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出雲駅伝の出場資格と出場校の決め方は?歴代優勝校と区間最高記録も!

箱根駅伝と全日本大学駅伝と並んで三大大学駅伝のひとつとされているのが、出雲駅伝です。

1989年に産声を上げた出雲駅伝は三大大学駅伝の中では最も歴史の浅い新しい駅伝大会で、主に10月の「スポーツの日」に開催されています。

出場校は毎年全国から選りすぐりの強豪校が出場していますが、出場資格と出場校の決め方はどうなっているのでしょうか?

その他、歴代優勝校や区間最高記録なども気になります。

今回は、出雲駅伝の出場資格と出場校の決め方、歴代優勝校、区間最高記録などについて見ていきます。

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出雲駅伝の出場資格と出場校の決め方

出雲駅伝の出場資格は、”日本学生陸上競技連合普通会員であること”で、非常にわかりやすくシンプルなものです。

しかし、出場校の決め方はやや難解でわかりづらいです。

出場チームは原則20チームで、前年の出雲駅伝の成績によって翌年の各地区学連の出場枠数が決まります。
(※国外チームとしてアイビーリーグ選抜チームが加わって21チームの場合もあり)

まず8つの各地区学連(北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国四国・九州)に1枠ずつ計8枠が割り当てられます。

各地区学連の出場枠の上限は10枠までとなっており、関東学連は箱根駅伝の上位10校が出場するため残りは3枠となります。

残り3枠は前年の出雲駅伝の成績によって各地区に割り当てられ、各地区学連の駅伝大会や選考会などの成績から推薦されます。

なお、各地区学連は学連選抜チームでの出場も可能です。(1枠のみ)

出場資格
日本学生陸上競技連合普通会員であること

出場校の決め方(出場校は原則20チーム)
各地区学連に1枠ずつ計8枠+関東学連10枠(箱根駅伝の上位10校)+各地区学連の駅伝大会や選考会などの成績から推薦3枠
※国外チームとしてアイビーリーグ選抜チームが加わって21チームの場合もあり

シード校:前回大会上位3位の大学

出雲駅伝の歴代優勝校

続いて、出雲駅伝の歴代優勝校を見ていきましょう。

歴代優勝回数最多は山梨学院大学の6回、以下、日本大学と駒澤大学の5回、東海大学の4回、順天堂大学の3回と続きます。

大会最高記録は2023年の第35回大会で駒澤大学がマークした2時間07分51秒(45.1km)です。

最多連覇記録は山梨学院大学の5連覇、以下、順天堂大学と東海大学の3連覇、駒澤大学と日本大学、青山学院大学の2連覇があります。

出雲駅伝の歴代優勝校と優勝タイムは、以下の通りです。

出雲駅伝の歴代優勝校と優勝タイム
2023年(第35回)駒澤大学 2時間07分51秒(45.1km)
2022年(第34回)駒澤大学 2時間08分32秒(45.1km)
2021年(第33回)東京国際大学 2時間12分10秒(45.1km)
2020年(第32回)新型コロナウイルスの影響で中止
2019年(第31回)國學院大學 2時間09分58秒(45.1km)
2018年(第30回)青山学院大学 2時間11分58秒(45.1km)
2017年(第29回)東海大学 2時間11分59秒(45.1km)
2016年(第28回)青山学院大学 2時間10分09秒(45.1km)
2015年(第27回)青山学院大学 2時間09分05秒(45.1km)
2014年(第26回)台風の影響で中止
2013年(第25回)駒澤大学 2時間09分11秒(44.5km)
2012年(第24回)青山学院大学 2時間09分41秒(44.5km)
2011年(第23回)東洋大学 2時間10分43秒(44.5km)
2010年(第22回)早稲田大学 2時間10分05秒(44.5km)
2009年(第21回)日本大学 2時間10分07秒(44.5km)
2008年(第20回)日本大学 2時間08分27秒(44.0km)
2007年(第19回)東海大学 2時間07分14秒(44.0km)
2006年(第18回)東海大学 2時間07分48秒(44.0km)
2005年(第17回)東海大学 2時間08分42秒(44.0km)
2004年(第16回)日本大学 2時間09分12秒(44.0km)
2003年(第15回)日本大学 2時間10分04秒(44.0km)
2002年(第14回)山梨学院大学 2:10分27秒(44.0km)
2001年(第13回)順天堂大学 2時間09分49秒(44.0km)
2000年(第12回)順天堂大学 2時間05分26秒(43.1km)
1999年(第11回)順天堂大学 2時間04分57秒(43.1km)
1998年(第10回)駒澤大学 2時間:04分48秒(43.1km)
1997年(第9回)駒澤大学 2時間05分21秒(42.6km)
1996年(第8回)早稲田大学 2時間05分11秒(42.6km)
1995年(第7回)山梨学院大学 2時間04分34秒(42.6km)
1994年(第6回)山梨学院大学 2時間04分02秒(42.6km)
1993年(第5回)山梨学院大学 2時間05分30秒(42.6km)
1992年(第4回)山梨学院大学 2時間04分46秒(42.6km)
1991年(第3回)山梨学院大学 2時間06分10秒(42.6km)
1990年(第2回)大東文化大学 2時間06分41秒(42.6km)
1989年(第1回)日本大学 2時間04分20秒(42.6km)

出雲駅伝の区間最高記録

出雲駅伝のコースは、出雲大社正面鳥居前をスタート地点とし、出雲ドーム前をフィニッシュとする全6区間・45.1kmのコースです。

総距離は当初42.6kmで行われていましたが、その後4度延長され、現在の45.1kmのコースとなっています。(43.1km→44.0km→44.5km→45.1km)

全体的に大きな高低差があまりなく各区間の距離も短めに設定されているため、各区間では好タイムが期待できるコースといえます。

その影響もあってか区間最高記録は比較的、近年に記録されたものが多い傾向が見られます。

出雲駅伝の区間最高記録は、以下の通りです。

出雲駅伝の区間最高記録
1区(8.0km):22分30秒(2009年・第21回大会)
キラグ・ジュグナ(第一工業大学)

2区(5.8km):15分27秒(2022年・第34回大会)
佐藤圭汰(駒澤大学)

3区(8.5km):23分46秒(2019年・第31回大会)
相澤晃(東洋大学)

4区(6.2km):17分24秒(2019年・第31回大会)
神林勇太(青山学院大学)

5区(6.4km):17分43秒(2016年・第28回大会)
安藤悠哉(青山学院大学)

6区(10.2km):28分17秒(2009年・第21回大会)
ギタウ・ダニエル(日本大学)

総合記録(45.1km):2時間07分51秒(2023年・第35回大会)
駒澤大学

※記録は2023年第35回大会終了時点のものです。

出雲駅伝の出場資格と出場校の決め方~まとめ

今回は、出雲駅伝の出場資格と出場校の決め方、歴代優勝校、区間最高記録などについて見てきました。

出雲駅伝の出場資格は”日本学生陸上競技連合普通会員であること”で、出場校の決め方は各地区学連に1枠ずつ計8枠+関東学連10枠(箱根駅伝の上位10校)+各地区学連の駅伝大会や選考会などの成績から推薦3枠が基本です。

歴代優勝校は優勝回数最多6回を誇る山梨学院大学を筆頭に、日本大学と駒澤大学の5回、東海大学の4回、順天堂大学の3回、連覇記録は山梨学院大学の5連覇、順天堂大学と東海大学の3連覇、駒澤大学と日本大学、青山学院大学の2連覇があります。

また、出雲駅伝のコースは高低差があまりなく各区間の距離も短めに設定されているため、新しい区間最高記録が出やすい傾向があります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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