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原辰徳がホームラン王になったことは?通算成績と年俸推移を現役と監督別で!

巨人・原辰徳監督現役から監督まで”ジャイアンツ愛”を貫き、巨人一筋の野球人生を歩んできました。

現役時代は4番バッターとして活躍し、監督に就任してからはリーグ優勝や日本一など素晴らしい成績を残し、まさに野球エリートを絵に描いたような道程です。

そんな原辰徳監督は現役時代、長距離砲として知られていましたが、ホームラン王になったことはあるのでしょうか?
ホームラン数など通算成績年俸推移などが気になるところです。

今回は、巨人・原辰徳監督がホームラン王になったことはあるのか、ホームラン数など通算成績と年俸推移を現役と監督別で見ていきます。

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原辰徳がホームラン王になったことは?

巨人・原辰徳監督の現役時代は毎年、コンスタントにホームランを量産してきましたが、残念ながらホームラン王になったことはありません。

現役生活15年間でホームラン数382本、年間ホームラン数30本以上が6回という成績はかなりのものですが、ホームラン王はおろか獲得したタイトルは打点王が1回など、通算成績を考えるとかなり少ないといっていいでしょう。

年間ホームラン数40本以下でもホームラン王を取れないわけではありませんが、やはり30本台では厳しかったようです。
過去の巨人の4番バッターがON(王・長嶋)など偉大な選手が多かったことから比較されることも多く、チャンスに弱いという声も多かったです。
なお、ホームラン王になったことはないものの入団1年目から12年連続でホームラン数20本以上を放っています。

現役と監督の成績を比較してもわかるように、原辰徳監督はどちらかというと選手としてより監督として大きな成果を上げたといっていいでしょう。

巨人・原辰徳監督が獲得したタイトルや賞は、以下の通りです。

タイトル
打点王:1回(1983年)
最多勝利打点:2回(1982・1983年)

表彰
最優秀選手:1回(1983年)
新人王(1982年)
ベストナイン:5回(1983・1987・1988・1990・1991年)
ゴールデングラブ賞:2回(1987・1988年)
正力賞:3回(2002・2009・2012年)など

原辰徳の通算成績

巨人・原辰徳監督は現役として15年間、監督としては17年間の合わせて32年間、巨人に在籍しています。(2023年シーズン終了時点)

現役より監督としての在籍期間が長くなっているのは、それだけ監督として成績を残してきたことの表れでしょう。

巨人・原辰徳監督の現役時代と監督時代の通算成績は、以下の通りです。

原辰徳の通算成績
現役:1697試合 打率.279 本塁打382 打点1093 安打1675(リーグ優勝6回、日本一3回)
監督:2407試合 1291勝1025敗 91引分 勝率.557(リーグ優勝9回、日本一3回)
※2023年シーズン終了時点

では、巨人・原辰徳監督の通算成績を現役時代と監督時代に分けて見ていきましょう。

原辰徳の通算成績~現役

巨人・原辰徳監督は1981年から1995年まで巨人で15年間プレーし、通算打撃成績は1697試合に出場して、打率.279、ホームラン数382本、1093打点という成績を残しています。

プロ入り1年目から1軍でレギュラーに定着し、ルーキーイヤーの1982年に新人王を獲得、その後、何度もホームラン王争いを演じましたが、上述したように残念ながらホームラン王を獲得することはできませんでした。

獲得したタイトルは少ないものの毎年、安定した成績を残しており、巨人の4番でなければ十分な成績だったといえます。

巨人・原辰徳監督の年度別打撃成績は、以下の通りです。

原辰徳の年度別打撃成績

年度 球団 試合 打率 本塁打 打点
1981 巨人 125 .268 22 67
1982 巨人 130 .275 33 92
1983 巨人 130 .302 32 103
1984 巨人 130 .278 27 81
1985 巨人 124 .283 34 94
1986 巨人 113 .283 36 80
1987 巨人 123 .307 34 95
1988 巨人 126 .300 31 81
1989 巨人 114 .261 25 74
1990 巨人 103 .303 20 68
1991 巨人 127 .268 29 86
1992 巨人 117 .272 28 77
1993 巨人 98 .229 11 44
1994 巨人 67 .290 14 36
1995 巨人 70 .201 6 15
通算 1697 .279 382 1093

※太字はタイトル

原辰徳の通算成績~監督

原辰徳監督の監督時代は2002年からで、一軍ヘッドコーチからの昇格でした。

2002・2003年の第1次から始まり、2006~2015年の第2次、2019~2023年の第3次と3度、いずれも巨人の監督に就任しています。

監督就任初年度の2002年からリーグ優勝を果たすとともに日本シリーズを制し日本一に輝きました。
2023年シーズンまで監督通算17年間で2407試合1291勝1025敗91引分の勝率.557で、リーグ優勝が9回、日本一が3回、Bクラスはわずかに3回という素晴らしい成績を残しています。

また、2009年のWBCでは日本代表の監督としてチームを世界一に導いています。

2023年シーズンを最後に監督を辞任しています。

原辰徳の年度別監督成績

年度 球団 試合 勝利 敗戦 引分 勝率 順位
2002 巨人 140 86 52 2 .623 1位
2003 巨人 140 71 66 3 .518 3位
2006 巨人 146 65 79 2 .451 4位
2007 巨人 144 80 63 1 .559 1位
2008 巨人 144 84 57 3 .596 1位
2009 巨人 144 89 46 9 .659 1位
2010 巨人 144 79 64 1 .552 3位
2011 巨人 144 71 62 11 .534 3位
2012 巨人 144 86 43 15 .667 1位
2013 巨人 144 84 53 7 .613 1位
2014 巨人 144 82 61 1 .573 1位
2015 巨人 143 75 67 1 .528 2位
2019 巨人 143 77 64 2 .546 1位
2020 巨人 120 67 45 8 .598 1位
2021 巨人 143 61 62 20 .496 3位
2022 巨人 143 68 72 3 .486 4位
2023 巨人 143 71 70 2 .504 4位
通算 2407 1291 1025 91 .557

※2002・2009・2012年は日本一

原辰徳の年俸推移

続いて、巨人・原辰徳監督の年俸推移を現役と監督別で見ていきましょう。

原辰徳監督は1980年ドラフト1位で巨人に契約金8,000万円、年俸840万円で入団しました。
安定した成績とともに年俸は1度もダウンすることなく順調にアップしていきました。

そして、1993年には当時の斎藤雅樹投手、駒田徳広選手とともに、歴代の巨人の日本人選手として初めての1億円プレーヤーとなりました。

最高年俸は現役時代が1993年の1億2,500万円、監督時代が2014・2015年の3億円です。

巨人・原辰徳監督の現役・監督を合わせた生涯年俸は、43億4,290万円(契約金除く)となっています。

原辰徳の生涯年俸
現役:9億6,290万円
監督:33億8,000万円
合計(32年):43億4,290万円(契約金除く)
※年俸額は推定です。(2023年シーズンまで)

原辰徳の年俸推移~現役

原辰徳監督の現役時代(巨人)での年俸推移は、以下の通りです。

原辰徳監督の現役時代(巨人)の年俸推移

  • 1980年 8,000万円(契約金・ドラフト1位)
  • 1981年 840万円
  • 1982年 1,440万円
  • 1983年 2,700万円 ※打点王
  • 1984年 4,300万円
  • 1985年 3,870万円
  • 1986年 3,870万円
  • 1987年 3,870万円
  • 1988年 6,000万円
  • 1989年 6,600万円
  • 1990年 8,000万円
  • 1991年 9,400万円
  • 1992年 9,900万円 ※12年連続20本塁打
  • 1993年 1億2,500万円
  • 1994年 1億1,500万円
  • 1995年 1億1,500万円

合計:9億6,290万円 ※契約金除く

※年俸額は推定です。

原辰徳の年俸推移~監督

原辰徳監督の監督時代(巨人)での年俸推移は、以下の通りです。

原辰徳監督の監督時代(巨人)の年俸推移

  • 2002年 8,000万円
  • 2003年 1億円
  • 2006年 1億5,000万円
  • 2007年 1億5,000万円
  • 2008年 2億円
  • 2009年 2億2,000円
  • 2010年 2億2,000円
  • 2011年 2億2,000円
  • 2012年 2億2,000円
  • 2013年 2億2,000円
  • 2014年 3億円
  • 2015年 3億円
  • 2019年 2億円
  • 2020年 2億円
  • 2021年 2億円
  • 2022年 2億円
  • 2023年 2億円

合計:33億8,000万円 

※年俸額は推定です。

原辰徳のホームラン数など通算成績~まとめ

今回は、巨人・原辰徳監督がホームラン王になったことはあるのか、ホームラン数など通算成績と年俸推移を現役と監督別で見てきました。

巨人・原辰徳監督はホームラン王になったことはなく、現役時代の通算成績は2008試合に出場して打率.279、ホームラン数382本、1093打点です。

また、監督としての通算成績は2407試合で1291勝1025敗91引分の勝率.557、リーグ優勝が9回、日本一が3回という素晴らしさです。(2023年シーズンまで)

年俸推移は現役時代は1度もダウンすることなくアップし最高年俸は1億2,500万円(1993年)、生涯年俸9億6,290万円、監督時代は最高年俸は3億円(2014・2015年)、生涯年俸33億8,000万円で、合計43億4,290万円(契約金除く)となっています。(2023年シーズンまで)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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