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ボクシングのWBSSとは?優勝賞金は破格でルールも合理的!

毎月、ビッグマッチが続くプロボクシング界ですが、日本人選手では井上尚弥選手がバンタム級のタイトルマッチを制し、見事3階級制覇を達成し無類の強さを発揮しています。

井上尚弥選手が参加し優勝を飾ったのがWBSSというものです。

なにやら聞きなれない言葉ですが、優勝賞金も破格で大変なシステムのようです。

ボクシングのWBSSとは、どんなシステムでルールはどうなっているのでしょうか?

今回は、ボクシングのWBSSとは何か、さらに優勝賞金とルールなどについて見ていきます。

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ボクシングのWBSSとは?

2018年5月25日に行われたWBA世界バンタム級タイトルマッチで井上尚弥選手が圧倒的な強さを発揮し、1R1分50秒で王者ジェイミー・マクドネルにTKO勝ちしました。

これでWBA世界バンタム級新王者となり、16戦目で3階級制覇を達成し日本最速記録を更新しました。

試合後のインタビューで、「WBSSに参加する」と宣言し、WBSSへの思いを熱く語りましたが、このWBSSとはどんなものなのでしょうか?

ボクシングのWBSS~概要

WBSSとは、「World Boxing Super Series(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)」の略称です。

現在、ボクシング団体は複数あり、WBA、WBO、WBC、IBFが主要4団体と呼ばれています。

それぞれのボクシング団体にはチャンピオンがいて、各階級には4人ものチャンピオンが存在することになります。

チャンピオンが4人?

見る方からするとチャンピオンは1人で十分ですよね!

そこで各団体のトップレベルの選手8人でトーナメントを行って、だれが最強のチャンピオンなのかを決めようということで2017年から始まったのがWBSSです。

ボクシングのWBSS~バンタム級では井上尚弥が優勝

井上尚弥選手が参加するバンタム級のWBSSは2018年秋からスタートし、2019年に日本で決勝が開催されました。

気になるWBSSバンタム級の出場選手ですが、やはり凄い選手ばかりでした。

WBAスーパーチャンピオンのライアン・バーネット(25歳・イギリス)、WBOチャンピオンのゾラニ・テテ(30歳・南アフリカ)、IBFチャンピオンのエマヌエル・ロドリゲス(25歳・プエルトリコ)、5階級制覇チャンピオンのノニト・ドネア(37歳・フィリピン)、そしてWBAチャンピオンの井上尚弥選手(25歳・日本)らが参加しました。

うれしいことに海外では「イノウエのスピード、パワー、ボディの能力で優位」との見解で井上尚弥選手が優勝候補筆頭に挙げられていましたが、見事に優勝を飾りました。

圧巻のスピード、規格外のパワー、強烈無比なボディブローの3つの武器で、「The Monster」がWBSSを制しています。

WBSSの優勝賞金

WBSSがいかに凄いシステムなのかはわかりました。

となると気になるのがWBSSの賞金です。

これだけの規模で行われるチャンピオン同士のトーナメントは史上初といえるぐらのものですから、賞金も相当な額であることは想像に難くありません。

第1シーズンのクルーザー級とスーパーミドル級では優勝賞金は1,000万ドル、2階級合わせて賞金総額は5,000万ドルにまで登りました。

これは日本円に換算すると、優勝賞金が約10億円、賞金総額が約56億円という破格のものでした。

井上尚弥選手が参戦するバンタム級の優勝賞金は約400万ドルくらいといわれており、日本円に換算すると約4億円です。

ボクシングの世界では現在、中量級がファイトマネーが高い傾向があることから、軽量級であるバンタム級はクルーザー級・スーパーミドル級と比べるとこれでもかなり見劣りします。

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ボクシングWBSSの優勝賞金は階級別でいくら?井上尚弥の場合も!
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WBSSのルール

最後にWBSSのルールですが、トーナメントの1回戦でチャンピオン同士は当たらないようにしています。

これはいいですね。

チャンピオン同士の対戦は勝ち抜いて準決勝や決勝で見たいものです。

それと、ボクシングでは通常ジャッジは3人ですが、WBSSでは特別ルールでジャッジが4人となります。

「判定で2対2だったらどうなるの?」と思うかもしれませんが、4人目のジャッジは必ずしも採用されるわけではなく、3人の公式ジャッジの採点が引き分けになった場合や、試合結果が無効試合や無判定試合になった場合に採用されます。

4人目のジャッジはいわば予備的なものといえます。

ボクシングのWBSS~まとめ

今回は、ボクシングのWBSSとは何か、さらに優勝賞金とルールなどについて見てきました。

ボクシングのWBSSとは、「World Boxing Super Series(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)」の略称で、各団体のトップレベルの選手8人の中でだれが最強のチャンピオンなのかを決めるトーナメントです。

優勝賞金は第1シーズンのクルーザー級とスーパーミドル級では1,000万ドル(約10億円)、井上尚弥選手が参戦するバンタム級は優勝賞金は約400万ドル(約4億円)です。

また、ルールではトーナメントの1回戦でチャンピオン同士は当たらないことや特別ルールでジャッジが4人ということがあげられます。

WOWOWのエキサイトマッチでは毎週注目の放送カードが続きますが、その中でもWBSSは注目が集まっています。

今後のWBSSでの活躍を想像すると興奮を隠しきれないファンも多いと思います。

また、チャンピオンが複数存在する時代にこのWBSSの立ち上げはまさにファンが求めている企画そのものなのではないでしょうか?

すべての階級でWBSSが開催されて真のチャンピオンが決まることを期待したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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