2018年の平昌オリンピックでの銀メダル獲得に続き、オリンピック2大会連続のメダル獲得を目指しているのがフィギュアスケート宇野昌磨選手です。
羽生結弦選手や鍵山優真選手とともにメダル獲得が期待される宇野昌磨選手ですが、北京オリンピックではどんな曲を選んでいるでしょうか?
また、作曲者がだれなのかも気になります。
ちなみに、2018年の平昌オリンピックではショートプログラムとフリーのどちらもクラシックの曲を選んでいます。
今回は、フィギュアスケート宇野昌磨選手の北京オリンピックのショートプログラムとフリーの曲名と作曲者について見ていきたいと思います。
宇野昌磨の北京オリンピックの曲名と作曲者
フィギュアスケートの選手たちは演技だけでなく、プログラム曲に対してもいろいろな工夫を凝らしていることが多いものです。
宇野昌磨選手もやはりそのひとりで、北京オリンピックで使用するショートプログラムとフリーのどちらの曲に対しても原曲とは違ったアレンジを施しています。
ジャンルはショートプログラムとフリーのどちらもクラシックの曲を選んでいますが、大胆なアレンジは宇野昌磨選手のイメージにピッタリ合っているといっていいでしょう。
フィギュアスケート宇野昌磨選手の北京オリンピックのショートプログラムとフリーの曲名と作曲者は、以下の通りです。
宇野昌磨の北京オリンピックの曲名と作曲者~ショート
曲名:「オーボエ協奏曲」
作曲者:アレッサンドロ・マルチェッロ & アントニオ・ヴィヴァルディ
宇野昌磨選手の北京オリンピックのショートプログラムの曲名は「オーボエ協奏曲」、作曲者はアレッサンドロ・マルチェッロ(1669~1747年)とアントニオ・ヴィヴァルディ(1678~1741年)の2人で、ともに同じ時代を生きたイタリアの作曲家です。
作曲者がマルチェッロとヴィヴァルディの2名で同時代の作曲家であることから共作かと思われるかもしれませんが、そうではありません。
曲名も「オーボエ協奏曲」となっていますが、前半がマルチェッロの「オーボエ協奏曲 ニ短調 第2楽章」で、後半がヴィヴァルディの「チェロ協奏曲 ハ短調 第3楽章」という組み合わせで途中で切り替わります。
同じイタリア人で同じバロック時代の作曲家で曲の雰囲気も似ているためか、違和感なく自然に切り替わっています。
曲調もいかにもバロック音楽といった感じで、ロマンティックで宇野昌磨選手にピッタリの曲ではないでしょうか。
振り付けは宮本賢二氏が担当しています。
宇野昌磨の北京オリンピックの曲名と作曲者~フリー
曲名:「ボレロ IV ~New Breath~」
作曲者:モーリス・ラヴェル
宇野昌磨選手の北京オリンピックのショートプログラムの曲名は「ボレロ」、作曲者はフランスの作曲家・モーリス・ラヴェル(1875~1937年)です。
「ボレロ」は1928年に作曲されたバレエ曲で、ラヴェルの代表曲で世界中で広く親しまれています。
これまでも多くの選手が滑ってきた人気曲ですが、宇野昌磨選手の「ボレロ」はアレンジが斬新です。
「ボレロ」とはもともとはスペインの舞曲で、”volar=(飛ぶ)”という言葉に関係しているといわれており、フィギュアスケートのジャンプとイメージがピッタリ合っているともいえるでしょう。
男性ソプラノの岡本知高さんが歌った歌入りのバージョンもありますが、宇野昌磨選手がフリーの曲として選んだ「ボレロ」は、歌が入っていないインストゥルメンタル・バージョンです。
宇野昌磨選手はフリーの「ボレロ」では、4回転ジャンプを4種類計5本入れるという高難易度のプログラムにチャレンジします。
なお、振り付けは2006年トリノオリンピック男子銀メダリストのステファン・ランビエール氏(スイス)が担当しています。
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宇野昌磨の北京オリンピックの曲名と作曲者~まとめ
今回は、フィギュアスケート宇野昌磨選手の北京オリンピックのショートプログラムとフリーの曲名と作曲者について見てきました。
宇野昌磨選手の北京オリンピックのショートプログラムとフリーの曲名と作曲者は、以下の通りです。
ショートプログラムの曲名と作曲者
曲名:「オーボエ協奏曲」
作曲者:アレッサンドロ・マルチェッロ&アントニオ・ヴィヴァルディ
フリーの曲名と作曲者
曲名:「ボレロ IV ~New Breath~」
作曲者:モーリス・ラヴェル
ショートプログラムの「オーボエ協奏曲」は、前半がマルチェッロの「オーボエ協奏曲 ニ短調 第2楽章」で、後半がヴィヴァルディの「チェロ協奏曲 ハ短調 第3楽章」という組み合わせで途中で切り替わります。
また、フリーの「ボレロ IV ~New Breath~」はフランスの作曲家・モーリス・ラヴェルが1928年に作曲したバレエ曲で、宇野昌磨選手の斬新なアレンジで4回転ジャンプを4種類計5本入れるという高難易度のプログラムに挑みます。
オリンピック2大会連続のメダル獲得を期待しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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