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プロ野球新人王の発表日はいつ?満たすべき条件や賞金額なども!

プロ野球ではシーズン終盤が近づくと、新人王はだれが獲得するのか、また発表日いつなのかが気になってきます。

一生に一度の新人王獲得ですが、新人王の対象になるための条件も以前とは変わってチャンスは広がったといえます。

歴代新人王は錚々たる顔ぶれとなっており、できるならばそこに自分の名前を刻みたいと思っている選手は多いこはずです。

プロ野球新人王の発表日はいつなのでしょうか?

今回は、プロ野球新人王の発表日はいつなのか、また新人王の対象になるための条件や賞金額、歴代新人王などについても見ていきます。

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プロ野球新人王の発表日はいつ?

プロ野球新人王は、毎年開催されているNPB(日本野球機構)の年間表彰式「NPB AWARDS」で発表されています。

2004年までは日本シリーズ終了の翌々日に発表されていましたが、2005年以降は「NPB AWARDS」の中で行われるようになりました。

この「NPB AWARDS」は通常、毎年11月にグランドプリンスホテル新高輪(2011年以降)で行われています。

ここ数年の開催日を見てみると、

・2023年 ⇒ 11月28日
・2022年 ⇒ 11月25日
・2021年 ⇒ 12月15日
・2020年 ⇒ 12月17日
・2019年 ⇒ 11月26日
・2018年 ⇒ 11月27日
・2017年 ⇒ 11月20日
・2016年 ⇒ 11月28日

となっています。

2020年が12月になったのは新型コロナウイルスの影響、2021年が12月になったのは東京オリンピック開催により日程が遅れたためで、通常は11月下旬とみていいでしょう。

プロ野球新人王の発表日は、通常は11月下旬、遅くても12月中となります。

プロ野球新人王の条件

続いて、プロ野球新人王の対象になるための条件を見ていきましょう。

新人王なのだから単純にプロ野球1年目の選手が対象なのかと思っていましたが、そうではなく対象は以前と比較して広くなっているようです。

プロ野球新人王の対象になるための条件は、以下の通りです。

・海外のプロ野球リーグへの参加経験なし

・支配下選手として初めて登録されてから5年以内

・投手として前年までの1軍での登板イニング数が30イニング以内

・打者として前年までの1軍での打席数が60打席以内

以前はプロ野球1年目の選手が対象でしたが、最初からプロ野球で活躍できなくてもチャンスが広がったといえます。

また、投手には「規定投球回数」、打者には「規定打席」というのがあってこれらの条件をクリアしていないと、成績に反映されないことがありますが、新人王の対象になるための条件は上記の通りなのでかなり緩い条件となっています。

プロ野球新人王の賞金額

NPB(日本野球機構)の「NPB AWARDS」で発表された各賞には賞金が出ます。

新人王にももちろん賞金が出ますが、その額は100万円です。

ちなみにMVP(最優秀選手賞)は300万円で、年俸を考えるとそれほど高額というわけではないように思えます。

新人王を獲得するぐらいの選手なら、翌年の年俸はかなり跳ね上がるでしょうから、新人王の賞金100万円はちょっとしたボーナスといえるのかもしれません。

プロ野球歴代新人王

最後に、プロ野球の歴代新人王をセ・リーグとパ・リーグ別に見ていきましょう。

プロ野球の歴代新人王は近年では投高打低の傾向が顕著で、特にパ・リーグでは2001~2016年の16年連続など2000年以降はほとんどが投手が獲得しています。

逆に少ないのが捕手でセ・パともにこれまで各1名ずつしかいません。

プロ野球の歴代新人王は、セ・リーグとパ・リーグ合わせて、投手94人、野手44人、該当者なし10回となっています。(2023年シーズン終了時点)

プロ野球歴代新人王~セ・リーグ

プロ野球セ・リーグの歴代新人王は、投手43人、野手27人、該当者なし4回となっています。(2023年シーズン終了時点)

プロ野球セ・リーグの歴代新人王
2023年 村上頌樹(阪神)投手 10勝6敗 防1.75
2022年 大勢(巨人)投手 1勝3敗37S 防2.05 本名:翁田大勢
2021年 栗林良吏(広島)投手 0勝1敗37S 防0.86
2020年 森下暢仁(広島)投手 10勝3敗 防1.91
2019年 村上宗隆(ヤクルト)内野手 .231 36本 96点 5盗
2018年 東克樹(DeNA)投手 11勝5敗 防2.45
2017年 京田陽太(中日)内野手 .264 4本 36点 23盗
2016年 髙山俊(阪神)外野手 .275 8本 65点 5盗
2015年 山崎康晃(DeNA)投手 2勝4敗37S7H 防1.92
2014年 大瀬良大地(広島)投手 10勝8敗 防4.05
2013年 小川泰弘(ヤクルト)投手 16勝4敗 防2.93
2012年 野村祐輔(広島)投手 9勝11敗 防1.98
2011年 澤村拓一(巨人)投手 11勝11敗 防2.03
2010年 長野久義(巨人)外野手 .288 19本 52点 12盗
2009年 松本哲也(巨人)外野手 .293 0本 15点 16盗
2008年 山口鉄也(巨人)投手 11勝2敗2S23H 防2.32
2007年 上園啓史(阪神)投手 8勝5敗 防2.42
2006年 梵英心(広島)内野手 .289 8本 36点 13盗
2005年 青木宣親(ヤクルト)外野手 .344 3本 28点 29盗
2004年 川島亮(ヤクルト)投手 10勝4敗0S 防3.17
2003年 木佐貫洋(巨人)投手 10勝7敗0S 防3.34
2002年 石川雅規(ヤクルト)投手 12勝9敗0S 防3.33
2001年 赤星憲広(阪神)外野手 .292 1本 23点 39盗
2000年 金城龍彦(横浜)内・外野手 .346 3本 36点 8盗
1999年 上原浩治(巨人)投手 20勝4敗 防2.09
1998年 川上憲伸(中日)投手 14勝6敗0S 防2.57
1997年 澤崎俊和(広島)投手 12勝8敗0S 防3.74
1996年 仁志敏久(巨人)内野手 .270 7本 24点 17盗
1995年 山内泰幸(広島)投手 14勝10敗0S 防3.03
1994年 藪恵市(阪神)投手 9勝9敗0S 防3.18
1993年 伊藤智仁(ヤクルト)投手 7勝2敗0S 防0.91
1992年 久慈照嘉(阪神)内野手 .245 0本 21点 4盗
1991年 森田幸一(中日)投手 10勝3敗17S 防3.03
1990年 与田剛(中日)投手 4勝5敗31S 防3.26
1989年 苫篠賢治(ヤクルト)内野手 .263 5本 27点 32盗
1988年 立浪和義(中日)内野手 .223 4本 18点 22盗
1987年 荒井幸雄(ヤクルト)外野手 .301 9本 38点 2盗
1986年 長冨浩志(広島)投手 10勝2敗2S 防3.04
1985年 川端順(広島)投手 11勝7敗7S 防2.72
1984年 小早川毅彦(広島)内野手 .280 16本 59点 8盗
1983年 槇原寛己(巨人)投手 12勝9敗1S 防3.67
1982年 津田恒美(広島)投手 11勝6敗0S 防3.88
1981年 原辰徳(巨人)内野手 .268 22本 67点 6盗
1980年 岡田彰布(阪神)内野手 .290 18本 54点 4盗
1979年 藤沢公也(中日)投手 13勝5敗0S 防2.82
1978年 角三男(巨人)投手 5勝7敗7S 防2.87
1977年 斎藤明夫(大洋)投手 8勝9敗0S 防4.40
1976年 田尾安志(中日)外野手 .277 3本 21点 0盗
1975年 該当者なし
1974年 藤波行雄(中日)外野手 .289 1本 15点 1盗
1973年 該当者なし
1972年 安田猛(ヤクルト)投手 7勝5敗 防2.08
1971年 関本四十四(巨人)投手 10勝11敗 防2.14
1970年 谷沢健一(中日)外野手 .251 11本 45点 6盗
1969年 田淵幸一(阪神)捕手 .226 22本 56点 1盗
1968年 高田繁(巨人)外野手 .301 9本 30点 23盗
1967年 武上四郎(産経)内野手 .299 3本 27点 5盗
1966年 堀内恒夫(巨人)投手 16勝2敗 防1.39
1965年 該当者なし
1964年 高橋重行(大洋)投手 17勝11敗 防2.76
1963年 該当者なし
1962年 城之内邦雄(巨人)投手 24勝12敗 防2.21
1961年 権藤博(中日)投手 35勝19敗 防1.70
1960年 堀本律雄(巨人)投手 29勝18敗 防2.00
1959年 桑田武(大洋)内野手 .269 31本 84点 25盗
1958年 長嶋茂雄(巨人)内野手 .305 29本 92点 37盗
1957年 藤田元司(巨人)投手 17勝13敗 防2.48
1956年 秋山登(大洋)投手 25勝25敗 防2.39
1955年 西村一孔(阪神)投手 22勝17敗 防2.01
1954年 広岡達朗(巨人)内野手 .314 15本 67点 9盗
1953年 権藤正利(大洋松竹)投手 15勝12敗 防2.77
1952年 佐藤孝夫(国鉄)内野手 .265 14本 33点 45盗
1951年 松田清(巨人)投手 23勝3敗 防2.01
1950年 大島信雄(松竹)投手 20勝4敗 防2.03

プロ野球新人のホームラン王などについては、こちらをご参照下さい↓

プロ野球新人でホームラン王を獲得した選手は?最多記録は何本?
こちらでは、プロ野球新人でホームラン王を獲得した選手は過去にいるのか、また新人のホームラン最多記録は何本なのかなど新人のホームラン記録についてまとめました。新人でホームラン王を獲得するという驚異的な新人選手ははたして過去に何人いたのでしょうか?

プロ野球歴代新人王~パ・リーグ

プロ野球パ・リーグの歴代新人王は、投手51人、野手17人、該当者なし6回となっています。(2023年シーズン終了時点)

プロ野球パ・リーグの歴代新人王
2023年 山下舜平大(オリックス)投手 9勝3敗 防1.61
2022年 水上由伸(西武)投手 4勝4敗1S35H 防1.77
2021年 宮城弥大(オリックス)投手 13勝4敗 防2.51
2020年 平良海馬(西武)投手 1勝0敗1S33H 防1.87
2019年 高橋礼(ソフトバンク)投手 12勝6敗0S 防3.34
2018年 田中和基(楽天)外野手 .265 18本 45点 21盗
2017年 源田壮亮(西武)内野手 .270 3本 57点 37盗
2016年 高梨裕稔(日本ハム)投手 10勝2敗0S1H 防2.38
2015年 有原航平(日本ハム)投手 8勝6敗0S0H 防4.79
2014年 石川歩(ロッテ)投手 10勝8敗0S0H 防3.43
2013年 則本昂大(楽天)投手 15勝8敗0S 防3.34
2012年 益田直也(ロッテ)投手 2勝2敗1S41H 防1.67
2011年 牧田和久(西武)投手 5勝7敗22S1H 防2.61
2010年 榊原諒(日本ハム)投手 10勝1敗0S6H 防2.63
2009年 摂津正(ソフトバンク)投手 5勝2敗0S34H 防1.47
2008年 小松聖(オリックス)投手 15勝3敗0S3H 防2.51
2007年 田中将大(楽天)投手 11勝7敗0S 防3.82
2006年 八木智哉(日本ハム)投手 12勝8敗0S 防2.48
2005年 久保康友(ロッテ)投手 10勝3敗0S 防3.40
2004年 三瀬幸司(ダイエー)投手 4勝3敗28S 防3.06
2003年 和田毅(ダイエー)投手 14勝5敗0S 防3.38
2002年 正田樹(日本ハム)投手 9勝11敗0S 防3.45
2001年 大久保勝信(オリックス)投手 7勝5敗14S 防2.68
2000年 該当者なし
1999年 松坂大輔(西武)投手 16勝5敗0S 防2.60
1998年 小関竜也(西武)内野手 .283 3本 24点 15盗
1997年 小坂誠(ロッテ)内野手 .261 1本 30点 56盗
1996年 金子誠(日本ハム)内野手 .261 4本 33点 15盗
1995年 平井正史(オリックス)投手 15勝5敗27S 防2.32
1994年 渡辺秀一(ダイエー)投手 8勝4敗0S 防3.20
1993年 杉山賢人(西武)投手 7勝2敗5S 防2.80
1992年 高村祐(近鉄)投手 13勝9敗0S 防3.15
1991年 長谷川滋利(オリックス)投手 12勝9敗1S 防3.55
1990年 野茂英雄(近鉄)投手 18勝8敗0S 防2.91
1989年 酒井勉(オリックス)投手 9勝7敗9S 防3.61
1988年 森山良二(西武)投手 10勝9敗0S 防3.46
1987年 阿波野秀幸(近鉄)投手 15勝12敗0S 防2.88
1986年 清原和博(西武)内野手 .304 31本 78点 6盗
1985年 熊野輝光(阪急)外野手 .295 14本 60点 13盗
1984年 藤田浩雅(阪急)捕手 .287 22本 69点 3盗
1983年 二村忠美(日本ハム)外野手 .282 13本 35点 6盗
1982年 大石大二郎(近鉄)内野手 .274 12本 41点 47盗
1981年 石毛宏典(西武)内野手 .311 21本 55点 25盗
1980年 木田勇(日本ハム)投手 22勝8敗4S 防2.28
1979年 松沼博久(西武)投手 16勝10敗0S 防4.03
1978年 村上之宏(南海)投手 5勝8敗3S 防3.61
1977年 佐藤義則(阪急)投手 7勝3敗1S 防3.85
1976年 藤田学(南海)投手 11勝3敗0S 防1.98
1975年 山口高志(阪急)投手 12勝13敗1S 防2.93
1974年 三井雅晴(ロッテ)投手 6勝5敗4S 防3.24
1973年 新美敏(日拓)投手 12勝13敗 防3.65
1972年 加藤初(西鉄)投手 17勝16敗 防3.95
1971年 皆川康夫(東映)投手 11勝14敗 防3.44
1970年 佐藤道郎(南海)投手 18勝6敗 防2.05
1969年 有藤通世(ロッテ)内野手 .285 21本 55点 4盗
1968年 該当者なし
1967年 高橋善正(東映)投手 15勝11敗 防2.46
1966年 該当者なし
1965年 池永正明(西鉄)投手 20勝10敗 防2.27
1964年 該当者なし
1963年 該当者なし
1962年 尾崎行雄(東映)投手 20勝9敗 防2.42
1961年 徳久利明(近鉄)投手 15勝24敗 防3.26
1960年 該当者なし
1959年 張本勲(東映)外野手 .275 13本 57点 10盗
1958年 杉浦忠(南海)投手 27勝12敗 防2.05
1957年 木村保(南海)投手 21勝11敗 防2.46
1956年 稲尾和久(西鉄)投手 21勝6敗 防1.06
1955年 榎本喜八(毎日)内野手 .298 16本 67点 12盗
1954年 宅和本司(南海)投手 26勝9敗 防1.58
1953年 豊田泰光(西鉄)内野手 .281 27本 59点 25盗
1952年 中西太(西鉄)内野手 .281 12本 65点 18盗
1951年 蔭山和夫(南海)内野手 .315 6本 28点 42盗
1950年 荒巻淳(毎日)投手 26勝8敗 防2.06

プロ野球新人の最多勝利数などについては、こちらをご参照下さい↓

プロ野球新人の最多勝利数はいくつ?20勝投手や高卒の記録も!
こちらでは、プロ野球新人の最多勝利数はいくつなのか、20勝投手や高卒の記録はどうなのかなどについてまとめました。先発投手ならまずは二ケタ勝利を目標にするのではないでしょうか?しかし過去には現代野球では考えられないような勝利数を挙げた新人投手がいます。

プロ野球新人王の発表日はいつ?~まとめ

今回は、プロ野球新人王の発表日はいつなのか、また新人王の対象になるための条件や賞金額、歴代新人王などについても見てきました。

プロ野球新人王は、通常は11月下旬、遅くても12月中にNPB(日本野球機構)の年間表彰式「NPB AWARDS」の中で発表されます。

新人王の対象になるための条件は以下の通りで、賞金は100万円です。

・海外のプロ野球リーグへの参加経験なし

・支配下選手として初めて登録されてから5年以内

・投手として前年までの1軍での登板イニング数が30イニング以内

・打者として前年までの1軍での打席数が60打席以内

プロ野球の歴代新人王は近年では投高打低の傾向が顕著で、セ・リーグとパ・リーグ合わせて、投手94人、野手44人、該当者なし10回となっています。(2023年シーズン終了時点)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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