野球のピッチャー交代のルールは?回数に制限はないのは本当?

野球では必要に応じて選手の交代が認められていますが、野手の交代に比べてピッチャーの交代は少々難しいルールになっています。

プロ野球と高校野球では交代のルールの違いがあるなど、野球に詳しい方じゃないとわからないような規定もあります。

高校野球を見ていると同じピッチャーが何回も交代して投げているのを見ることがありますが、交代の回数に制限はないのでしょうか?

今回は、野球のピッチャー交代のルールはどうなっているのか、またピッチャー交代の回数に制限はないのは本当なのかなどを見ていきます。

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野球のピッチャー交代のルール

野球のピッチャーは、第1打者またはその代打者がアウトになるか1塁に達するまで投げなければならないという投球義務(ただし負傷や病気の場合を除く)を果たせば、いつでも交代できるルールになっています。

これが、野球のピッチャー交代の最も基本的なルールで、あとは交代したピッチャーがベンチに退くのか、ピッチャー以外の守備に就いて9人のメンバーに残るのかで異なります。

また、アメリカのメジャーリーグ(MLB)では、2020年シーズンから最低打者3人に投げるかイニングの終了まで投げるというルールに変更になっています。

野球のピッチャー交代のルール~交代したピッチャーがベンチに退いた場合

まず、交代したピッチャーがベンチに退いた場合です。

ピッチャー交代としては最も多くシンプルなケースですが、この場合は交代したピッチャーはお役御免となり、もう試合に出ることはできません。

野球のピッチャー交代のルール~交代したピッチャーが守備に就いた場合

複雑なのは、交代したピッチャーが守備に就いてグランドに残った場合です。

交代したピッチャーを再度起用したい時や、ピッチャーの人数が限られている時などに発生します。

この場合は、交代したピッチャーが就いたポジションの選手がベンチに退くことになります。

高校野球でよく見られますが、プロ野球では滅多に見られません。

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野球のピッチャー交代の回数に制限はない?

野球でピッチャーが交代して別の守備位置に就いた場合、交代したピッチャーは再度マウンドに戻ることができます。

では、このピッチャー→別の守備位置→ピッチャーという交代は、回数に制限はないのでしょうか?

イニングが変われば問題ありませんが、同じイニングとなると交代は何回も無制限にできるわけではありません。

つまり、同じイニング内で同じピッチャーが、ピッチャー→野手→ピッチャーと交代することは1回はOKですが、2回以上はNGとなります。

次に交代する時は、このピッチャーは必然的にベンチに下がることになります。

野球規則によると、

投手が投手以外の守備位置に変更となった場合、同一イニング内では再度投手に戻る以外の守備変更は認められないほか、再度投手に戻った後は別の守備位置を守ることができない(野球規則5.10(d)原注)

と規定されています。

また、野球のピッチャー交代の回数に制限はありますが、人数に関しては無制限で何人交代してもかまいません。

野球のピッチャー交代の回数~高校野球の場合

しかし例外として、高校野球の場合はさらに別の守備位置に就くことが認められています。

高校野球ではピッチャーが少ないのが理由です。

いくらかは配慮されていますが、今後の高校野球は投球制限も適用されますからこういったシーンはさらに増えるかもしれませんね。

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高校野球のベンチ入りメンバーは18人ですが、今後は何人のピッチャーを揃えられるのかも高校野球のチーム作りで大きな課題となっていくことでしょう。

高校野球特別規則では、以下のように規定しています。

高校野球特別規則(2018年版)
9. 投手が一度ある守備位置についた時
規則 5.10(d)【原注】前段のうち「同一イニングでは、投手が一度ある守備位置についたら、再び投手となる以外他の守備位置に移ることはできない」は適用しない。
〔規則適用上の解釈〕
投手は同一イニングで二度目の投手に戻れば、それ以降は他の守備位置につく事は出来ません。
高校野球特別規則で認めるのは、投手→野手→さらに野手への交代です。
投手→野手→投手―――規則 5.10(d)【原注】適用
投手→野手→野手→投手―――高校野球特別規則
投手→野手→野手―――高校野球特別規則

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野球のピッチャー交代のルールのまとめ

今回は、野球のピッチャー交代のルールはどうなっているのか、またピッチャー交代の回数に制限はないのは本当なのかなどを見てきました。

野球のピッチャーは、第1打者またはその代打者がアウトになるか1塁に達するまで投げなければならないという投球義務(ただし負傷や病気の場合を除く)を果たせばいつでも交代できるルールで、同じピッチャーが交代して再度登板できる回数は2回までです。

ただし、同一イニングでのルールなのでイニングが変われば問題はなく、人数に関しては無制限です。

ピッチャー交代のルールは、野球のルールの中でも難しいものに入るかもしれませんが、実際にテレビなどで実例を見ながらだとより理解が深まることでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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