ソフトボールと野球では共通点も多いですが、ボールの大きさやグラウンドの広さなど異なる部分も多数あります。
特にベースのサイズや大きさに関しては特徴的な部分も多く、ホームベースのサイズが野球と同じなのかどうかなど、気になった方は多いと思います。
また、1塁ベースが色違いで2つあるというのも野球では見られないソフトボールならではの特徴です。
そこで今回は、ソフトボールのホームベースのサイズは野球と同じなのか、また1塁ベースが2つある理由についても見ていきたいと思います。
ソフトボールのホームベースのサイズは野球と同じ?
ソフトボールも野球も一塁や二塁、三塁ベースといった他のベースは正方形ですが、ホームベースだけは五角形という独特の形となっています。
そしてサイズはどうかというと、ソフトボールも野球もホームベースは同じサイズで、ピッチャープレートに正対する部分の長さが43.18cmでその両辺の垂直の部分が21.59cm、そしてファウルラインに沿った五角形の尖った部分の長さが30.48cmとなっています。
野球よりソフトボールのほうがボールのサイズも大きいですし、ホームベースも大きいイメージをお持ちの方も少なからずいらっしゃったかもしれません。
また、ホームベースでその形以上に重要な意味を持つのがピッチャープレートに正対する部分の長さではないでしょうか。
理由は、この長さがストライクゾーンに直結するからです。
しかし、ソフトボールも野球もホームベースのサイズは同じということで、ストライクゾーンも考え方は共通しているといっていいでしょう。
ちなみに、ピッチャープレートは15.24cm×60.96cmのサイズの長方形で、ホームベースのピッチャープレートに正対する部分の長さより長く設定されています。
ソフトボールの1塁ベースが2つの理由
ソフトボールのベースで気になるのが1塁ベースではないでしょうか?
2塁と3塁ベースは普通に白いベースですが、1塁ベースのみ白いベースにオレンジ色のベースがくっついています。
ソフトボールの1塁ベースはベースが2つあるということで「ダブルベース」と呼ばれているのですが、なぜ1塁ベースだけベースが2つあるのでしょうか?
その理由は、接触事故を防ぐためです。
ご存知のようにソフトボールは塁間が短いのでバッターランナーと野手が交錯しやすく、過去には接触プレーによってケガをすることもありました。
バッターランナーはファウルゾーンのオレンジベースを使用し、野手はフェアゾーンの白いベースを使用します。
このようにベースを使い分けることで、未然に接触事故を防止しようというわけです。
ソフトボールのダブルベースのサイズ
1塁・2塁・3塁ベースはすべて同じ形・サイズで、正方形で一辺が38.1cmです。
そして、1塁ベースのみダブルベースとなっているわけですが、フェアゾーンが白、ファウルゾーンがオレンジ色となっており、白とオレンジをあわせると38.1cm×76.2cmのサイズになります。
ファウルゾーンがオレンジ色のベースも他のベースと同様、正方形で一辺が38.1cmです。
ソフトボールの塁間やピッチャーまでの距離などについては、こちらの記事をご参照下さい↓
ソフトボールのホームベースのサイズ~まとめ
今回は、ソフトボールのホームベースのサイズは野球と同じなのか、また1塁ベースが2つある理由についても見てきました。
ソフトボールも野球もホームベースは同じサイズで、ピッチャープレートに正対する部分の長さが43.18cmでその両辺の垂直の部分が21.59cm、そしてファウルラインに沿った五角形の尖った部分の長さが30.48cmです。
また1塁ベースが2つある理由は接触事故を防ぐためで、バッターランナーはファウルゾーンのオレンジベース、野手はフェアゾーンの白いベースを使用します。
ダブルベースのサイズは白とオレンジをあわせると38.1cm×76.2cmで、個々の形とサイズは他のベースと同様、正方形で一辺が38.1cmです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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