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カーリングの先攻と後攻の決め方は?有利なのはどちらなのか?

ご存知のようにカーリングも野球と同じで先攻後攻があります。

プロ野球の場合はあらかじめ先攻と後攻が決められていますが、カーリングの先攻と後攻の決め方は野球とはまったく違ってとてもユニークで独特です。

また、”氷上のチェス”と呼ばれているカーリングですが、チェスの場合は先攻(先手)が勝率がよく有利なようですが、カーリングで有利なのはどちらなのでしょうか?

今回は、カーリングの先攻と後攻の決め方と先攻と後攻で有利なのはどちらなのかなどについて見ていきます。

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カーリングの先攻と後攻の決め方

カーリングという競技は先攻より後攻が有利といわれています。

なので、試合を先攻で始めるか後攻で始めるかは少なからず勝敗にも影響を与える可能性があるため、どのチームも後攻から試合を始めたいと考えます。

そして、カーリングでは先攻と後攻はあらかじめ決まっているわけではなく、試合を始める直前に決めます。

カーリングの第1エンドの先攻と後攻の決め方は、国際大会などの大きな試合ではたいていラストストーンドロー(LSD)で決定されます。

ラストストーンドロー(LSD)とは、両チームの選手がシートに何もない状態でストーンを投げ、ハウス(円)の中心までの距離の合計が少ないチームが先攻か後攻かを選択することができるというものです。

ラストストーンドロー(LSD)は先攻か後攻かを決めるだけでなく、時にはリーグ戦の順位を決める場合に用いられたりもするので目立たないながらも軽視できないといえます。

その他、試合によってはコイントスかジャンケンで先攻か後攻かを決めることもあります。

第2エンドの先攻と後攻の決め方は、前のエンドで得点したチームが先攻、ブランク・エンド(両チームとも0点)の場合は前のエンドと同じ先攻後攻となります。

カーリングの先攻と後攻で有利なのはどちら?

カーリングの先攻と後攻の決め方はわかりました。

では、先攻と後攻ではどちらが有利(勝ちやすい)なのでしょうか。

先に結論から言ってしまうと、後攻が有利です。

カーリングは両チームが交互にストーンを投げ、最終的にハウスの中心に最も近い場所にストーンを残したチームに得点が入る競技です。

後攻は一番最後にストーンを投げることになり、最終的なストーンの配置を決めることができるので有利というわけです。

ラストストーンドロー(LSD)で後攻を選択するのもカーリングでは後攻が有利だからです。

後半、試合がもつれればもつれるほど、最終エンドでいかに後攻を取れるかは勝敗を左右する大きなポイントとなり、最終エンドでは後攻のチームに第1ストーンを与えないようにあれこれと戦略を練ることになります。

先攻が有利になるためには?

では、カーリングで不利といわれる先攻で有利に試合を展開していくためにはどうすればいいのでしょうか。

まず、当然のことですが、点数を取れれば(スチール)いいのですが、なかなかそうもいきません。

なので、基本的には次のエンドで後攻を取るために後攻のチームに1点だけ取らせて、次のエンドで後攻を取れるような戦いをします。

具体的にはハウスの手前にストーンを置いて後攻のチームの邪魔をしたり、後攻のチームが最後にストーンを投げるまでにハウスの中に複雑にストーンを配置して第1ストーンを取りにくくします。

後攻が有利を維持するためには?

逆に、有利な後攻のチームは2点以上の複数点の獲得を目指します。

もし1点しか取れないような状況なら、むしろブランク・エンド(両チームとも0点)として次のエンドも後攻になるのを目指します。

具体的にはハウスの中にストーンを置きつつ、先攻のチームのストーンを除去していきます。

カーリングの先攻と後攻~まとめ

今回は、カーリングの先攻と後攻の決め方と先攻と後攻で有利なのはどちらなのかなどについて見てきました。

カーリングの先攻と後攻の決め方は国際大会などの大きな試合ではたいていラストストーンドロー(LSD)、その他、試合によってはコイントスかジャンケンで決めることもあります。

先攻と後攻で有利なのは、一番最後にストーンを投げる権利があって最終的なストーンの配置を決めることができる後攻で、ラストストーンドロー(LSD)で後攻を選択するのもカーリングでは後攻が有利だからです。

カーリングでは後攻が有利なため、先攻と後攻では戦術が異なり、その駆け引きや戦い方が大きな見どころとなります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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