ウィンブルドン選手権は、テニスの四大大会のひとつとして毎年多くの注目が集まる大会のひとつです。
歴史も古く、他の四大大会と比べても独特の雰囲気を感じさせる大会でもあります。
そんなウィンブルドン選手権の男子女子シングルスの歴代優勝者と賞金、ポイントは、どうなっているのでしょうか?
今回は、ウィンブルドン選手権の男子女子シングルスの歴代優勝者と賞金、ポイントなどを見ていきます。
ウィンブルドン選手権の歴代優勝者
ウィンブルドン選手権は1877年にアマチュアの大会として、21人のアマチュア選手のみが出場して始まりました。
以来、現在では四大大会のひとつとして100年を超える歴史を誇っています。
そんな長い歴史を誇るウィンブルドン選手権の、2000年以降の歴代優勝者(シングルス)を男女別に見ていきましょう。
男子ではロジャー・フェデラー(スイス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)、女子ではウィリアムズ姉妹(アメリカ)の強さが目立ちます。
特にフェデラーの5連覇が光ります。
残念ながら日本人の優勝は、男女通じてまだなく最高成績は男女ともにベスト4となっています。
ウィンブルドン選手権の歴代優勝者~男子
2022年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2021年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2020年 新型コロナウイルスの影響により中止
2019年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2018年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2017年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2016年 アンディ・マレー(イギリス)
2015年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2014年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2013年 アンディ・マレー(イギリス)
2012年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2011年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2010年 ラファエル・ナダル(スペイン)
2009年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2008年 ラファエル・ナダル(スペイン)
2007年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2006年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2005年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2004年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2003年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2002年 レイトン・ヒューイット(オーストラリア)
2001年 ゴラン・イワニセビッチ(クロアチア)
2000年 ピート・サンプラス(アメリカ)
ウィンブルドン選手権の歴代優勝者~女子
2022年 エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)
2021年 アシュリー・バーティ(オーストラリア)
2020年 新型コロナウイルスの影響により中止
2019年 シモナ・ハレプ(ルーマニア)
2018年 アンゲリク・ケルバー(ドイツ)
2017年 ガルビネ・ムグルサ(スペイン)
2016年 セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)
2015年 セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)
2014年 ペトラ・クビトバ(チェコ)
2013年 マリオン・バルトリ(フランス)
2012年 セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)
2011年 ペトラ・クビトバ(チェコ)
2010年 セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)
2009年 セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)
2008年 ビーナス・ウィリアムズ(アメリカ)
2007年 ビーナス・ウィリアムズ(アメリカ)
2006年 アメリ・モレスモ(フランス)
2005年 ビーナス・ウィリアムズ(アメリカ)
2004年 マリア・シャラポワ(ロシア)
2003年 セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)
2002年 セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)
2001年 ビーナス・ウィリアムズ(アメリカ)
2000年 ビーナス・ウィリアムズ(アメリカ)
ウィンブルドン選手権の賞金総額・優勝賞金と賞金配分
ウィンブルドン選手権では男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルス・車いすの種目が開催されていますが、賞金という意味では男女シングルス群を抜いて高額なので、ここでは男女シングルスに絞って見ていきたいと思います。
ウィンブルドン選手権は優勝賞金の高さでは、全米オープンテニスに次ぐ大会となっており、賞金総額・優勝賞金ともに年々増額しています。
ちなみに2019年の全米オープンテニスの優勝賞金は、358万ドル(約4億1,000万円)です。
ウィンブルドン選手権の賞金総額と優勝賞金
ウィンブルドン選手権の優勝賞金は、かつては男子のほうが高額でしたが2007年から男女同額となっています。
ウィンブルドン選手権の賞金総額と優勝賞金は以下の通りですが、2019年の賞金総額の3,800万ポンドは日本円で約52億円、235万ポンドは約3億2,000万円です。
ウィンブルドン選手権の賞金総額と優勝賞金は、以下の通りです。
ウィンブルドン選手権の賞金総額と優勝賞金
2022年 4,035万ポンド(200万ポンド)
2021年 3,501万6,000ポンド(170万ポンド)
2019年 3,800万ポンド(235万ポンド)
2018年 3,400万ポンド(225万ポンド)
2017年 3,160万ポンド(220万ポンド)
2016年 2,810万ポンド(200万ポンド)
2015年 2,675万ポンド(188万ポンド)
※カッコ内は、男女シングルスの優勝賞金です。
近年の賞金額を見ても多い年では、10%を超える増額となっています。
選手にとっては大変うれしいことですが、いったいいつまで増え続けるのか興味深いところです。
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ウィンブルドン選手権の賞金配分
では、ウィンブルドン選手権の賞金配分はどうなっているでしょうか?
全米オープンテニスほどではありませんが、賞金配分も2回戦で約1,000万円ですから、かなりのものです。
世界を股にかけて戦うトッププロにとってはもはやお金の心配はいらないのではないか、と思えるほどです。
ウィンブルドン選手権の賞金配分(2019年)は、以下の通りです。
ウィンブルドン選手権の賞金配分(2019年)
優勝:235万ポンド(約3億2,000万円)
準優勝:117.5万ポンド(約1億6,000万円)
ベスト4:58.8万ポンド(約8,000万円)
ベスト8:29.4万ポンド(約4,000万円)
ベスト16:17.6万ポンド(約2,400万円)
3回戦:11.1万ポンド(約1,500万円)
2回戦:7.2万ポンド(約1,000万円)
1回戦:4.5万ポンド(約600万円)
※2019年の男女シングルスの賞金配分です。
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ウィンブルドン選手権のポイント
続いて、ウィンブルドン選手権の男女シングルスのポイントです。
ポイントは優勝ポイントこそ男女同じですが、準優勝以下2回戦までは男女で異なっています。
四大大会で高いポイントに設定されており、ポイントは全米オープンテニスと同じです。
ウィンブルドン選手権の男女シングルスのポイントは、以下の通りです。
ウィンブルドン選手権の男女シングルスのポイント(2019年)
優勝:2000(男子)・2000(女子)
準優勝:1200(男子)・1300(女子)
ベスト4:720(男子)・780(女子)
ベスト8:360(男子)・430(女子)
ベスト16:180(男子)・240(女子)
3回戦:90(男子)・130(女子)
2回戦:45(男子)・70(女子)
1回戦:10(男子)・10(女子)
※2019年の男女シングルスのポイント配分です。
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ウィンブルドン選手権の賞金とポイント~まとめ
今回は、ウィンブルドン選手権の男子女子の歴代優勝者と賞金・ポイントなどを見てきました。
ウィンブルドン選手権の賞金総額と優勝賞金は、2019年で賞金総額3,800万ポンド(約52億円)、235万ポンド(3億2,000万円)で全米オープンテニスに次ぐ高さです。
ポイントは四大大会なので高いポイントが設定されており、全米オープンテニスと同じです。
賞金額は毎年伸び続けており、今後どこまで増額となるのか興味深く見守りたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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