プロ野球沢村賞の歴代最多受賞者は?高卒ルーキーや最年少・最年長も

プロ野球沢村賞は日本プロ野球の先発投手なら、だれしもが一度は手にしたい賞ですはないでしょうか?

日本プロ野球の投手の最高の栄誉ともいえる沢村賞を1度ならず複数回、手にした投手がいますが、はたして歴代最多受賞者は、だれなのでしょうか?

また、高卒ルーキーでの受賞や最年少・最年長受賞者も気になります。

今回は、プロ野球沢村賞の歴代最多受賞者はだれか、高卒ルーキーでの受賞はあるのか、また最年少・最年長受賞者についても見ていきます。

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プロ野球沢村賞の歴代最多受賞者

プロ野球沢村賞は1947年から始まっており、その歴史はかれこれ70年を超えるものですが、これまでに複数回受賞した投手は14名です

そして歴代最多受賞者は受賞回数3回の杉下茂投手、金田正一投手、村山実投手、斎藤雅樹投手の4名となっています。

杉下茂投手、金田正一投手、村山実投手の3名は1950年代~1960年代、最も新しい斎藤雅樹投手でも1990年代の記録ですが、これは投手の分業制によって先発完投型が時代とともに少なくなっていることが原因としてあげられます。

沢村賞の条件(選考基準)が先発完投型の投手を対象としているために、複数回受賞は年々難しくなっており、最多受賞回数の更新も当分の間はないでしょう。

プロ野球沢村賞の複数回受賞者

プロ野球沢村賞の複数回受賞者は、3回が4名、2回が10名で、いずれもエース級の投手で当時のチームを優勝し導いた大投手ばかりです。

3回受賞者は上述したように20世紀で少し古い時代の投手ばかりですが、2回受賞者は約半数が21世紀になってからの記録です。

プロ野球沢村賞の複数回受賞者は、以下の通りです。

3回受賞者
杉下茂(1951・1952・1954年)
金田正一(1956~1958年)
村山実(1959・1965・1966年)
斎藤雅樹(1989・1995・1996年)

2回受賞者
別所毅彦(1947・1955年)
堀内恒夫(1966・1972年)
高橋一三(1969・1973年)
小林繫(1977・1979年)
北別府学(1982・1986年)
上原浩治(1999・2002年)
斉藤和巳(2003・2006年)
前田健太(2010・2015年)
田中将大(2011・2013年)
菅野智之(2017・2018年)

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プロ野球沢村賞の歴代受賞者~該当者なしや二人受賞も

沢村賞は毎年、原則1名が選出されますが、これまでに例外として「該当者なし」や「二人受賞」の年があります。

1947年に沢村賞が制定されてから、「該当者なし」の年はこれまで5回あり、「二人受賞」は1966年と2003年の2回あります。

プロ野球沢村賞の歴代受賞者は、以下の通りです。

プロ野球沢村賞の歴代受賞者
2020年 大野雄大(中日)
2019年 該当者なし
2018年 菅野智之(巨人)
2017年 菅野智之(巨人)
2016年 ジョンソン(広島)
2015年 前田健太(広島)
2014年 金子千尋(オリックス)
2013年 田中将大(楽天)
2012年 摂津正(ソフトバンク)
2011年 田中将大(楽天)
2010年 前田健太(広島)
2009年 涌井秀章(西武)
2008年 岩隈久志(楽天)
2007年 ダルビッシュ有(日本ハム)
2006年 斉藤和巳(ソフトバンク)
2005年 杉内俊哉(ソフトバンク)
2004年 川上憲伸(中日)
2003年 斉藤和巳(ダイエー)・井川慶(阪神)
2002年 上原浩治(巨人)
2001年 松坂大輔(西武)
2000年 該当者なし
1999年 上原浩治(巨人)
1998年 川崎憲次郎(ヤクルト)
1997年 西口文也(西武)
1996年 斎藤雅樹(巨人)
1995年 斎藤雅樹(巨人)
1994年 山本昌広(中日)
1993年 今中慎二(中日)
1992年 石井丈裕(西武)
1991年 佐々岡真司(広島)
1990年 野茂英雄(近鉄)
1989年 斎藤雅樹(巨人)
1988年 大野豊(広島)
1987年 桑田真澄(巨人)
1986年 北別府学(広島)
1985年 小松辰雄(中日)
1984年 該当者なし
1983年 遠藤一彦(大洋)
1982年 北別府学(広島)
1981年 西本聖(巨人)
1980年 該当者なし
1979年 小林繁(阪神)
1978年 松岡弘(ヤクルト)
1977年 小林繁(巨人)
1976年 池谷公二郎(広島)
1975年 外木場義郎(広島)
1974年星野仙一(中日)
1973年 高橋一三(巨人)
1972年 堀内恒夫(巨人)
1971年 該当者なし
1970年 平松政次(大洋)
1969年 高橋一三(巨人)
1968年 江夏豊(阪神)
1967年 小川健太郎(中日)
1966年 村山実(阪神)・堀内恒夫(巨人)
1965年 村山実(阪神)
1964年バッキー(阪神)
1963年 伊藤芳明(巨人)
1962年 小山正明(阪神)
1961年 権藤博(中日)
1960年 堀本律雄(巨人)
1959年 村山実(阪神)
1958年 金田正一(国鉄)
1957年 金田正一(国鉄)
1956年 金田正一(国鉄)
1955年 別所毅彦(巨人)※昭→毅彦に改名
1954年 杉下茂(中日)
1953年 大友工(巨人)
1952年 杉下茂(名古屋)
1951年 杉下茂(名古屋)
1950年 真田重男(松竹)
1949年 藤本英雄(巨人)
1948年 中尾碩志(巨人)
1947年 別所昭(南海)

※所属球団は受賞当時のものです。
※1988年まではセ・リーグの投手のみが対象で、1989年からセ・パ両リーグの投手が対象

プロ野球沢村賞~高卒ルーキー・最年少・最年長受賞者

プロ野球沢村賞の歴代最多受賞者に続いては、高卒ルーキー・最年少・最年長受賞者についてです。

いずれも偉大な記録ですが、数十年以上も更新されていません。

プロ野球沢村賞~高卒ルーキー・最年少受賞者

日本プロ野球の投手の憧れでもある沢村賞ですが、最年少受賞を高卒ルーキーで果たした投手がいます。

堀内恒夫投手(巨人)で、高卒ルーキー・イヤーだった1966年に開幕13連勝を含む16勝を記録し、18歳での最年少受賞でした。

高卒ルーキーが沢村賞を受賞したのは他に例がなく、今後18歳の最年少受賞を更新するには高校に進学せずにプロ野球選手になる必要があります。

不可能なことではないかもしれませんが、沢村賞最年少記録の18歳の更新は相当難しいといえるでしょう。

プロ野球沢村賞~最年長受賞者

逆に沢村賞の最年長受賞はどうでしょうか?

個人的にはもっと上の年齢での受賞もあるかと思っていたのですが、プロ野球沢村賞の最年長受賞は33歳で過去3名の投手が記録しています。

最年長受賞は最年少記録より更新の可能性があるようにも感じますが、分業制が進んで先発完投型のピッチャーが少なくなり体力的な問題もあることから最年長受賞の更新もなかなか大変でしょう。

実際に1988年の大野豊投手(広島)以来、30年以上も更新されていません。

プロ野球沢村賞の最年長受賞者は、以下の3名です。

プロ野球沢村賞の最年長受賞者(33歳)
1955年 別所毅彦(巨人)
1967年 小川健太郎(中日)
1988年 大野豊(広島)

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プロ野球の沢村賞の条件とは?クリアしても取れなかった歴代投手も!
こちらでは、プロ野球の沢村賞の条件とはどんなものか、また条件をクリアしていたのに取れなかった歴代投手などについてまとめました。沢村賞は日本プロ野球の投手にとっては最大の名誉ともいえる賞ですが、受賞するには厳しい条件(選考基準)があります。

プロ野球沢村賞の歴代最多受賞者~まとめ

今回は、プロ野球沢村賞の歴代最多受賞者はだれか、高卒ルーキーでの受賞はあるのか、また最年少・最年長受賞者についても見てきました。

プロ野球沢村賞の歴代最多受賞者は受賞回数3回の杉下茂投手、金田正一投手、村山実投手、斎藤雅樹投手の4名で、分業制によって先発完投型が少なくなっているため20世紀に活躍した投手ばかりです。

高卒ルーキーでの沢村賞受賞は1966年の堀内恒夫投手(巨人)で、これは最年少受賞でもあります。

最年長受賞は、別所毅彦投手(1955年)、小川健太郎(1967年)、大野豊(1988年)の3名でいずれも33歳ですが、30年以上更新されていません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※2019年までの情報です。

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