢字をモチーフに疾走するランナーを大阪マラソン2020のテーマカラーである虹の7色を使って表現したものとなっています。
大阪マラソン2023の日程とスタート時間など概要は、以下の通りです。
大阪マラソン2023の日程・スタート時間など概要
大会名称
大阪マラソン2023 ~OSAKA MARATHON 2023~(第11回大阪マラソン)
(英文名:Osaka Marathon 2023)
ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ
兼 ブタペスト2023世界陸上競技選手権大会日本代表選手選考競技会
兼 杭州2022アジア競技大会 日本代表選手選考競技会
兼 マラソングランドチャンピオンシップチャレンジ
日程
2023年2月26日(日)
スタート時間
車いすマラソン:9時05分
マラソン第1ウェーブ:9時15分、以降順次スタート
種目
マラソン(42.195km)
コース
大阪マラソンコース(42.195km):大阪府庁前~大阪城公園内
※日本陸上競技連盟・WA/AIMS公認コース
定員
マラソン:32,000人(一般ランナー28,620人、市民アスリート1,500人、車いす30人、大阪スポーツ応援ランナー800人、チャリティランナー1,000人、障がい者ランナー50人)
大阪マラソン2023のスタート・制限時間
続いて、大阪マラソン2023のスタート時間と制限時間を見ていきましょう。
スタート時間は、まず車いすマラソンが9時05分にスタートしますが、以降のフルマラソンは感染対策やスタート時・コース走行中の混雑を緩和するためにウェーブ(時間差)スタートとなります。
スタート時間や競技終了時刻は、以下のようになります。
大阪マラソン2023のスタート時間
9:05~ 車いすマラソンスタート
9:15~ マラソン第1ウェーブスタート
以降順次スタート
11:25~ 車いすマラソン終了
16:15 マラソン終了
また、制限時間は第1ウェーブの号砲を基準にフルマラソンが7時間、車いすが2時間20分です。
大阪マラソン2023の制限時間
マラソン:7時間(競技終了時刻16:15)※第1ウェーブの号砲を基準
車いす:2時間20分(競技終了時刻11:25)
ウェーブスタート順と整列ブロック分けの優先順位
大阪マラソン2020では、混雑緩和と感染対策のためウェーブ(時間差)スタートが採用されます。
このウェーブスタート順は、申込時の記録証タイム(自己ベストタイム)などを参考に決められます。
決定には日本陸上競技連盟の登録は関係ありませんが、記録証タイム(自己ベストタイム)と予想タイムの両方が未入力の方は第3ウェーブの最後尾ブロックからのスタートとなります。
大阪マラソン2023のウェーブスタート順と整列ブロック分けの優先順位は、以下の通りです。
ウェーブスタート順と整列ブロック分けの優先順位
① 招待選手・エリートランナー
② 自己ベストタイムを持っているランナー(過去2年間で確認できるマラソン大会での記録)
③ 予想タイムを申告したランナー
④ 自己ベストタイム・予想タイムの両方を申告しなかったランナー
大阪マラソン2023の出場選手
大阪マラソン2023のエリート部門の出場選手は、招待選手やペースメーカーを含めて男女合わせて262名程度が予定されています。
大阪マラソン2023~エリート部門エントリー選手
招待選手(28名)
マラソン男子:17名
マラソン女子:10名
車いすマラソン男子:1名
ペースメーカー(6名)
マラソン男子:6名
エリートランナー(228名)
マラソン男子:201名
マラソン女子:27名
合計:262名
招待選手
男子(17名)
海外招待選手(9名)
- No.1 ハイレマリアム・キロス(エチオピア)2時間04分41秒
- No.2 アバイネ・デグ(エチオピア)2時間04分53秒
- No.3 ビクター・キプランガット(ウガンダ)2時間05分09秒
- No.4 モーセ・キベット(ケニア)2時間05分20秒
- No.5 アルフォンス・フェリックス・シンブ(タンザニア)2時間06分20秒
- No.6 アヤド・ラムダセム(スペイン)2時間06分25秒
- No.7 メルハウィ・ケセテ(エリトリア)2時間06分36秒
- No.8 イーヨブ・ゲブレヒウェット・ファニエル(イタリア)2時間07分19秒
- No.9 スティーブン・モコカ(南アフリカ)2時間07分40秒
※タイムは自己ベスト記録
国内招待選手(8名)
- No.11 定方俊樹(三菱重工)2時間07分05秒
- No.12 大六野秀畝(旭化成)2時間07分12秒
- No.13 カリウキ・サイモン(戸上電機製作所)2時間07分18秒
- No.14 川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)2時間07分27秒
- No.15 下田裕太(GMOインターネットグループ)2時間07分27秒
- No.16 大塚祥平(九電工)2時間07分38秒
- No.17 作田将希(JR東日本)2時間07分42秒
- No.18 服部勇馬(トヨタ自動車)2時間07分27秒
※タイムは自己ベスト記録
男子エリート出場選手一覧は、こちら(pdf)
女子(10名)
海外招待選手(7名)
- No.51 ビビアン・キプラガト(ケニア)2時間20分18秒
- No.52 ヘレン・トラ・ベケレ(エチオピア)2時間21分01秒
- No.53 ボルネス・ジェキルイ(ケニア)2時間21分26秒
- No.54 ベイヌ・デゲファ(エチオピア)2時間23分04秒
- No.55 リサ・ウェイトマン(オーストラリア)2時間24分00秒
- No.56 レテブラン・ヘイレイ・ゲブレシラシエ(エチオピア)2時間24分47秒
- No.57 サウド・カンボウチア(モロッコ)2時間27分35秒
※タイムは自己ベスト記録
国内招待選手(3名)
- No.61 福良郁美(大塚製薬)2時間25分15秒
- No.62 川内理江(大塚製薬)2時間25分35秒
- No.63 青木奈波(岩谷産業)2時間33分32秒
※タイムは自己ベスト記録
女子エリート出場選手一覧は、こちら(pdf)
車いすマラソン招待選手(1名)
- No.601西田宗城(バカラパシフィック)1時間20分28秒
※タイムは自己ベスト記録
ペースメーカー
ペースメーカー(6名)
- P1.マイケル・ギザエ(ケニア/所属・スズキ)2時間07分28秒
- P2.ジェームス・ルンガル(ケニア/所属・中央発條)2時間08分21秒
- P3.ジョセフ・カランジャ(ケニア/所属・愛知製鋼)59分48秒 ※ハーフマラソン
- P4.太田智樹(トヨタ自動車)27分33秒13 ※10000m
- P5.上田颯汰(関西学院大学)1時間01分56秒 ※ハーフマラソン
- P6.守屋和希(関西学院大学)1時間02分25秒 ※ハーフマラソン
※タイムは自己ベスト記録
大阪マラソン2023のテレビ放送とラジオ放送
大阪マラソン2023のテレビ放送は、地上波はNHK総合テレビと読売テレビで、ラジオ放送はNHKラジオ第1放送で生中継が予定されています。
放送の時間帯からNHK総合テレビではエリートランナー、読売テレビではエリートランナー以外を中心とした中継になると思われます。
詳しい放送スケジュールは、以下の通りです。
大阪マラソン2023のテレビ放送
地上波:NHK総合
放送日時
2023年2月26日(日) 9:00~11:54(生中継)
解説
尾形剛、中本健太郎、花田勝彦(第1中継車)
地上波:読売テレビ(関西ローカル)
放送日時
2023年2月26日(日) 11:40~13:05(生中継)
MC
ブラックマヨネーズ (小杉竜一・吉田敬)、虎谷温子(ytvアナウンサー)
番組ランナー
鳥谷敬(元プロ野球選手)、佐藤佳奈(ytvアナウンサー)
スタジオゲスト
能見篤史(元プロ野球選手)、福士加代子(元女子マラソン日本代表)、ネイビーズアフロ・みながわ
中継リポーター
フースーヤ(田中ショータイム・谷口理)、立田恭三(ytvアナウンサー)、大野晃佳(ytvアナウンサー)
大阪マラソン2023のラジオ放送
ラジオ:NHKラジオ第1放送
放送日時
2023年2月26日(日) 9:05~11:40(生中継)
解説
松村康平
※放送時間は変更になる場合があります。
大阪マラソン2023のライブ配信などネット中継
大阪マラソン2023はテレビ放送の他にもライブ配信などネット中継も予定されています。
ライブ配信は「読売テレビ」で、見逃し配信は「NHKプラス」でネット中継されます。(無料)
「読売テレビ」では番組ランナーの元プロ野球選手・鳥谷敬とytvアナウンサー・佐藤佳奈の大阪マラソン挑戦をフィニッシュまでライブ配信、「NHKプラス」ではNHK総合の生中継を見逃し配信します。
詳しい配信スケジュールは、以下の通りです。
大阪マラソン2023のネット中継
ライブ配信:読売テレビ
配信日時
2023年2月26日(日) 11:30頃~(生中継)
視聴は、こちら(読売テレビ)
見逃し配信:NHKプラス
配信日時
2023年2月26日(日) レース終了後~約1週間
視聴は、こちら(NHKプラス)
大阪マラソン2023のコースと高低差
続いて、大阪マラソン2023のコース情報です。
大阪マラソンのコースは2019年から大阪城公園をフィニッシュとする新コースとなりましたが、2023年大会も前回大会と同じコースとなります。
コースは、大阪城、難波、御堂筋、中之島、通天閣といった大阪の名所を巡るもので、ランナーにとって見て楽しめるコースともいえるでしょう。
高低差は最大約20mで、スタート約25km地点以降から登り坂が続きます。
特にスタート約30km地点前後は登り坂のピークとなることから、ここをうまく乗り切ったランナーが勝利に近づくといえそうです。
また、大会当日はコース周辺道路では、場所によってことなるりますが7:15頃~16:45頃、交通規制が実施されます。
大阪マラソン2023のコースと高低差、交通規制の概要は、以下の通りです。
大阪マラソン2023のコースと高低差
大阪マラソンコース(42.195km)
※日本陸上競技連盟公認コース・WA公認コース/AIMS公認コース
スタート地点:大阪府庁前
折り返し地点:北河堀交差点
フィニッシュ:大阪城公園内
高低差:約20m
コースマップは、こちら
大阪マラソン2023の交通規制
規制時間:7:15頃~16:45頃
交通規制図は、こちら
大阪マラソンの歴代優勝者と優勝タイム
大阪びわ湖毎日マラソンの歴代優勝者を見ると、男子は日本人選手の優勝は1回で、海外勢の特にケニア勢の強さが光ります。
大会記録は2023年の第11回大会でハイレマリアム・キロス(エチオピア)がマークした2時間06分01秒、最多優勝回数はジャクソン・リモ(ケニア)の2回、連覇記録は同じくジャクソン・リモの2連覇です。
一方、女子はこれまでに日本人選手の優勝が3回あります。
大会記録は2023年の第11回大会でヘレン・トラ・ベケレ(エチオピア)がマークした2時間22分16秒、最多優勝回数はリディア・シモン(ルーマニア)とマリーナ・ダマンツェビッチ(ベラルーシ)の2回、連覇記録は同じくリディア・シモンとマリーナ・ダマンツェビッチの2連覇です。
大阪マラソンの歴代優勝者と優勝タイム~男子
2023年(第11回)ハイレマリアム・キロス(エチオピア)2時間06分01秒(大会記録)
2022年(第10回)星岳(コニカミノルタ)2時間07分31秒
2019年(第9回)アセファ・テフェラ(エチオピア)2時間07分47秒
2018年(第8回)チャールズ・ムネキ(ケニア)2時間14分11秒
2017年(第7回)カレアブ・ギラガブル(エリトリア)2時間12分03秒
2016年(第6回)ガンドゥ・ベンジャミン(ケニア)2時間12分47秒
2015年(第5回)ダニエル・コスゲイ(ケニア)2時間13分46秒
2014年(第4回)ジャクソン・リモ(ケニア)2時間11分43秒
2013年(第3回)ジャクソン・リモ(ケニア)2時間12分06秒
2012年(第2回)セルオド・バトオチル(モンゴル)2時間11分54秒
2011年(第1回)エリジャ・サング(ケニア)2時間12分43秒
大阪マラソンの歴代優勝者と優勝タイム~女子
2023年(第11回)ヘレン・トラ・ベケレ(エチオピア)2時間22分16秒(大会記録)
2022年(第10回)堀江美里(シスメックス)2時間32分10秒
2019年(第9回)アベル・メクリア・ゼネベ(エチオピア)2時間26分29秒
2018年(第8回)サウド・カンブシア(モロッコ)2時間31分19秒
2017年(第7回)木下裕美子(日本)2時間34分38秒
2016年(第6回)坂本喜子(日本)2時間36分02秒
2015年(第5回)マリーナ・ダマンツェビッチ(ベラルーシ)2時間32分28秒
2014年(第4回)マリーナ・ダマンツェビッチ(ベラルーシ)2時間33分04秒
2013年(第3回)モニカ・ジェプコエチ(ケニア)2時間39分23秒
2012年(第2回)リディア・シモン(ルーマニア)2時間33分14秒
2011年(第1回)リディア・シモン(ルーマニア)2時間32分48秒
※2020・2021年は未開催
大阪マラソン2023の日程とスタート時間~まとめ
今回は、大阪マラソン2023の日程とスタート時間、出場選手、テレビ放送・ネット中継予定、コース情報などについて見てきました。
大阪マラソン2023の日程は2月26日(日)、スタート時間は車いすマラソン9時05分を皮切りにフルマラソンは第1ウェーブ(時間差)が9時15分スタートとなります。
大阪マラソン2023のエリート部門の出場選手は、招待選手28名やペースメーカー6名を含めて男女合わせて262名程度が予定されています。
テレビ放送は地上波はNHK総合テレビと読売テレビで、ラジオ放送はNHKラジオ第1放送で生中継予定、ネット中継は「読売テレビ」でライブ配信、「NHKプラス」で見逃し配信が予定されています。
制限時間はフルマラソンが7時間、車いすが2時間20分で、コースは2019年と同じく大阪府庁前をスタートし、北河堀交差点で折り返し、大阪城公園をフィニッシュとするコースとなります。
参加定員が32,000人となり規模が大きい大阪マラソン2023ですが、今年も盛り上がるのは間違いなさそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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