大相撲ではしばしばハーフの力士が活躍してきましたが、今回の高安関も南国育ちのハーフなのではないかという雰囲気を醸し出しています。
はたして、ご両親はどこの国の人なのか、また高安関の出身地はどこなのでしょうか?
他にも高安関のプロフィールや成績を見ていくと、少々意外なところもある力士であることがわかりました。
また、一時は大関まで上り詰めた実力の持ち主でもあり、まだまだ衰えを感じさせない相撲はもう一花咲かせるのでは…、という期待を抱かせます。
今回は、大相撲・高安関はハーフなのか、両親のことや出身地などプロフィール、成績などを見ていきます。
大相撲高安はハーフ?両親は?
大相撲・高安関は日本人とフィリピン人の血が流れているハーフです。
両親は父親が高安栄二さんで日本人、母親がビビリタさんというフィリピン人で、エスニック料理店(フィリピン料理?)を経営していたようです。
角界では日本人とフィリピン人のハーフはかなり珍しいと思いきや、御嶽海関も高安関と同じく父親が日本人、母親がフィリピン人のハーフです。
両力士とも浅黒い顔や南国の雰囲気を醸し出しているところなど、共通している点があります。
高安関の場合は体毛が濃いせいでしょうか、個人的には元関脇の高見山関を思い出します。
高見山関はハワイ出身ですが、やはり浅黒いところは共通しています。
また、高安関は次男坊で怒られたことがなく甘えん坊だったようです。
兄がいてふたりとも子供の頃から体格がよかったので、兄弟喧嘩をするとご両親も止めることができなかったようです。
大相撲高安の出身地などプロフィール
大相撲・高安関は、1990年(平成2年)2月28日、茨城県土浦市生まれで、ハーフではありますが出身地は日本国内です。
子供の頃は相撲より野球に夢中で、相撲に興味を持ったのは中学3年生の夏、父親の栄二さんが「見るだけ」と言って高安をアポなしで千葉県松戸市の鳴戸部屋へ見学に連れて行ったことがきっかけでした。
見学当時すでに1m80cm、120kgだった体格や33cmの足のサイズなどを見た鳴戸親方(元横綱・隆の里)に褒められてその気になったようです。
相撲を始めた年齢が15歳というのは力士の中ではかなり遅いほうですが、高安関は高校進学はせずに中学を卒業するとそのまま鳴戸部屋に入門しました。
15歳と若かったためか鳴戸部屋の厳しい稽古に耐えられず何度も脱走を繰り返していましたが、父親・栄二さんの病気などをきっかけに一念発起して稽古に励み、2005年(平成17年)3月場所の初土俵を踏むと2011年(平成23年)7月場所には新入幕を果たしました。
その後は大関まで上り詰めましたが、在位15場所で陥落、現在は大関復帰を目指して奮闘中です。
大相撲・高安関の出身地などプロフィールは、以下の通りです。
大相撲・高安の出身地などプロフィール
四股名
高安 晃(たかやす あきら)
本名
高安 晃(たかやす あきら)
生年月日
1990年(平成2年)2月28日
身長・体重
187cm・177kg
血液型
A型
出身地
茨城県土浦市
出身中学校
土浦第一中学校
所属部屋
鳴戸部屋 → 田子ノ浦部屋
四股名履歴
高安 晃(2005年3月場所~)
初土俵
2005年(平成17年)3月場所
得意技
突き、押し
趣味
音楽鑑賞、キャッチボール
好きな食べ物
肉団子、煮魚(特にサバの味噌煮)
※2023年3月6日時点の情報です。
大相撲高安の成績
最後に大相撲・高安関のこれまでの主な成績を確認しておきましょう。
優勝は幕下優勝が1回ありますが、長いキャリアで大関まで上り詰めているにもかかわらず幕内での優勝がまだないというのは意外な気がします。
大関からは陥落したもののその後も二桁勝利をあげるなど成績も決して悪くないので、幕内初優勝、そして大関復帰も夢ではありません。
大相撲・高安関の主な成績は、以下の通りです。
大相撲・高安の主な成績
通算成績
673勝517敗120休(106場所)
幕内成績
513勝402敗120休(69場所)
優勝
幕下優勝:1回(2010年9月場所)
三賞:12回
殊勲賞:4回(2013年7月場所、2014年11月場所、2017年3月場所、2022年11月場所)
敢闘賞:6回(2013年1月場所、2014年7月場所、2016年9月場所、2017年1月場所、2022年3月場所、2022年9月場所)
技能賞:2回(2016年7月場所、2017年5月場所)
金星:5個
白鵬(1個)、日馬富士(3個)、照ノ富士(1個)
※成績は2023年1月場所終了時点のものです。
大相撲高安はハーフ?~まとめ
今回は、大相撲・高安関はハーフなのか、両親のことや出身地などプロフィール、成績などを見てきました。
大相撲・高安関は日本人とフィリピン人のハーフで、両親は父親が高安栄二さんで日本人、母親がビビリタさんでフィリピン人です。
日本人とフィリピン人のハーフではありますが、出身地は茨城県土浦市で日本国内です。
プロフィールを見ると中学生まで野球少年で、相撲を始めた年齢が15歳と遅く、中学卒業後すぐに鳴戸部屋に入門したという異色の経歴の持ち主です。
最高位は大関で成績も安定していますが、意外にも幕内優勝がまだありません。
大関を陥落あいたとはいえ、その後も何度か優勝争いに加わっているので、幕内初優勝、そして大関復帰が期待されています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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