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プロ野球のプロテクトの意味とは?リストの人数は1球団で何人?

プロ野球で近年になってしばしば聞かれるようになった言葉にプロテクトがあります。

野球に詳しい方以外にはあまり耳慣れない言葉かもしれませんが、選手の移籍に関係する言葉のようです。

プロ野球の世界のこのプロテクトとは、いったいどういう意味なのでしょうか?

今回は、プロ野球のプロテクトの意味とはどんなものなのか、またプロテクトリストの人数は1球団で何人なのかなどについて見ていきたいと思います。

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プロ野球のプロテクトの意味とは?

一般的に「プロテクト」とは、日本語で「保護する」とか「守る」という意味ですが、プロ野球の世界でいうプロテクトとは簡単に言えばFAの人的補償の対象にならないという意味です。

わかりやすく言えば、FA移籍で獲得した選手の代償としてトレードの対象になならないように守られる(移籍させない)という意味です。

プロ野球にはフリーエージェント(FA)という制度があり、8年間一軍で活躍した選手には、自由に球団を選択できる権利が与えられます。

FA宣言した選手を獲得した球団は、獲得したFA選手の年棒レベルによって金銭補償や人的補償を相手球団から求められることになります。

年俸の高い選手を獲得すれば、それだけ高い補償を要求されるというわけです。

指名された選手には拒否権はなく、移籍するか引退するしかありません。

プロ野球のプロテクトリストの人数

プロ野球の選手がFA宣言し移籍が確定した場合には、獲得した球団は金銭補償か人的補償を求められることになりますが

この時に相手球団が人的補償を選択した場合には、28選手をピックアップしてプロテクトリストを作り、相手球団に渡します。

これがプロテクトリストというものになります。

それぞれの球団にはこのようなプロテクト枠というものがあって、1球団28選手となっています。

プロテクトされなかった選手は、「プロテクト漏れの選手」とか「プロテクトから外れる」といった呼ばれ方をします。

相手球団はこのプロテクトリストの28人以外の選手の中から希望の選手を1人指名して獲得することができるというシステムになっています。

なお、プロテクト枠は、その年にドラフト指名された新人選手と外国人選手(日本人扱いの外国人も)は対象外です。

プロ野球のプロテクト外しとは?

プロ野球では巨人のような層の厚い球団は、プロテクトリストの人数が28人では足りないことも十分にあり得ます。

そんな時に疑われるのがプロテクト外しです。

例を挙げると、ケガをした選手などを一度自由契約にしておいてプロテクトリストの28人には入れずに、人的補償の対象にならないようにするといった方法です。

自由契約にすることでプロテクしたい28人の選手を減らさずに済みます。

自由契約となれば選手は12球団すべてと交渉することが可能になりますが、もしも自由契約の際に再契約を約束しているとしたらプロテクトリストが28人であることの意味が揺らいでしまいます。

疑ったらキリがないですが、プロテクト外しは人的補償制度の抜け道とも考えられ、やろうと思えばできてしまうともいえます。

人的補償制度はチームの戦力を均等にすることを目的としている制度ですが、プロテクト外しの疑いを持たれるような事例が多く見られるようになれば対策の必要性も出てくるでしょう。

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こちらでは、プロ野球の人的補償は拒否できないのか、また翌年の年棒がどうなるのかなどについてまとめました。プロ野球ではフリーエージェント(FA)宣言をして球団を移籍する権利を持つことができます。同時に人的補償に指名された選手は移籍せざるを得ません。

プロ野球のプロテクトの意味とは?~まとめ

今回は、プロ野球のプロテクトの意味とはどんなものなのか、さらにプロテクトリストの人数は1球団で何人なのかなどについて見てきました。

プロ野球のプロテクトの意味とは、FAの人的補償の対象にならないという意味で、プロテクトリストの人数は1球団28選手です。

どの選手をプロテクトリストに入れるかは球団も悩むところだとは思いますが、巨人のような層の厚い球団はプロテクトリストの人数が28人では足りずにプロテクト外しなどという疑惑を持たれたこともあります。

公平なように見えますが、プロテクトにはプロ野球の世界の非情さを見せられているようにも感じます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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