本ページはプロモーションが含まれています。
PR

プロ野球のオープン戦と開幕戦の違いとは?延長戦のルールなど!

プロ野球のことをあまりよく知らないという方の中には、オープン戦開幕戦違いがよくわからずにオープン戦の初戦が開幕戦だと思っている方もいらっしゃるようです。

もしかしたら知っている方でも延長戦のルールなど細かい点や、オープン戦と練習試合の違いまではご存じないかもしれません。

筆者もオープン戦と練習試合の違いを知ったのは、つい最近のことです。

そこで今回は、延長戦のルールや試合数、開催場所などプロ野球のオープン戦と開幕戦・練習試合の違いについて見ていきます。

スポンサーリンク

プロ野球のオープン戦と開幕戦の違いとは?

プロ野球のオープン戦と開幕戦の違いをわかりやすく一言でいうと、公式戦であるかどうかが最も大きな違いといえます。

プロ野球のオープン戦は非公式戦で、公式戦(ペナントレース)が始まる前に調整や交流などを目的として開催されています。

オープン戦という言葉は和製英語で、英語で”exhibition game”または”pre-season game”といい、NPB(日本野球機構)での正式名称は「春季非公式試合」です。

一方、プロ野球の開幕戦は公式戦で、その最初の試合(初戦)のことをいいます。

オープン戦は非公式戦のため成績よりも実戦への慣れや試験的なものが優先される傾向が高いですが、開幕戦は公式戦で成績が反映される、いわば本番ともいえる試合なので結果(勝ち)が最優先となります。

プロ野球のオープン戦は本番前の調整のための試合、開幕戦はガチンコの本番ともいえます。

その他にもプロ野球のオープン戦と開幕戦にはさまざまな違いがあるので、代表的な違いを見ていきましょう。

プロ野球のオープン戦と開幕戦の違い①~延長戦などルール

まず、オープン戦と開幕戦ではルールに大きな違いがあります。

オープン戦は勝敗にこだわらないため延長戦はなく、選手の出場機会を増やすため支配下登録されていない選手も出場することができます。

また、DH制もあらゆる条件に関係なく自由に使用できます。(使用しないのも自由)

このように、どちらかというとオープン戦のほうが開幕戦(公式戦)よりも自由度が高いといえます。

プロ野球のオープン戦と開幕戦のルールの違いをまとめると、以下のようになります。

・延長戦は、オープン戦はなし、開幕戦(公式戦)は12回まで
(ただし、2020年は10回まで・2021年はなし)

・出場資格は、オープン戦は支配下登録されていない選手も出場可能、開幕戦(公式戦)は支配下登録されている選手のみ

・DH制は、オープン戦は球場、セ・リーグ、パ・リーグのチームに関わらず自由なのに対して、開幕戦(公式戦)はパ・リーグ公式戦と交流戦のパ・リーグ球団の主催ゲームのみ

プロ野球のオープン戦と開幕戦の違い②~試合数

続いて、試合数の違いですが、オープン戦は1球団10~20試合で球団によってバラツキがあり、2月下旬から3月中旬・下旬の開幕戦直前の期間に開催されます。

一方の開幕戦を含んだ公式戦(ペナントレース)は1球団143試合で、球団によるバラツキはありません。

公式戦(ペナントレース)は3月下旬から9月下旬の期間に開催され、交流戦も含まれます。

こちらの記事も合わせてどうぞ↓

プロ野球オープン戦はいつからいつまで?優勝賞金やジンクスなども!
こちらでは、プロ野球オープン戦はいつからいつまでなのか、期間や優勝賞金、ジンクスなどについてまとめました。あまり野球に詳しくない方にはオープン戦の期間がいつからいつまでなのかなどオープン戦にまつわることはよくわからないことも多いかと思います。

プロ野球のオープン戦と開幕戦の違い③~開催場所

開催場所に関しても違いがあります。

オープン戦は各球団がキャンプを行っている沖縄県や宮崎県を中心に始まり、暖かくなるにつれ徐々に北上していき開幕戦直前には本拠地球場での開催が多くなります。

また、普段の公式戦では行く機会のないような地方へ赴くケースも見られます。

しかし、最近はドーム球場が多くなってきた影響もあってこのような流れ以外の開催場所となることもあります。

開幕戦の開催場所はほとんどの試合が本拠地球場での開催となります。

プロ野球開幕戦のホーム球場と対戦カードの決め方については、こちらの記事をご参照下さい↓

プロ野球開幕戦のホーム球場と対戦カードの決め方は?リーグで違う?
こちらでは、プロ野球開幕戦のホーム球場と対戦カードの決め方とその決め方がセ・リーグとパ・リーグでなぜ違うのか、などについてまとめました。プロ野球開幕戦のホーム球場と対戦カードの決め方がセ・リーグとパ・リーグではかなり異なります。その理由と変遷は?

プロ野球のオープン戦と練習試合の違いとは?

プロ野球では、キャンプ中などにオープン戦とは別に練習試合が行われることがあります。

特に2020年は新型コロナウイルスの影響で開幕戦が大きく延期になったために、6月に入ってからオープン戦ではなく練習試合が多かったですね。

練習試合はプロ野球の球団同士だけでなく、社会人のチームや海外の球団と行うことも珍しくありません。

どちらも公式戦ではなく一見同じように見えますが、どのような違いがあるのでしょうか?

最も大きな違いは、NPB(日本野球機構)の主催なのかどうかでしょう。

オープン戦はNPB(日本野球機構)の主催であるため、公式に記録が残ると同時に上記のようなルールに従って試合が行われます。

一方、練習試合はNPB(日本野球機構)の主催ではないため、チーム同士で延長戦の有無やDH制などのルール、開催場所などあらゆる事項を自由に決めることができます。

プロ野球の試合数については、こちらの記事をご参照下さい↓

プロ野球の試合数は年間どれくらい?変遷と2020年特別ルールも!
こちらでは、プロ野球の年間試合数やその変遷、2020年の特別ルールなどをまとめました。シーズンが始まると毎日のように試合をしているような感じのプロ野球ですが年間どれくらいの試合数なのでしょうか?その変遷をたどると昔はもっと大変な時代もありました。

プロ野球のオープン戦と開幕戦の違い~まとめ

今回は、延長戦のルールや試合数、開催場所などプロ野球のオープン戦と開幕戦・練習試合の違いについて見てきました。

プロ野球のオープン戦と開幕戦は公式戦であるかどうかが最も大きな違いで、オープン戦は非公式戦で本番前の調整試合、開幕戦は公式戦でその最初の試合(初戦)で成績が反映される試合です。

オープン戦と開幕戦(公式戦)は、延長戦のルールや試合数、開催場所などに違いがあり、主催するNPB(日本野球機構)によってそれぞれ決められています。

プロ野球のオープン戦と練習試合については一見同じようですが、練習試合はNPB(日本野球機構)の主催ではないため、チーム同士で延長戦の有無やDH制などのルール、開催場所などあらゆる事項を自由に決めることができるという違いがあります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました