全国大学ラグビー選手権は大学ラグビー日本一を決める大会で、毎年、年末から年始にかけて開催されています。
出場枠は時代とともに変遷し全国から強豪校が集結する大会ではありますが、歴代優勝校はある地区に集中する時代が続いています。
そんな中で優勝回数を大学別にランキングで見ると、上位では古豪や新進気鋭の大学がしのぎを削っています。
今回は、全国大学ラグビー選手権の歴代優勝校一覧と優勝回数最多校、出場枠について見ていきます。
全国大学ラグビー選手権の歴代優勝校一覧
全国大学ラグビー選手権は1964年度に第1回大会が開催され、60年を超える歴史があります。
東西大学ラグビー選手権として開催された第1回大会は関東代表と関西代表の各2校ずつから始まり、徐々に代表枠が拡大されてきました。
歴代優勝校は第1回大会から関東の大学が中心で、そこに関西の大学が時折割り込んでくる状況が続いています。
関東と関西代表の大学以外から優勝校が出たことはまだありません。
全国大学ラグビー選手権の歴代優勝校は、以下の通りです。
全国大学ラグビー選手権の歴代優勝校一覧
2023年度(第60回)帝京大学
2022年度(第59回)帝京大学
2021年度(第58回)帝京大学
2020年度(第57回)天理大学
2019年度(第56回)早稲田大学
2018年度(第55回)明治大学
2017年度(第54回)帝京大学
2016年度(第53回)帝京大学
2015年度(第52回)帝京大学
2014年度(第51回)帝京大学
2013年度(第50回)帝京大学
2012年度(第49回)帝京大学
2011年度(第48回)帝京大学
2010年度(第47回)帝京大学
2009年度(第46回)帝京大学
2008年度(第45回)早稲田大学
2007年度(第44回)早稲田大学
2006年度(第43回)関東学院大学
2005年度(第42回)早稲田大学
2004年度(第41回)早稲田大学
2003年度(第40回)関東学院大学
2002年度(第39回)早稲田大学
2001年度(第38回)関東学院大学
2000年度(第37回)関東学院大学
1999年度(第36回)慶応義塾大学
1998年度(第35回)関東学院大学
1997年度(第34回)関東学院大学
1996年度(第33回)明治大学
1995年度(第32回)明治大学
1994年度(第31回)大東文化大学
1993年度(第30回)明治大学
1992年度(第29回)法政大学
1991年度(第28回)明治大学
1990年度(第27回)明治大学
1989年度(第26回)早稲田大学
1988年度(第25回)明治大学・大東文化大学 ※両校優勝
1987年度(第24回)早稲田大学
1986年度(第23回)大東文化大学
1985年度(第22回)明治大学・慶応義塾大学 ※両校優勝
1984年度(第21回)同志社大学
1983年度(第20回)同志社大学
1982年度(第19回)同志社大学
1981年度(第18回)明治大学
1980年度(第17回)同志社大学
1979年度(第16回)明治大学
1978年度(第15回)日本体育大学
1977年度(第14回)明治大学
1976年度(第13回)早稲田大学
1975年度(第12回)明治大学
1974年度(第11回)早稲田大学
1973年度(第10回)早稲田大学
1972年度(第9回)明治大学
1971年度(第8回)早稲田大学
1970年度(第7回)早稲田大学
1969年度(第6回)日本体育大学
1968年度(第5回)早稲田大学・慶応義塾大学 ※両校優勝
1967年度(第4回)法政大学
1966年度(第3回)早稲田大学
1965年度(第2回)早稲田大学
1964年度(第1回)法政大学
全国大学ラグビー選手権の優勝回数最多校
続いて、全国大学ラグビー選手権の優勝回数最多校はどこなのか、ランキングで見ていきましょう。
60回を数える全国大学ラグビー選手権で優勝回数最多校は早稲田大学で16回、以下、明治大学の13回、帝京大学の12回が二桁以上の優勝回数で4位以下を大きく引き離しています。
近年は特に帝京大学の躍進が目覚ましく、この勢いがどこまで続くのか注目されるところです。
全国大学ラグビー選手権の歴代優勝回数ランキングは、以下の通りです。
全国大学ラグビー選手権の歴代優勝回数ランキング
1位:16回
早稲田大学(1965・1966・1968・1970・1971・1973・1974・1976・1987・1989・2002・2004・2005・2007・2008・2019年度)
2位:13回
明治大学(1972・1975・1977・1979・1981・1985・1988・1990・1991・1993・1995・1996・2018年度)
3位:12回
帝京大学(2009~2017・2021~2023年度)
4位:6回
関東学院大学(1997・1998・2000・2001・2003・2006年度)
5位:4回
同志社大学(1980・1982~1984年度)
6位タイ:3回
法政大学(1964・1967・1992年度)
大東文化大学(1986・1988・1994年度)
慶応義塾大学(1968・1985・1999年度)
9位:2回
日本体育大学(1969・1978年度)
10位:1回
天理大学(2020年度)
※2023年度(第60回)終了時点
全国大学ラグビー選手権の出場枠
全国大学ラグビー選手権の出場チーム数は14チームで、関東や関西の大学グループ・リーグを中心に各地区代表、前年度の決勝戦出場チームの所属リーグ・グループで構成されています。
全国大学ラグビー選手権の出場枠は、以下の通りです。
全国大学ラグビー選手権の出場枠
- 関東大学対抗戦Aグループ上位3校
- 関東大学リーグ戦1部上位3校
- 関西大学リーグ戦Aリーグ上位3校
- 北海道・東北地区代表1校
- 東海・北陸・中国・四国地区代表1校
- 九州学生ラグビーリーグ1校
- 前年度優勝チーム所属リーグ・グループ1校
- 前年度準優勝チーム所属リーグ・グループ1校
全国高校ラグビーの歴代優勝回数ランキングなどは、こちらをご参照下さい↓↓
全国大学ラグビー選手権の歴代優勝校と出場枠~まとめ
今回は、全国大学ラグビー選手権の歴代優勝校一覧と優勝回数最多校、出場枠について見てきました。
全国大学ラグビー選手権の歴代優勝校は関東の大学が中心に、そこに関西の大学が時折割り込んでくる状況で、関東と関西代表の大学以外から優勝校が出たことはまだありません。
優勝回数最多は早稲田大学の16回、以下、明治大学の13回、帝京大学の12回が4位以下を大きく引き離しており、近年は特に帝京大学の躍進が目覚ましく、この勢いがどこまで続くのか注目されます。
出場枠(出場チーム数)は14チームで、関東や関西の大学グループ・リーグを中心に各地区代表、前年度の決勝戦出場チームの所属リーグ・グループで構成されています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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