都道府県対抗女子駅伝は、毎年1月の第2日曜日(正月3が日に日曜日の年は第3日曜日)に京都府で開催されています。
中学生・高校生から一般のランナーまで各都道府県を代表するランナーたちが、都道府県女子駅伝日本一を競います。
コースは京都府で定着していますが、歴代優勝最多チームを見てみるとかなり大きな偏りがあることがわかりました。
また、各区間記録がどうなっているのかも気になります。
今回は、都道府県対抗女子駅伝の歴代優勝最多チームとコース、区間記録などについて見ていきます。
都道府県対抗女子駅伝の歴代優勝最多チーム
都道府県対抗女子駅伝の歴代優勝最多チームは、京都府で18回の優勝を誇ります。(2024年大会終了時点)
京都府の17回の優勝には2005~2009年と1988年~1992年の2度の5連覇、2008・2009年と2020・2022年の2度の2連覇が含まれます。
2位の兵庫県と大阪府が優勝回数4回ですから、他を寄せ付けない圧倒的な強さを見せています。
地元という地の利があるとはいえ、まさに独壇場といえます。
大会記録は2013年(第31回)に神奈川県がマークした2時間14分55秒となっています。
都道府県対抗女子駅伝の優勝回数ランキングは、以下の通りです。
都道府県対抗女子駅伝の優勝回数ランキング
1位:18回
京都府
2位タイ:4回
兵庫県、大阪府
4位:3回
千葉県
5位タイ:2回
神奈川県、愛知県、宮城県
※2024年大会終了時点
都道府県対抗女子駅伝の歴代優勝チームと記録
歴代優勝最多チームは上述のように17回優勝の京都府ですが、どの時代も偏りなく優勝しているのも特筆すべき点といえます。
都道府県対抗女子駅伝の歴代優勝チームと記録(優勝タイム)は、以下の通りです。
都道府県対抗女子駅伝の歴代優勝チームと記録(優勝タイム)
2024年(第42回):宮城県 2時間16分30秒
2023年(第41回):大阪府 2時間15分48秒
2022年(第40回):京都府 2時間15分05秒
2021年(第39回):新型コロナウイルスの影響で中止
2020年(第38回):京都府 2時間16分15秒
2019年(第37回):愛知県 2時間15分43秒
2018年(第36回):兵庫県 2時間15分28秒
2017年(第35回):京都府 2時間17分45秒
2016年(第34回):愛知県 2時間16分02秒
2015年(第33回):大阪府 2時間17分26秒
2014年(第32回):京都府 2時間15分32秒
2013年(第31回):神奈川県 2時間14分55秒
2012年(第30回):大阪府 2時間16分37秒
2011年(第29回):京都府 2時間17分16秒
2010年(第28回):岡山県 2時間16分24秒
2009年(第27回):京都府 2時間15分39秒
2008年(第26回):京都府 2時間14分58秒
2007年(第25回):京都府 2時間17分03秒
2006年(第24回):京都府 2時間15分26秒
2005年(第23回):京都府 2時間16分22秒
2004年(第22回):兵庫県 2時間16分18秒
2003年(第21回):兵庫県 2時間16分02秒
2002年(第20回):京都府 2時間15分55秒
2001年(第19回):兵庫県 2時間17分57秒
2000年(第18回):長崎県 2時間17分19秒
1999年(第17回):福岡県 2時間18分16秒
1998年(第16回):埼玉県 2時間16分54秒
1997年(第15回):熊本県 2時間15分19秒
1996年(第14回):京都府 2時間17分19秒
1995年(第13回):宮城県 2時間17分50秒
1994年(第12回):千葉県 2時間18分04秒
1993年(第11回):大阪府 2時間19分15秒
1992年(第10回):京都府 2時間17分55秒
1991年(第9回):京都府 2時間16分01秒
1990年(第8回):京都府 2時間17分17秒
1989年(第7回):京都府 2時間18分41秒
1988年(第6回):京都府 2時間20分25秒
1987年(第5回):神奈川県 2時間23分05秒
1986年(第4回):鹿児島県 2時間22分59秒
1985年(第3回):千葉県 2時間25分32秒
1984年(第2回):京都府 2時間27分14秒
1983年(第1回):千葉県 2時間29分02秒
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都道府県対抗女子駅伝のコースと区間記録
続いて、都道府県対抗女子駅伝のコースと区間記録を見ていきましょう。
コースは、たけびしスタジアム京都をスタートし、国立京都国際会館前で折り返し、たけびしスタジアム京都をフィニッシュとする9区間・42.195kmのコースです。
第3区と第8区がジュニアB(中学生)選手限定で最短区間の3km、最終第9区がアップダウンの多い最長区間の10kmとなります。
区間記録も歴代優勝最多チームの京都府のランナーの名が目立ちます。
都道府県対抗女子駅伝のコースと区間記録は、以下の通りです。
都道府県対抗女子駅伝のコースと区間記録
9区間:42.195km
大会記録:2時間14分55秒
神奈川県(青山瑠衣・秋山桃子・佐藤成葉・松山祥子・出水田眞紀・森田香織・森田詩織・木下友梨菜・吉川美香)2013年
第1区:6.0km
たけびしスタジアム京都→衣笠校前
区間記録:18分39秒 廣中璃梨佳(長崎県)2020年
第2区:4.0km
衣笠校前→烏丸鞍馬口
区間記録:12分07秒 小林祐梨子(兵庫県)2009年
第3区:3.0km(ジュニアB・中学生)
烏丸鞍馬口→丸太町河原町
区間記録:9分02秒 ドルーリー朱瑛里(岡山県)2023年
第4区:4.0km
丸太町河原町→北白川山田町
区間記録:12分29秒 不破聖衣来(群馬県)2022年
第5区:4.1075km
北白川山田町→国立京都国際会館前(折り返し)
区間記録:12分45秒 山﨑りさ(千葉県)2024年
第6区:4.0875km
国立京都国際会館前→北白川別当町
区間記録:12分37秒 筒井咲帆(群馬県)2016年
第7区:4.0km
北白川別当町→丸太町寺町
区間記録:12分21秒 小島一恵(京都府)2007年&村松結(京都府)2020年
第8区:3.0km(ジュニアB・中学生)
丸太町寺町→烏丸紫明
区間記録:9分30秒 川西みち(福岡県)2022年
第9区:10.0km
烏丸紫明→たけびしスタジアム京都
区間記録:30分52秒 福士加代子(青森県)2004年
※2024年大会終了時点の情報です。
駅伝大会の年間スケジュール一覧は、こちらをご参照下さい↓
都道府県対抗女子駅伝の歴代優勝最多チーム~まとめ
今回は、都道府県対抗女子駅伝の歴代優勝最多チームとコース、区間記録などについて見てきました。
都道府県対抗女子駅伝の歴代優勝最多チームは18回優勝の京都府で、大会記録は2013年(第31回)に神奈川県がマークした2時間14分55秒です。(2024年大会終了時点)
コースは、たけびしスタジアム京都をスタート・フィニッシュとする9区間・42.195kmのコースで、区間記録は歴代優勝最多チームの京都府のランナーや強豪ランナーの名が目立ちます。
今後も京都府の覇権が続くのか、それとも京都府の牙城を崩すチームが現れるのか、注目していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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