現役時代はヤクルトスワローズやソフトバンクホークス、さらにメジャーリーグで活躍し、引退後は解説者やバラエティー番組でお馴染みなのが五十嵐亮太さんです。
現役時代は当時の日本プロ野球最速タイ記録の158km/hを記録するなど、「速球王」として君臨しましたが、現役時代はどんな成績を残したのでしょうか?
日本プロ野球(NPB)やメジャーリーグ(MLB)で活躍した五十嵐亮太さんの日米通算成績、さらに年俸推移や生涯年俸など年俸についても気になります。
今回は、五十嵐亮太さんのメジャーリーグ(MLB)など日米通算成績や年俸推移、生涯年俸を見ていきます。
五十嵐亮太のメジャーなど日米通算成績
五十嵐亮太さんは日本プロ野球(NPB)で20年、メジャーリーグ(MLB)で3年の合わせて23年間、現役でプレーしました。
ほとんどがリリーフ投手としての登板で、23年間の日米通算成績は70勝41敗70セーブ167ホールド、防御率は3.20でした。
故障したシーズン以外は日本プロ野球(NPB)で成績が大きく落ちることはほとんどなく、キャリアを通して安定して活躍したといっていいでしょう。
906試合 70勝41敗 70セーブ 167ホールド 防御率3.20
では、五十嵐亮太さんの通算成績を日本プロ野球(NPB)とメジャーリーグ(MLB)別で見ていきましょう。
日本プロ野球(NPB)
五十嵐亮太さんは1997年ドラフト2位で高卒ルーキーとしてヤクルトに入団し、1998~2009年と2013~2020年の20年間、日本プロ野球(NPB)ではヤクルトとソフトバンクに在籍しました。
五十嵐亮太さんの日本プロ野球(NPB)での通算成績は、823試合に登板し65勝39敗70セーブ163ホールドで防御率は2.93でした。
主にリリーフとして登板した五十嵐亮太さんが獲得したタイトルは、最優秀救援投手が1回(2004年)、その他に最多ホールドが1回(2014年)です。
五十嵐亮太さんの日本プロ野球(NPB)での年度別成績と通算成績は、以下の通りです。
五十嵐亮太の日本プロ野球(NPB)での年度別成績と通算成績
年度 | 球団 | 登板 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 防御率 |
1999 | ヤクルト | 36 | 6 | 4 | 1 | – | 4.18 |
2000 | ヤクルト | 56 | 11 | 4 | 1 | – | 4.70 |
2001 | ヤクルト | 41 | 2 | 3 | 0 | – | 4.08 |
2002 | ヤクルト | 64 | 8 | 2 | 4 | – | 2.76 |
2003 | ヤクルト | 66 | 5 | 5 | 0 | – | 5.23 |
2004 | ヤクルト | 66 | 5 | 3 | 37 | – | 1.91 |
2005 | ヤクルト | 49 | 3 | 2 | 4 | 11 | 3.30 |
2006 | ヤクルト | 29 | 1 | 2 | 1 | 1 | 4.80 |
2008 | ヤクルト | 44 | 3 | 2 | 3 | 12 | 2.61 |
2009 | ヤクルト | 56 | 3 | 2 | 3 | 29 | 3.39 |
2013 | SB | 51 | 3 | 3 | 12 | 11 | 3.44 |
2014 | SB | 63 | 1 | 3 | 2 | 44 | 4.16 |
2015 | SB | 54 | 3 | 1 | 2 | 31 | 4.32 |
2016 | SB | 33 | 0 | 1 | 0 | 7 | 4.29 |
2017 | SB | 46 | 6 | 0 | 0 | 11 | 3.70 |
2018 | SB | 23 | 0 | 1 | 0 | 2 | 4.31 |
2019 | ヤクルト | 45 | 5 | 1 | 0 | 4 | 2.98 |
2020 | ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 |
日本通算 | 823 | 65 | 39 | 70 | 163 | 2.93 |
※SB:ソフトバンク
タイトル
最優秀救援投手:1回(2004年)
メジャーリーグ(MLB)
五十嵐亮太さんは2010年にメジャーリーグ(MLB)のニューヨーク・メッツに移籍し、2010年にはトロント・ブルージェイズ、ニューヨーク・ヤンキースに在籍し、メジャーリーグでは3年間プレーしました。
五十嵐亮太さんのメジャーリーグ(MLB)での通算成績は、83試合に登板し5勝2敗で防御率は6.41でした。
メジャーリーグ(MLB)での3年間は思うような成績を残せずに終わっています。
日本プロ野球(NPB)に復帰してからの好成績を見ると、メジャーリーグ(MLB)に残ってあと数年プレーしていれば日本と同じような成績を残していたかもしれません。
五十嵐亮太さんのメジャーリーグ(MLB)での年度別成績と通算成績は、以下の通りです。
五十嵐亮太さんのメジャーリーグ(MLB)での年度別成績と通算成績
年度 | 球団 | 登板 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 防御率 |
2010 | NYM | 34 | 1 | 1 | 0 | 2 | 7.12 |
2011 | NYM | 45 | 4 | 1 | 0 | 2 | 4.66 |
2012 | TOR/NYY | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 18.00 |
メジャー通算 | 83 | 5 | 2 | 0 | 4 | 6.41 |
※NYM:ニューヨーク・メッツ、TOR:トロント・ブルージェイズ、NYY:ニューヨーク・ヤンキース
五十嵐亮太のメジャーなど年俸推移や生涯年俸
続いて、五十嵐亮太さんの年俸推移と生涯年俸を見ていきましょう。
五十嵐亮太さんは1997年にドラフト2位で契約金6,000万円、年俸540万円でヤクルトに入団しました。
年俸は右肩上がりに推移し8年目の2005年に大台の1億円を突破、以降は浮き沈みはあったものの日本球界復帰の2013年に2億円、そしてキャリア最高年俸は2018年のソフトバンク時代の3億6,000万円です。
現役時代は22年間と長かった五十嵐亮太さんですが、キャリア終盤の2018年にキャリア最高年俸を記録したのは珍しい例といっていいのではないでしょうか。
2010年から2012年までの3年間はメジャーリーグ(MLB)でプレーし、年俸は3年間で400万ドルでした。
日本プロ野球(NPB)とメジャーリーグ(MLB)を合わせた生涯年俸は、約28億7,900万円(契約金除く)となっています。
日本プロ野球(NPB):24億3,900万円
メジャーリーグ(MLB):約4億4,000万円(400万ドル)
合計:約28億7,900万円(契約金除く)
※年俸額は推定です。
日本プロ野球(NPB)
五十嵐亮太さんの日本プロ野球(NPB)での年俸推移は、以下の通りです。
五十嵐亮太の日本プロ野球での年俸推移
- 1997年 6,000万円(ヤクルト)※契約金・ドラフト2位
- 1998年 540万円(ヤクルト)
- 1999年 560万円(ヤクルト)
- 2000年 1,600万円(ヤクルト)
- 2001年 4,300万円(ヤクルト)
- 2002年 3,900万円(ヤクルト)
- 2003年 8,000円(ヤクルト)
- 2004年 9,600万円(ヤクルト)
- 2005年 1億6,400万円(ヤクルト)
- 2006年 1億1,000万円(ヤクルト)
- 2007年 7,200万円(ヤクルト)
- 2008年 5,400万円(ヤクルト)
- 2009年 8,400万円(ヤクルト)
- 2013年 2億円(ソフトバンク)
- 2014年 2億円(ソフトバンク)
- 2015年 1億5,000万円(ソフトバンク)
- 2016年 3億5,000万円(ソフトバンク)
- 2017年 3億5,000万円(ソフトバンク)
- 2018年 3億6,000万円(ソフトバンク)
- 2019年 2,000万円(ヤクルト)
- 2020年 4,000万円(ヤクルト)
合計:24億3,900万円 ※契約金除く
※年俸額は推定です。
メジャーリーグ(MLB)
五十嵐亮太さんのメジャーリーグ(MLB)での年俸推移は、以下の通りです。
五十嵐亮太のメジャーリーグでの年俸推移
- 2010年 150万ドル(ニューヨーク・メッツ)
- 2011年 150万ドル(ニューヨーク・メッツ)
- 2012年 100万ドル(トロント・ブルージェイズ、ニューヨーク・ヤンキース)
合計:400万ドル(約4億4,000万円)
※年俸額は推定です。
五十嵐亮太のメジャーなど通算成績と年俸推移~まとめ
今回は、五十嵐亮太さんのメジャーリーグ(MLB)など日米通算成績や年俸推移、生涯年俸を見てきました。
五十嵐亮太さんの日米通算成績は70勝41敗70セーブ167ホールド、防御率は3.20でした。
豪速球を武器にしたリリーフ投手として、所属チームの勝利に大きく貢献しました。
成績とともに年俸推移は浮き沈みはあったものの順調にアップしていき、キャリア最高年俸は2018年のソフトバンク時代の3億6,000万円、生涯年俸は約28億7,900万円(契約金除く)です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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