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プロ野球の試合数は年間どれくらい?変遷と2020年特別ルールも!

シーズンが始まると毎日のようにテレビや新聞などで大きな話題となるのがプロ野球ですが、いったい年間どれくらいの試合数になるのでしょうか?

イメージでは毎日、試合をしているような感じがして多すぎるという印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

そして、プロ野球の年間試合数は固定されているわけではないので、その変遷も興味深いものがあります。

今回は、プロ野球の年間試合数やその変遷、2020年の特別ルールなどを見ていきたいと思います。

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プロ野球の試合数は年間どれくらい?

現在、日本のプロ野球の球団はセ・リーグ、パ・リーグ各6球団の合わせて12球団あり、年間の試合数は1球団143試合となっています。

あれっ、中途半端な試合数だなと思われた方もいらっしゃると思いますが、それは143試合の中にセ・パ交流戦が含まれているからです。

では、143試合の内訳を見てみると、

年間143試合=各リーグ戦125試合(25試合×5チーム)+ セ・パ交流戦18試合(3試合×6チーム)

となります。

そして、各リーグでAクラス(3位以上)入りしたチームはさらにクライマックスシリーズ、そして日本シリーズを戦うことになり、試合数はさらに多くなるというわけです。

つまり、年間143試合という試合数は日本のプロ野球の球団が行う最少限の試合数でもあるわけです。

プロ野球の年間試合数の変遷~昔は多すぎた?

プロ野球の年間の試合数は現在143試合であることはわかりましたが、この年間試合数になるまでにはかなりの紆余曲折があり、これからも変わっていくと思われます。

セ・リーグとパ・リーグの2リーグ制が発足した1950年からしばらくの間は、試行錯誤もあったのか試合数は安定していませんでした。

特にパ・リーグはよく変わり、108試合の年もあれば154試合の年もあり、セ・リーグとパ・リーグで試合数が違うことも多い時代でした。

しかも引き分け再試合やダブルヘッダーもあり選手たちの負担もかなり大きいものがありました。

そして1966年以降は年間試合数がセ・パともに130試合に落ち着き長く続きましたが、1997年に135試合になってからは現在に至るまで小刻みに試合数が増加傾向にあります。

プロ野球の年間試合数の変遷をみると、確かに昔は最大で1球団154試合というシーズンもあり多すぎたようにも感じますが、再び増えて近づいている印象も受けます。

最近のプロ野球の試合数の変遷は、以下の通りです。

プロ野球の試合数の変遷
セ・リーグ
1950年 140試合
1951年・1952年 120試合
1953年~1962年 130試合
1963年~1996年 140試合

パ・リーグ
1950年・1951年 120試合
1952年 108試合
1953年 120試合
1954年・1955年 140試合
1956年 154試合
1957年 132試合
1958年~1960年 130試合
1961年 140試合
1962年 130試合
1963年・1964年 150試合
1965年 140試合

以降はセ・パ共通
1966年~1996年 130試合
1997年~2000年 135試合
2001年~2004年 140試合
2005年・2006年 146試合(交流戦1球団36試合)
2007年~2014年 144試合(交流戦1球団24試合)
2015年~2019年 143試合(交流戦1球団18試合)
2020年 120試合(交流戦なし)
2021年 143試合(交流戦1球団18試合)

プロ野球の年間試合数~2020年特別ルール

プロ野球の2020年シーズンは新型コロナウイルスの影響により、開幕が約3か月遅れの6月19日となりました。

当然、年間のスケジュールにも大きな影響を与えることになり、大幅な試合数削減に追い込まれています。

2020年特別ルールとして、試合数が各球団143試合から120試合に減らすことになり、同時にセ・パ交流戦とオールスターゲームは中止、クライマックスシリーズもセ・リーグは中止、パ・リーグはファイナルステージ(1位と2位のチーム)のみの開催予定となっています。

日本シリーズは、通常より約1か月遅い11月21日の開幕が予定されています。

ペナントレース
6月19日(金)~ 120試合(セ・パ交流戦とオールスターゲームは中止)

クライマックスシリーズ
セ・リーグ:中止
パ・リーグ:ファイナルステージのみ11月14日(土)~

日本シリーズ
11月21日(土)~

プロ野球の試合数は年間何試合?~まとめ

今回は、プロ野球の年間試合数やその変遷、2020年の特別ルールなどを見てきました。

プロ野球の年間試合数は現在1球団143試合ですが、2020年シーズンは新型コロナウイルスの影響により特別ルールの120試合(セ・パ交流戦とオールスターゲームは中止)となります。

プロ野球の年間試合数の変遷を見ると、2リーグ制が発足した1950年からしばらくの間は試合数は安定しませんでしたが1966年以降は130試合で安定し、この時代が長く続きました。

そして1997年に135試合になってから現在に至るまでセ・パ交流戦も加わったこともあり小刻みに試合数が増加傾向にあります。

プロ野球の試合数は年間何試合は今後も細かく増減していくことが予想されます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. 込山榛香 より:

    確かに試合数が変化してますね。

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