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フィギュアスケートのジャンプの種類と難易度は?名前の由来と見分け方も

ウインタースポーツでも華やかさでは一番ともいえるのがフィギュアスケートですが、そのフィギュアスケートの最大の醍醐味ともいえるのがジャンプです。

テレビ中継などを見ていると、「アクセル」や「サルコウ」、「ルッツ」など、さまざまなジャンプの名前が飛び交っています。

これらフィギュアスケートのジャンプの種類難易度に関してよくわからないといった方は、割と多いのではないでしょうか?

名前由来見分け方も気になります。

今回は、フィギュアスケートのジャンプの種類と難易度、名前の由来と見分け方などについてわかりやすく見ていきます。

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フィギュアスケートのジャンプの種類と難易度

フィギュアスケートのジャンプの種類は数多いですが、ISUが公認する“ジャンプ”として採点対象になるのは以下の6種類です。

難易度は、同じ回転数の場合はトウループが最も難易度が低くアクセルが最も難易度が高くなります。

フィギュアスケートのジャンプの種類と難易度
トウループ Toe loop(T)難易度
サルコウ Salchow(S)
ループ Loop(Lo)
フリップ Flip(F)
ルッツ Lutz(Lz)
アクセル Axel(A)   難易度

※カッコ内は略記号
※難易度は下へいくほど高くなります。

フィギュアスケートのジャンプの名前の由来と見分け方

フィギュアスケートのジャンプの種類と難易度がわかったところで、名前の由来と見分け方も見ていきましょう。

名前の由来は、半分が最初に跳んだ選手の名前が使われ、あとの半分は飛び方に由来しています。

見分け方は、主に前向きか後ろ向きか、跳ぶ瞬間にトウをついているかどうか、踏み切る足の違いなどから判断します。

これをもとにジャンプの見分け方を表にすると、以下のようになります。

ジャンプ名 踏切の向き トウ 助走→踏切
トウループ 後ろ向き つく 右→左
サルコウ 後ろ向き つかない 左→左
ループ 後ろ向き つかない 右→右
フリップ 後ろ向き つく 左→右
ルッツ 後ろ向き つく 左→右
アクセル 前向き つかない 左→左

トウループの名前の由来と飛び方

トウループの名前の由来は、つま先(Toe・トウ)を付いてジャンプすることからきていて、1920年代にアイスショーの役者・ブルース・メープス(アメリカ)が跳んだのが最初とされています。

飛び方は、右足のアウトサイドエッジで後ろ向きに滑り、左足のトウをついて跳びます。

難易度が最も低いジャンプとされていますが、コンビネーションジャンプのセカンド、サードジャンプに用いられることが多いです。

サルコウの名前の由来と飛び方

サルコウの名前の由来は、1909年にウルリッヒ・サルコウ選手(スウェーデン)が初めて跳んだことからきています。

飛び方は、左足の内側に体重を乗せながら後ろ向きに滑り、トウをつかず右足を前に振り上げて左足内側で跳びます。

跳ぶ瞬間、両足が「ハの字」になるのが特徴で、が藤美姫選手は4回転サルコウジャンプを男女で初めて成功しました。

ループの名前の由来と飛び方

ループの名前の由来は、輪(Loop・ループ)を描くようなジャンプであることからきており、1910年にヴェルナー・リットベルガー選手(ドイツ)が跳んだのが最初とされています。

飛び方は、右足の外側に体重を乗せながら後ろ向きに滑り、トウをつかず右足外側のエッジで跳びます。

足がクロスし、また跳ぶ瞬間に椅子に腰かけた状態になるのが特徴で、トウループと同じくコンビネーションジャンプのセカンド、サードジャンプに用いられることが多いです。

フリップの名前の由来と飛び方

フリップの名前の由来は、反転(裏返す)するように飛ぶことから英語で「反転・裏返す」を意味するフリップ(Flip)からきています。

フリップだけが唯一、だれが最初に跳んだのか不明となっていますが、1930年代にはかなり用いられていました。

飛び方は、前向きに進んで飛ぶ直前で後ろ向き(インサイドエッジ)に反転して、右足のトウをついて跳びます。

ルッツの名前の由来と飛び方

ルッツの名前の由来は、1913年にアイロス・ルッツ選手(オーストリア人)が初めて跳んだことからきています。

飛び方は、左足のアウトサイドエッジで後ろ向きに滑り、右足のトウをついて跳びます。

フリップジャンプとの見分け方が難しいですが、アウトサイドかインサイドエッジかで見分けるより助走の違いで見分けるのがわかりやすいでしょう。

アクセルの名前の由来と飛び方

アクセルの名前の由来は、1882年にアクセル・パウルゼン選手(ノルウェー)が初めて跳んだことからきています。

ちなみにパウルゼン選手のアクセルジャンプは1回転半でした。

飛び方は、左側のアウトサイドエッジで滑り、トウをつかずに跳び後ろ向きに着氷します。

難易度は6つのジャンプの中で最も高いですが、唯一、前向きに跳ぶジャンプなので見分け方は最もわかりやすいジャンプといえるでしょう。

前向きに跳んだらアクセルジャンプです。

フィギュアスケートのジャンプの種類と難易度~まとめ

今回は、フィギュアスケートのジャンプの種類と難易度、名前の由来と見分け方などについて見てきました。

フィギュアスケートのジャンプは6種類で、難易度は低い方からトウループ→サルコウ→ループ→フリップ→
ルッツ→アクセルとなります。

名前の由来は最初に跳んだ選手の名前が半分、飛び方が半分で、見分け方は主に前向きか後ろ向きか、跳ぶ瞬間にトウをついているかどうか、踏み切る足の違いなどにより判断します。

見分け方はすぐには判断できないと思いますが、回数を重ねていくうちに徐々に見分けられるようになっていくことでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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