本ページはプロモーションが含まれています。
PR

大阪国際女子マラソンの参加資格は?優勝賞金と歴代優勝者・記録も!

1982年に第1回大会が開催され、毎年、1月の最終日曜日に開催されている注目のマラソン大会が大阪国際女子マラソンです。

国内外から有力選手が出場する大会としても知られ、オリンピックや世界陸上などの女子マラソンの日本代表選考レースに指定されています。

規模も大きく、年々、さらに発展を続ける大阪国際女子マラソンですが、参加資格優勝賞金などはどうなっているのでしょうか?

今回は、大阪国際女子マラソンの参加資格と優勝賞金、歴代優勝者・記録などについて見ていきます。

スポンサーリンク

大阪国際女子マラソンの参加資格

大阪国際女子マラソンの参加資格は、大会開催日に満19歳以上の女性で日本陸上競技連盟の登記・登録者であることが条件ですが、大きく一般参加選手と招待選手に分かれます。

一般参加選手の場合は、各種目ごとに基準タイムが定められていますが、2021年(第40回)大会は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で出場選手が制限され、約5分の1になりました。

これに伴い参加資格になる基準タイムも大幅に引き上げられました。

2021年(第40回)大会の参加資格は、新型コロナウイルスの影響による一時的な暫定措置とは思われますが、感染状況が落ち着くまではその年によって随時変更になりそうです。

大阪国際女子マラソンの参加資格は、以下の通りです。

大阪国際女子マラソンの参加資格~一般参加選手の場合

  • フルマラソン:3時間07分以内(2時間50分以内)
  • 30km:2時間08分以内(1時間58分以内)
  • ハーフマラソン:1時間25分以内(1時間17分以内)
  • 10,000m走:36分以内(35分以内)
  • 日本陸上競技連盟が推薦する選手

※カッコ内は2021年(第40回)大会の参加資格です。

大阪国際女子マラソンの参加資格~招待選手の場合

  • 外国招待選手
  • 国内招待選手
  • ネクストヒロイン
  • 準招待選手

ネクストヒロインは、フルマラソン未経験で駅伝や中・長距離走で実績のある20代半ばまでの若手選手を対象としています。

準招待選手は、招待選手・ネクストヒロインを除いた2時間45分以内(マラソン)の選手です。

※2021年(第40回)大会・2022年(第41回)大会は新型コロナウイルスの影響により外国招待選手はなし。
※2023年(第42回)大会は招待選手12名での開催。

大阪国際女子マラソンの優勝賞金

続いて、大阪国際女子マラソンの優勝賞金など賞金についてです。

大阪国際女子マラソンは国内外の有力選手が毎年出場する大きな大会ですが、賞金はありません。

なので、優勝賞金もないということになります。

ただ、2019年(第38回)の大会では「ラップチャレンジ」という賞金が支給されたこともあります。

「ラップチャレンジ」とは、8位までの入賞者で30~35kmのラップタイムが最も速かった選手に賞金50万円、このラップタイムで大会最高記録(2018年第37回大会・松田瑞生選手の16分19秒)を更新するとさらに50万円が上乗せされて、合計100万円が贈られるというものでした。

また、2020年(第39回)の大会に優勝した松田瑞生選手(ダイハツ)には、優勝賞金という名目ではありませんが日本実業団陸上競技連合から奨励金1,000万円、所属先の山中監督には500万円の目録が贈られました。

世界的にマラソンの賞金レース化が進む中で、東京マラソンなど国内のマラソン大会も徐々に賞金化している傾向はあります。

今後、有力選手の出場のためには賞金化もやむを得ないという事情もあることから、大阪国際女子マラソンも賞金化の流れになるといっていいでしょう。

大阪国際女子マラソンの歴代優勝者・記録

最後に、大阪国際女子マラソンの歴代優勝者と記録を見ていきましょう。

最多優勝回数はカトリン・ドーレ選手(ドイツ)の4回、最多連覇記録はリディア・シモン選手(ルーマニア)の3連覇です。

また、大会最高記録はウォルケネシュ・エデサ選手(エチオピア)が2024年(第43回)にマークした2時間18分51秒(日本記録は2時間18分59秒)です。

大阪国際女子マラソンの歴代優勝者・記録は、以下の通りです。

大阪国際女子マラソンの歴代優勝者・記録
2024年(第43回)ウォルケネシュ・エデサ(エチオピア)2時間18分51秒(大会記録)
2023年(第42回)ヘヴン・ハイル・デッセ(エチオピア)2時間21分13秒
2022年(第41回)松田瑞生(ダイハツ)2時間20分52秒
2021年(第40回)一山麻緒(ワコール)2時間21分11秒
2020年(第39回)松田瑞生(ダイハツ)2時間21分47秒
2019年(第38回)ファツマ・サド(エチオピア)2時間25分39秒
2018年(第37回)松田瑞生(ダイハツ)2時間22分44秒
2017年(第36回)重友梨佐(天満屋)2時間24分22秒
2016年(第35回)福士加代子(ワコール)2時間22分17秒
2015年(第34回)エレナ・プロコプツカ(ラトビア)2時間24分07秒
2014年(第33回)赤羽有紀子(ホクレン)2時間26分00秒
2013年(第32回)福士加代子(ワコール)2時間24分21秒
2012年(第31回)重友梨佐(天満屋)2時間23分23秒
2011年(第30回)赤羽有紀子(ホクレン)2時間26分29秒
2010年(第29回)アマネ・ゴベナ(エチオピア)2時間25分14秒
2009年(第28回)渋井陽子(三井住友海上)2時間23分42秒
2008年(第27回)マーラ・ヤマウチ(イギリス)2時間25分10秒
2007年(第26回)原裕美子(京セラ)2時間23分48秒
2006年(第25回)キャサンリン・ヌデレバ(ケニア)2時間25分05秒
2005年(第24回)エレナ・プロコプツカ(ラトビア)2時間22分56秒
2004年(第23回)坂本直子(天満屋)2時間25分29秒
2003年(第22回)野口みずき(グローバリー)2時間21分18秒
2002年(第21回)ローナ・キプラガト(ケニア)2時間23分55秒
2001年(第20回)渋井陽子(三井住友海上)2時間23分11秒
2000年(第19回)リディア・シモン(ルーマニア)2時間22分54秒
1999年(第18回)リディア・シモン(ルーマニア)2時間23分24秒
1998年(第17回)リディア・シモン(ルーマニア)2時間28分31秒
1997年(第16回)カトリン・ドーレ(ドイツ)2時間25分57秒
1996年(第15回)カトリン・ドーレ(ドイツ)2時間26分04秒
1995年(第14回)中止(阪神・淡路大震災のため)
1994年(第13回)安部友恵(旭化成)
1993年(第12回)浅利純子(ダイハツ)
1992年(第11回)小鴨由水(ダイハツ)
1991年(第10回)カトリン・ドーレ(ドイツ)2時間27分43秒
1990年(第9回)ロザ・モタ(ポルトガル)2時間27分47秒
1989年(第8回)ロレーン・モラー(ニュージーランド)2時間30分21秒
1988年(第7回)リサ・マーチン(オーストラリア)2時間23分51秒
1987年(第6回)ロレーン・モラー(ニュージーランド)2時間30分40秒
1986年(第5回)ロレーン・モラー(ニュージーランド)2時間30分24秒
1985年(第4回)キャリー・メイ(アイルランド)2時間28分07秒
1984年(第3回)カトリン・ドーレ(ドイツ)2時間31分41秒
1983年(第2回)キャリー・メイ(アイルランド)2時間29分23秒
1982年(第1回)リタ・マルキシオ(イタリア)2時間32分55秒

大阪国際女子マラソン~まとめ

今回は、大阪国際女子マラソンの参加資格と優勝賞金、歴代優勝者・記録について見てきました。

大阪国際女子マラソンの参加資格は大きく一般参加選手と招待選手に分かれ、一般参加選手の場合は各種目ごとに基準タイムが定められています。

大阪国際女子マラソンに賞金はないので優勝賞金もありませんが、近年は「ラップチャレンジ」や好タイムの優勝者に奨励金が贈られるなど、徐々に賞金化への動きも見られます。

また、歴代優勝者の記録を見ると、最多優勝記回数はカトリン・ドーレ選手(ドイツ)の4回、最多連覇記録はリディア・シモン選手(ルーマニア)の3連覇、大会最高記録は2024年(第43回)にウォルケネシュ・エデサ選手(エチオピア)がマークした2時間18分51秒となっています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました