競歩は時速何キロで歩く?マラソンとの違いなど歩き方のルールも!

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競歩という競技を初めて見た時は、体をくねらせながら窮屈なフォームで何やってるのかなぁと思った記憶があります。

マラソンとの違いは走らないことなんだろうと想像はつきますが、具体的な歩き方のルールはよくわかりませんでした。

そして、最も気になったのが、あの歩き方で競歩は時速何キロで歩いているのだろうということでした。

今回は、競歩は時速何キロで歩くのか、またマラソンとの違いなど歩き方のルールなどについて見ていきます。

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競歩は時速何キロで歩く?

競歩が時速何キロで歩いているのか、その速さははテレビの画面を通してはどれぐらいのものか、なかなかうまく伝わらないと思います。

そこで今回は男子競歩20㎞を例に分かりやすく紹介してみようと思います。

男子競歩20㎞の世界記録は、日本の鈴木雄介選手が2015年3月15日に記録した1時間16分36秒です。

これは時速に換算すると時速15.6キロほどの速さとなり、一般的な成人の歩行速度である時速4キロと比較すると4倍以上もの速さで歩いたことになります。

ちなみに自転車を普通にこいだときの平均速度は時速12~15キロほどで、マラソンは時速20キロほどで走ります。

マラソンとの差は約5キロほどで、仮に鈴木雄介選手がこのペースでフルマラソンの42.195㎞を歩くと、2時間41分36秒でゴールすることになります。

競歩がいかに速いスピードで歩いていただくかを知っていただくために世界記録を例に出しましたが、競歩が時速何キロで歩いているかは自転車を普通にこぐくらいの速さと思っていいでしょう。

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マラソンとの違いなど競歩の歩き方のルール

続いて、競歩の歩き方のルールを見ていきましょう。

競歩は言うまでもなく歩く速さを競う種目ですが、走っているのではないことはわかっても歩いているという定義がよくわからないという方が多いのではないでしょうか?

この競歩の歩き方のルールをわかりやすく簡単に説明すると、次の2点になります。

両足が同時に地面から離れてはいけない

⇒ 常にどちらかの足の裏が地面についている状態をキープ

着地してから地面と垂直になるまで、膝を伸ばしておかなければいけない

⇒ 踏み出した足は着地してから地面と垂直になるまで、まっすぐに伸びた状態

この2点が、そのまま競歩とマラソンとの違いといえます。

この状態をキープしながらなるべく速く歩くとなると、腰をくねらせながら歩く競歩独特のあの歩き方になるわけなんですね。

試してみるとわかりますが、この2点を守りながら歩くのは相当に体力を消耗します。

競歩がスポーツであることを納得できるのではないでしょうか。

競歩の歩き方のルール~反則とペナルティ

また、この歩き方がルールに適合しているかどうか、トラックでは6人、ロードでは9人の審判員が歩型違反を監視することになっています。

歩き方がルールに適合していない場合は、両足が地面から離れたら「ロス・オブ・コンタクト」、脚が垂直になる前に膝が曲がってしまったら「ベント・ニー」という違反となり、最初に「注意」が出され、「警告」を3回受けると失格となります。

たいしたことのないルールのように思いますが、ペナルティを受け約1割の選手が失格で完歩できないというデータもあるほど、なかなか大変なルールです。

競歩の距離

最後に、競歩という競技における距離について見ていきましょう。

競歩には、以下の7つのトラック種目と3つのロード種目があります。

トラック種目
3000m競歩
5000m競歩
10000m競歩
20000m競歩
30000m競歩
50000m競歩
2時間競歩

ロード種目
10㎞競歩
20㎞競歩
50㎞競歩

競歩のオリンピック競技種目

競歩が初めてオリンピック種目となったのは、1908年の第4回ロンドン大会で、男子3,500m、10マイルから始まりました。

以降、1932年ロンドン大会から50km競歩、1966年メルボルン大会から20km競歩が追加され、50km競歩と20km競歩の2種目が競歩におけるオリンピック種目となりました。

現在の競歩のオリンピック種目は、男子が50km競歩と20km競歩の2種目、女子が20km競歩の1種目で開催されています。

しかし、男子50km競歩は2021年の東京オリンピックが最後となることが決まっています。

競歩は時速何キロ~まとめ

今回は、競歩は時速何キロで歩くのか、またマラソンとの違いなど歩き方のルールなどについて見てきました。

競歩は時速は世界記録のレベルだと時速15キロほどで、一般的な成人の歩行速度の4倍以上もの速さです。

この速さは、自転車を普通にこぐくらいの速さというとわかりやすいでしょう。

競歩の歩き方の主なルールは、「ロス・オブ・コンタクト」と「ベント・ニー」の2点で、これがマラソンとの大きな違いといえます。

「ロス・オブ・コンタクト」と「ベント・ニー」の2点を守りながら時速15キロほどで歩く競歩というスポーツは目に見えない過酷さがある競技だといえるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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