大阪国際女子マラソン2023が、2023年1月29日(日)に開催されます。
日程やスタート時間などは問題なくほぼ従来通りに開催予定となっていますが、近年、毎年のように変わる参加資格や出場選手などは気になるところです。
前年は松田瑞生選手が2時間20分52秒の大会新記録で見事に優勝を飾りましたが、コースが変更になった2023年大会はどんなレースになるのでしょうか?
今回は、大阪国際女子マラソン2023のスタート時間と出場選手、コースの交通規制などについて見ていきたいと思います。
大阪国際女子マラソン2023のスタート時間
大阪国際女子マラソン2023の開催日程は1月29日(日)、スタート時間は12時15分が予定されています。(前年は12時10分)
トップのフィニッシュは14時30分頃、競技の終了時刻は16時頃が予想されます。
コースは大阪国際女子マラソンコースで開催される予定ですが、スタート・フィニッシュ地点や折り返し地点の撤廃など今年はコースに変更が見られています。(※コースの項で後述)
大阪国際女子マラソン2023のスタート時間など概要は、以下の通りです。
大阪国際女子マラソン2023のスタート時間など概要
大会名称
2023 OSAKA WOMEN’S MARATHON
兼 ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ
兼 ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会日本代表選手選考競技会
兼 杭州2022アジア競技大会 日本代表選手選考競技会
兼 マラソングランドチャンピオンシップチャレンジ
日程
2023年1月29日(日)
スタート時間
12時15分
コース
大阪国際女子マラソンコース(日本陸上競技連盟公認、WA/AIMS認証コース)42.195km
ヤンマーフィールド長居~昭和町~今川2~大池橋~勝山4~森ノ宮~OBP~大阪城公園~玉造~長堀通り~新橋 ~御堂筋~淀屋橋~片町~大阪城公園~森ノ宮~勝山4~大池橋~今川2~昭和町~ヤンマーフィールド長居
大阪国際女子マラソン2023の出場選手
続いて、大阪国際女子マラソン2023の出場選手を見ていきましょう。
出場選手は新型コロナウイルスの影響で2021・2022年にはなかった海外招待選手が3年ぶりに復活、招待選手は前年と変わらず12名、ネクストヒロインは1名増えて4名での開催となります。
また、ペースメーカーは前年と変わらず6人です。
大阪国際女子マラソン2023の出場選手は、以下の通りです。
招待選手
- No.01:マウリーン・チェプケモイ(ケニア)2:20:18(自己ベスト記録)
- No.02:ヘヴン・ハイル・デッセ(エチオピア)2:20:19(自己ベスト記録)
- No.03:メセレット・ゴラ・シセイ(エチオピア)2:20:50(自己ベスト記録)
- No.04:安藤友香(ワコール)2:21:36(自己ベスト記録)
- No.05:佐藤早沙也(積水化学)2:22:13(自己ベスト記録)
- No.06:上杉真穂(スターツ)2:22:29(自己ベスト記録)
- No.07:前田穂南(天満屋)2:23:30(自己ベスト記録)⇒ 欠場
- No.08:山口遥(AC・KITA)2:26:35(自己ベスト記録)
- No.09:池田千晴(日立)2:26:50(自己ベスト記録)
- No.10:アリス・ライト(イギリス)2:29:08(自己ベスト記録)
- No.11:筒井咲帆(山田ホールディングス)1:09:14(自己ベスト記録)※ハーフマラソン
- No.12:吉川侑美(ユニクロ)1:10:07(自己ベスト記録)※ハーフマラソン
ネクストヒロイン
- No.31:大東優奈(天満屋)1:10:12(自己ベスト記録)※ハーフマラソン
- No.32:矢尾桃子(関西外国語大学)2:39:36(自己ベスト記録)
- No.33:古原夏音(大阪芸術大)1:12:24(自己ベスト記録)※ハーフマラソン
- No.34:古賀華実(大阪芸術大)1:13:46(自己ベスト記録)※ハーフマラソン
ペースメーカー
- 1.デイジー・チェロティッチ(ケニア)1:06:15(自己ベスト記録)※ハーフマラソン
- 2.オマレ・ドルフィン・ニャボケ(ケニア)1:07:56(自己ベスト記録)※ハーフマラソン
- 3.マーガレット・アキドル(ケニア)1:11:19(自己ベスト記録)※ハーフマラソン
- 4.鍋島莉奈(積水化学)31:28:81(自己ベスト記録)※10000m
- 5.逸木和香菜(九電工)1:10:23(自己ベスト記録)※ハーフマラソン
- 6.渡邉桃子(天満屋)1:10:43(自己ベスト記録)※ハーフマラソン
準招待選手
準招待選手
⇒ https://www.osaka-marathon.jp/wp-content/uploads/athletes_elite.pdf
(大阪国際女子マラソン公式サイト)
一般出場選手
スーパー一般ランナー
⇒ https://www.osaka-marathon.jp/wp-content/uploads/athletes_super.pdf
(大阪国際女子マラソン公式サイト)
大阪国際女子マラソン2023の参加資格
参加資格は前年と同じで変わりありません。
一昨年の2021年大会は新型コロナウイルスの影響でコース変更や参加資格においてマラソンで前回大会より20分引き上げられて2時間50分以内となるなど、大幅な変更がありました。
しかし、前年2022年大会は前年より引き下げられてはいるものの、それでも2020年大会よりはやや厳しい参加資格となっています。
大阪国際女子マラソン2023の参加資格は、以下の通りです。
大阪国際女子マラソン2023の参加資格
- マラソン:3時間07分以内(2時間50分以内)
- 30km:2時間08分以内(1時間58分以内)
- ハーフマラソン:1時間25分以内(1時間17分以内)
- 10000m・10km:36分以内(35分以内)
- 日本陸上競技連盟が推薦する女性競技者
- 招待選手
- ネクストヒロイン選手
- 準招待選手 ※マラソン:2時間45分以内
- ペースメーカーを除いた大会当日満19歳以上の女性競技者
※カッコ内は2021年(第40回)大会の参加資格です。
大阪国際女子マラソン2023のコース
大阪国際女子マラソン2023のコースは、ヤンマーフィールド長居(長居第2陸上競技場)をスタート・フィニッシュとする42.195kmのコースとなります。
例年使用しているのヤンマースタジアム長居が改修工事中のため、2023年大会限定でスタート・フィニッシュ地点がヤンマーフィールド長居になります。
従来通りの公道を使用したコースですが、今年は2011年の第30回大会以来、12年ぶりにコースが変更になります。
新コースでは従来の道頓掘橋南詰めの折り返し地点をなくして選手がターンする際の減速を防ぎます。
また、従来は高低差約9mのフラットなコースでしたが、約20km地点あたりの長堀通/玉造筋・玉造から御堂筋・新橋間に高低差約18mのアップダウンが導入されました。
大阪国際女子マラソン2023のコース地図などは、以下の通りです。
・コース地図は、こちら
・新コース(第42回)と旧コース(第41回)の比較は、こちら
大阪国際女子マラソン2023の交通規制
また、大阪国際女子マラソン2023のコース周辺の主要道路では大会当日、4時間以上に渡って交通規制が実施されます。
交通規制が実施される時間帯は11:30頃~15:40頃の予定ですが、エリアによって規制の時間帯は異なります。
詳しくは交通規制のお知らせ(PDF・画像)をご覧ください。
大阪国際女子マラソン2023の交通規制図や迂回路など概要は、以下の通りです。
大阪国際女子マラソン2023の交通規制
時間帯
11:30頃~15:40頃
・交通規制図(全体・大阪城公園周辺・大阪ビジネスパーク周辺)は、こちら
・昭和町・片町・長堀通の規制及び迂回路は、こちら
同時開催の大阪ハーフマラソンについては、こちらをご参照下さい↓↓

大阪国際女子マラソン2023のテレビ放送
大阪国際女子マラソン2023のテレビ放送は、地上波フジテレビ系列で予定されています。
白熱してレースは豪華な解説陣とともに生中継されます。
詳しい放送スケジュールは、以下の通りです。
大阪国際女子マラソン2023のテレビ放送
番組名
奥村組スポーツスペシャル
第42回大阪国際女子マラソン【パリこそ、私。】
放送局
地上波フジテレビ系列
放送日時
2023年1月29日(日) 12:00~14:55(生中継)
解説
有森裕子(バルセロナ五輪銀・アトランタ五輪銅メダリスト)
高橋尚子(シドニー五輪金メダリスト)
千葉真子(パリ世界選手権銅メダリスト)
野口みずき(アテネ五輪金メダリスト)
渋井陽子(前女子マラソン日本記録保持者)
福士加代子(モスクワ世界選手権銅メダリスト)
SP解説
増田明美(スポーツジャーナリスト) ほか
※放送時間は変更になる場合があります。
大阪国際女子マラソン2023のライブ配信
大阪国際女子マラソン2023はテレビ放送の他、インターネットによるライブ配信(ネット中継)も予定されています。
ライブ配信するのは民放配信サービス「TVer」で、パソコン・スマホ・タブレット端末で無料で視聴できます。
詳しい配信スケジュールなどは、以下の通りです。
大阪国際女子マラソン2023のライブ配信
配信局
TVer
配信日時
2023年1月29日(日) 12:00~(生中継)
視聴など詳細はこちらからどうぞ! ⇒ TVer(無料)
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大阪国際女子マラソン2023のスタート時間~まとめ
今回は、大阪国際女子マラソン2023のスタート時間と出場選手、コースの交通規制などについて見てきました。
大阪国際女子マラソン2023の開催日程は1月29日(日)、スタート時間は12時15分が予定されています。
参加資格は前年と同じではあるものの、2020年大会よりやや厳しい参加資格となっています。
出場選手は海外招待選手が復活し招待選手は12名、ネクストヒロインは1名増えて4名、ペースメーカー6名での開催です。
テレビ放送は地上波フジテレビ系列で生中継、ライブ配信は「TVer」で予定されています。
コースもかなり変更となり、前年の松田瑞生選手の大会記録を更新する記録が生まれるのかどうか、熱いレースが展開されることを期待したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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