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都市対抗野球の歴代優勝回数最多チームは?連覇記録についても!

長い歴史を誇る都市対抗野球ですが、毎年、多くの社会人・クラブチームが社会人野球ナンバーワンを目指してしのぎを削ります。

日本選手権と並ぶ社会人野球の2大大会としての地位を確立していますが、出場チームは各都市を代表したチームという意味合いにおいて独特の大会といえます。

そんな都市対抗野球でこれまで最も多く優勝しているチーム(歴代優勝回数最多チーム)はどのチームで何回の優勝があるのでしょうか?また、連覇記録も気になります。

今回は、都市対抗野球の歴代優勝回数最多チームはどこか、また連覇記録についても見ていきます。

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都市対抗野球の歴代優勝回数最多チーム

都市対抗野球の歴代優勝回数最多チームは現ENEOS(旧・日本石油、新日本石油ENEOS、新日本石油、JX-ENEOS)で、優勝回数12回を誇ります。11回の優勝回数のうち、1961・1962年と2012・2013年の2回の連覇記録があります。

2位は東芝の7回、3位は日本生命と東京倶楽部の4回で、以下3回の優勝が4チームと続いています。ただし、2000年以降に優勝があるのはENEOSと東芝、日本生命、三菱ふそう川崎の4チームのみで、優勝回数においては4強といっていいでしょう。

都市対抗野球の歴代優勝回数最多チームは、以下の通りです。

都市対抗野球の歴代優勝回数最多チーム
12回
ENEOS(横浜市)
※旧・日本石油、新日本石油ENEOS、新日本石油、JX-ENEOS
1956・1958・1961・1962・1967・1986・1993・1995・2008・2012・2013・2022年

7回
東芝(川崎市)
1978・1983・1988・1991・1999・2007・2010年

4回
日本生命(大阪市)1985・1992・1997・2015年
東京倶楽部(東京市)1930・1931・1933・1935年

3回
三菱ふそう川崎(川崎市)2000・2003・2005年 ※旧・三菱自動車
ヤマハ(浜松市)1972・1987・1990年 ※旧・日本楽器
熊谷組(東京都)1957・1960・1966年
全鐘紡(大阪市)1950~1952年

都市対抗野球の連覇記録

続いて、都市対抗野球の連覇記録です。

連覇記録は全鐘紡の3連覇(1950~1952年)が最多記録で、2連覇は4チームです。(JX-ENEOSと日本石油は同一チーム)

また、都市対抗野球という大会名だけに都市としての連覇記録に目を向けてみると、同一チームの連覇記録を除くと大連市の3連覇(1927~1929年)と川崎市の2連覇(1999・2000年)がありますが、長い歴史の割には少ない印象を受けます。

都市対抗野球の連覇記録は、以下の通りです。

都市対抗野球の連覇記録
3連覇
全鐘紡(1950~1952年)

2連覇
JX-ENEOS(2012・2013年)
日本石油(1961・1962年)
大日本土木(1946・1947年)
藤倉電線(1938・1939年)
東京倶楽部(1930・1931年)

都市対抗野球の歴代優勝チーム一覧

戦争による中止はあったものの都市対抗野球の歴史は古く、すでに90回以上の開催を続けています。長い歴史の中で歴代優勝チームを見ると、東京・大阪・横浜など大都市のチームの優勝回数が多い傾向があることがわかります。

都市対抗野球の歴代優勝チームは、以下の通りです。

都市対抗野球の歴代優勝チーム
2024年(第95回)三菱重工East(横浜市)
2023年(第94回)トヨタ自動車(豊田市)
2022年(第93回)ENEOS(横浜市)
2021年(第92回)東京ガス(東京都)
2020年(第91回)ホンダ(狭山市)
2019年(第90回)JFE東日本(千葉市)
2018年(第89回)大阪ガス(大阪市)
2017年(第88回)NTT東日本(東京都)
2016年(第87回)トヨタ自動車(豊田市)
2015年(第86回)日本生命(大阪市)
2014年(第85回)西濃運輸(大垣市)
2013年(第84回)JX-ENEOS(横浜市)
2012年(第83回)JX-ENEOS(横浜市)
2011年(第82回)JR東日本(東京都)
2010年(第81回)東芝(川崎市)
2009年(第80回)ホンダ(狭山市)
2008年(第79回)新日本石油ENEOS(横浜市)
2007年(第78回)東芝(川崎市)
2006年(第77回)TDK(にかほ市)
2005年(第76回)三菱ふそう川崎(川崎市)
2004年(第75回)王子製紙(春日井市)
2003年(第74回)三菱ふそう川崎(川崎市)
2002年(第73回)いすゞ自動車(藤沢市)
2001年(第72回)河合楽器(浜松市)
2000年(第71回)三菱自動車(川崎市)
1999年(第70回)東芝(川崎市)
1998年(第69回)日産自動車(横須賀市)
1997年(第68回)日本生命(大阪市)
1996年(第67回)本田技研(和光市)
1995年(第66回)日本石油(横浜市)
1994年(第65回)本田技研鈴鹿(鈴鹿市)
1993年(第64回)日本石油(横浜市)
1992年(第63回)日本生命(大阪市)
1991年(第62回)東芝(川崎市)
1990年(第61回)ヤマハ(浜松市)
1989年(第60回)プリンスホテル(東京都)
1988年(第59回)東芝(川崎市)
1987年(第58回)ヤマハ(浜松市)
1986年(第57回)日本石油(横浜市)
1985年(第56回)日本生命(大阪市)
1984年(第55回)日産自動車(横須賀市)
1983年(第54回)東芝(川崎市)
1982年(第53回)住友金属(和歌山市)
1981年(第52回)電電東京(東京都)
1980年(第51回)大昭和製紙(富士市)
1979年(第50回)三菱重工(広島市)
1978年(第49回)東芝(川崎市)
1977年(第48回)神戸製鋼(神戸市)
1976年(第47回)日本鋼管(川崎市)
1975年(第46回)電電関東(千葉市)
1974年(第45回)大昭和北海道(白老町)
1973年(第44回)日本鋼管(川崎市)
1972年(第43回)日本楽器(浜松市)
1971年(第42回)新日鉄広畑(姫路市)
1970年(第41回)大昭和製紙(富士市)
1969年(第40回)電電関東(千葉市)
1968年(第39回)富士鉄広畑(姫路市)
1967年(第38回)日本石油(横浜市)
1966年(第37回)熊谷組(東京都)
1965年(第36回)電電近畿(大阪市)
1964年(第35回)日本通運(浦和市)
1963年(第34回)積水化学(京都市)
1962年(第33回)日本石油(横浜市)
1961年(第32回)日本石油(横浜市)
1960年(第31回)熊谷組(東京都)
1959年(第30回)丸善石油(松山市)
1958年(第29回)日本石油(横浜市)
1957年(第28回)熊谷組(東京都)
1956年(第27回)日本石油(横浜市)
1955年(第26回)全鐘紡(大阪市)
1954年(第25回)八幡製鉄(八幡市)
1953年(第24回)大昭和製紙(吉原市)
1952年(第23回)全鐘紡(大阪市)
1951年(第22回)全鐘紡(大阪市)
1950年(第21回)全鐘紡(大阪市)
1949年(第20回)星野組(別府市)
1948年(第19回)西日本鉄道(福岡市)
1947年(第18回)大日本土木(岐阜市)
1946年(第17回)大日本土木(岐阜市)
1943~1945年 第二次世界大戦のため中止
1942年(第16回)全京城(朝鮮・京城)
1941年(第15回)第二次世界大戦のため中止
1940年(第14回)全京城(朝鮮・京城)
1939年(第13回)藤倉電線(東京市)
1938年(第12回)藤倉電線(東京市)
1937年(第11回)八幡製鉄(八幡市)
1936年(第10回)門司鉄道局(門司市)
1935年(第9回)東京倶楽部(東京市)
1934年(第8回)全大阪(大阪市)
1933年(第7回)東京倶楽部(東京市)
1932年(第6回)全神戸(神戸市)
1931年(第5回)東京倶楽部(東京市)
1930年(第4回)東京倶楽部(東京市)
1929年(第3回)満州倶楽部(中国・大連)
1928年(第2回)大連実業団(中国・大連)
1927年(第1回)満州倶楽部(中国・大連)

都市対抗野球の仕組みなどについては、こちらをご参照下さい↓

都市対抗野球の仕組みと補強選手とは?延長のルールもわかりやすく!
こちらでは、都市対抗野球の補強選手とはどんな制度なのか、延長のルールなど仕組みをわかりやすくまとめてみました。都市対抗野球は日本アマチュア野球の最高峰の大会で補強選手制度など他にはないユニークな制度もあり根強い人気を集めています。その仕組みは?

都市対抗野球の歴代優勝回数最多チーム~まとめ

今回は、都市対抗野球の歴代優勝回数最多チームはどこか、また連覇記録についても見てきました。

都市対抗野球の歴代優勝回数最多チームは現ENEOS(旧・日本石油、新日本石油ENEOS、新日本石油、JX-ENEOS)で、優勝回数は12回です。

また、連覇記録は全鐘紡の3連覇(1950~1952年)が最多記録で、2連覇は4チームとなっています。ENEOSは優勝回数最多記録と並んで2連覇も2回達成しており、目下、都市対抗野球の最強チームといってもいいでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※記録は2024年大会終了時点までのものです。

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