2020年シーズンは60勝57敗3引き分けと勝率5割を超えて2位に躍進した千葉ロッテマリーンズですが、2021年シーズンはさらなる飛躍を目指します。
安定感ある投手陣と堅い守りに課題となっている打撃力が伴えば、優勝争いも夢ではありません。
また、2019年ドラフトで獲得した”令和の怪物”こと佐々木郎希投手の成長がどこまできているのかも見逃せません。
そんな千葉ロッテマリーンズの2021年の開幕スタメン&先発ローテーションはどうなるのでしょうか?
今回は、千葉ロッテマリーンズの開幕スタメン&先発ローテーション2021を予想してみたいと思います。
千葉ロッテの開幕スタメン2021予想
千葉ロッテマリーンズは2020年シーズンから大きな戦力ダウンもありませんでしたが、逆に昨シーズンオフのような目立った大きな補強もありませんでした。
基本的には既存の戦力で戦っていく方針ですがカギとなるのが、昨シーズン故障で離脱したレアードと若手選手の活躍です。
スタメン・オーダーは2020年シーズンと比較すると若手選手の台頭があげられますが、期待した結果が出せなければ打順の入れ替えや新外国人のアデイニー・エチェバリア内野手などの起用もあるでしょう。
しかし、戦力は確実にアップしており昨シーズン以上の躍進が期待されるスタメン・オーダーとなっています。
千葉ロッテマリーンズの開幕スタメン2021予想は、以下の通りです。
千葉ロッテマリーンズ開幕スタメン2021予想
1番 (中) 荻野貴司(率.291 1本 10打点)
2番 (左) 藤原恭大(率.260 3本 10打点)
3番 (右) マーティン(率.234 25本 65打点)
4番 (指) レアード(率.233 6本 15打点)
5番 (一) 井上晴哉(率.245 15本 67打点)
6番 (三) 安田尚憲(率.221 6本 54打点)
7番 (二) 中村奨吾(率.249 8本 49打点)
8番 (捕) 田村龍弘(率.217 4本 23打点)
9番 (遊) 藤岡裕大(率.229 4本 33打点)
千葉ロッテの開幕投手2021予想
千葉ロッテマリーンズの開幕投手は、二木康太投手とすでに発表されています。
二ケタ勝利を挙げた美馬学投手も有力候補でしたが、勝ち星こそ9勝と二ケタ勝利にひとつ届かなかったものの防御率3.40は先発投手陣ではナンバー1で見事、開幕投手の座を射止めました。
試合数が例年の143試合に戻る2021年シーズンは、二木康太投手には二ケタ勝利が期待されます。
千葉ロッテの先発ローテーション2021予想
続いて、千葉ロッテマリーンズの先発ローテーション2021予想です。
開幕投手が二木康太投手、第2戦が美馬学投手まではすでに発表されていますが、第3戦以下には目先を変えて左腕の小島和哉投手、石川歩投手は第4戦に温存すると予想します。
開幕3連戦の対戦相手の王者・ソフトバンクホークスに強い二木康太投手と美馬学投手をぶつけてくるのは妥当な作戦といえるでしょう。
また、若手投手陣も着実に成長を見せており、2019年ドラフト1位の”令和の怪物”佐々木郎希投手や2020年ドラフト1位の鈴木昭汰投手らが先発ローテーション入りするかどうかも注目ポイントです。
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したがって、2020年シーズンの成績や過去の実績から考えると、千葉ロッテマリーンズの先発ローテーション2021は以下のようになると予想します。
①二木康太(9勝3敗 防御率3.40)→ ②美馬学(10勝4敗 防御率3.95)→ ③小島和哉(7勝8敗 防御率3.73)→ ④石川歩(7勝6敗 防御率4.25)→ ⑤岩下大輝(7勝7敗 防御率4.20)→⑥中村稔弥(2勝5敗 防御率4.78)
その他、ローテーションの谷間や故障者が出た場合の候補
ホセ・フローレス(2勝2敗 防御率7.66)
佐々木郎希(2019年ドラフト1位)
鈴木昭汰投手(2020年ドラフト1位)
千葉ロッテの2021年の戦力分析とシーズン展望
千葉ロッテマリーンズの戦力分析をまず投手陣から見ていきたいと思います。
千葉ロッテマリーンズには投手陣に決め手となるような絶対的なエースはいませんでしたが、FAで獲得した美馬学投手が二ケタ勝利を挙げ、防御率3.40で9勝の二木康太投手、ここに石川歩投手を加えて3本柱という形ができあがったとみていいでしょう。
かつては、層が厚いとはいえず故障者が出た場合に不安がありましたが、若手の成長とともに着実に充実してきています。
一方、攻撃陣はレギュラー陣の補強も少なく既存の戦力中心になりますが、レアードの復帰と若手選手の成長がカギとなるでしょう。
特に2番の藤原恭大選手、6番の安田尚憲選手あたりの活躍に注目したいです。
ソフトバンクホークスに唯一勝ち越しているチームだけに、伸びてきた若手選手たちが勢いに乗ればパ・リーグの台風の目になる可能性を秘めているといってもいいでしょう。
千葉ロッテの中継ぎ投手2021
クローザー
益田直也
中継ぎ
唐川侑己、小野郁、東條大樹、東條勇輔、松永昂大、ハーマン
千葉ロッテの新戦力2021
新外国人
アデイニー・エチェバリア内野手(ブレーブス)
ホルヘ・ペラルタ内野手(ドミニカ・育成)
サンディ・サントス外野手(富山GRNサンダーバーズ・育成)
ドラフト
1位:鈴木昭汰投手(法政大)
2位:中森俊介投手(明石商高)
3位:小川龍成内野手(国学院大)
4位:河村説人投手(星槎道都大)
5位:西川僚祐外野手(東海大相模高)
育成1位:谷川唯人捕手(立正大淞南高)
育成2位:小沼健太投手(茨城アストロプラネッツ)
育成3位:山本大斗外野手(開星高)
育成4位:佐藤奨真投手(専修大)
美馬学(投手)(8勝5敗 防御率4.01)※FAで東北楽天ゴールデンイーグルスから移籍
福田秀平(外野手)※FAで福岡ソフトバンクホークスから移籍
小野郁(投手)※FA人的補償で東北楽天ゴールデンイーグルスから移籍
西巻賢二(内野手)※自由契約により東北楽天ゴールデンイーグルスから移籍
フランク・ハーマン(投手)※自由契約により東北楽天ゴールデンイーグルスから移籍
ジェイ・ジャクソン(投手)※ブルワーズから移籍
エドゥアルド・サントス(投手)※リセイ・タイガースから移籍
ホセ・フローレス(投手)※富山GRNサンダーバーズから移籍
ホセ・アコスタ(投手)※ドミニカ共和国空軍から移籍
佐々木郎希(投手)ドラフト1位
佐藤都志也(捕手)ドラフト2位
高部瑛斗(外野手)ドラフト3位
横山陸人(投手)ドラフト4位
福田光輝(内野手)ドラフト5位
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千葉ロッテの開幕スタメン&先発ローテーション2021~まとめ
今回は、千葉ロッテマリーンズの開幕スタメン&先発ローテーション2021を予想してみました。
千葉ロッテマリーンズの2021年シーズンは、打撃力のアップと若手選手の活躍がチーム浮沈のカギで、投手陣や守備が充実しているだけに勢いに乗れば優勝も狙えるのではないでしょうか。
層も確実に厚くなってきており、”令和の怪物”こと佐々木郎希投手の活躍にも注目したいところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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