プロ野球開幕戦のホーム球場と対戦カードの決め方は?リーグで違う?

どんなスポーツでも開幕戦が迫ってくるとワクワクしてくるものですが、プロ野球開幕戦も例外ではありません。

当然のことながら各チームはホーム球場で開幕戦を迎えたいという気持ちが強く、開幕戦に勝って開幕ダッシュをかけたいと考えています。

しかし、このプロ野球開幕戦のホーム球場と対戦カードの決め方が、セ・リーグとパ・リーグではかなり異なります。

そこで今回は、プロ野球開幕戦のホーム球場と対戦カードの決め方やその決め方がセ・リーグとパ・リーグでなぜ違うのか、などを見ていきます。

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プロ野球開幕戦のホーム球場の決め方

プロ野球開幕戦のホーム球場の決め方は、今も昔もセ・パ両リーグとも上位3チーム(Aクラス)のホーム球場で行われることに変わりはありません。

問題はいつの上位3チーム(Aクラス)なのかということなのですが、2021年シーズン以降はセ・リーグが3年前の上位3チーム、パ・リーグが4年前の上位3チームとなっています。

2001年シーズンまではセ・パ両リーグとも前年の上位3チームのホーム球場で行うというわかりやすい決め方だったのですが、2002年シーズン以降、さまざまな事情によって何度か変更されてきました。

この辺の事情については後述します。

プロ野球開幕戦のホーム球場の決め方~阪神など例外も

基本的に開幕戦は上位3チーム(Aクラス)のホーム球場で行われますが、中には例外もあります。

その代表チームが阪神タイガースで、ホーム球場の甲子園球場がちょうど春の選抜高校野球の開催期間と重なるため、ホーム球場で開幕戦を行うことができません。

年間の試合数が増えるにつれ、この傾向は高まり、阪神タイガースは21世紀になってから2020年まではホーム球場で開幕戦を行っていません。

この場合、阪神タイガースは対戦相手のBクラスの球団の球場で開幕戦を行ったり、最近では大阪ドームで開幕戦を行ったりするなどしています。

阪神タイガース以外の例外としては、1992年にオリックス・ブルーウェーブがこの年に千葉マリンスタジアムに本拠地を移転したロッテに開幕戦を譲った例や2005年にはホーム球場で開幕戦を行う予定だった大阪近鉄バファローズが最下位のオリックスに吸収合併されたため、4位のロッテが繰り上がって開幕権を得た例があります。

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プロ野球開幕戦の対戦カードの決め方

続いては、プロ野球開幕戦の対戦カードの決め方です。

開幕戦の対戦カードの組み合わせは、1999年のシーズンまではセ・パ両リーグとも前年の順位の1位-4位、2位-5位、3位-6位という対戦カードで、非常にわかりやすい決め方でした。

パ・リーグは現在でもこの組み合わせは、変わっていません。

ところがセ・リーグでは1999年9月に試合協定が改定され、2000年シーズン以降は前年の順位に関係なく開幕戦の組み合わせを決めることになりました。

2000年シーズンはたまたま従来通りの組み合わせになりましたが、セ・リーグではその年の状況に応じて自由に開幕戦の組み合わせが決められています。

プロ野球開幕戦のホーム球場の決め方~なぜリーグで違う?

プロ野球開幕戦のホーム球場と対戦カードの決め方は、わかりました。

しかし、お気づきの通り、セ・リーグとパ・リーグではホーム球場と対戦カードの決め方に違いがあります。

なぜ、セ・リーグが3年前の上位3チーム、パ・リーグが4年前の上位3チームになったのかというと2011年の東日本大震災が関係しています。

それまではセ・パ両リーグとも、2年前の上位3チームのホーム球場で開幕戦が行われてきました。

しかし、2011年シーズンは東日本大震災の影響により、開幕戦の日程が当初の3月25日から4月12日に変更されることになり、結果として2年前の上位3チームのホーム球場で開催されない事態になりました。

また、同時にAクラス、Bクラスといった順位も反映されないことになりました。

ところが、翌年の2012年シーズンからセ・リーグとパ・リーグでホーム球場の決め方が変わることになります。

セ・リーグは従来通り2010年度の2年前の上位3チームのホーム球場で開幕したのに対して、パ・リーグは2011年シーズンにホーム球場で開幕戦を行うことになっていた2009年の上位3チームがそのままスライドすることになりました。

つまり、パ・リーグは2012年シーズン以降は3年前の上位3チームのホーム球場で開幕戦を迎えることに変わったことになります。

プロ野球開幕戦のホーム球場の決め方の変遷

プロ野球開幕戦のホーム球場の決め方は、上述のように2001年シーズンまでは前年の上位3チームのホーム球場と非常にシンプルでわかりやすい決め方でした。

最初に変化が見られたのは2002年のサッカー日韓ワールドカップ開催に伴う特例で、その後も2011年の東日本大震災、そして2020年の新型コロナウイルスで開幕戦が延期された年の翌年のシーズンに変更されています。

プロ野球開幕戦のホーム球場の決め方の変遷は、以下の通りです。

プロ野球開幕戦のホーム球場の決め方の変遷
2001年まで:前年の上位3チームのホーム球場

2002年:全国6大都市(札幌・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)で開幕(サッカー日韓ワールドカップの特例)

2003~2010年:2年前の上位3チームのホーム球場

2011年:東日本大震災の特例

※ここまでセ・パ両リーグ共通で、2012年以降セ・パで異なります。

2012~2019年
セ・リーグ:2年前の上位3チームのホーム球場
パ・リーグ:3年前の上位3チームのホーム球場

2020年:新型コロナウイルスの特例

2021年~
セ・リーグ:3年前の上位3チームのホーム球場
パ・リーグ:4年前の上位3チームのホーム球場

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プロ野球開幕戦のホーム球場と対戦カードの決め方~まとめ

今回は、プロ野球開幕戦のホーム球場と対戦カードの決め方やその決め方がセ・リーグとパ・リーグでなぜ違うのか、などを見てきました。

プロ野球開幕戦のホーム球場の決め方は、セ・リーグが3年前の上位3チーム、パ・リーグが4年前の上位3チームのホーム球場で、対戦カードはパ・リーグが前年の順位の1位-4位、2位-5位、3位-6位、セ・リーグは順位に関係なく行われています。

セ・リーグとパ・リーグで決め方が違うのは、2011年東日本大震災の影響で開幕戦が延期になり、翌年の2012年シーズンからセ・リーグとパ・リーグでホーム球場の決め方が変わったためです。

プロ野球開幕戦のホーム球場の決め方の変遷を見ると、自然災害などの大きな出来事があった年に変更が見られています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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