独特のリーゼントの髪型が一際目を引き、通称「ハマの番長」のニックネームで親しまれているのが横浜DeNAベイスターズの監督・三浦大輔投手です。
現役時代はエース投手として1998年の横浜の日本一に貢献し、その後も選手・コーチ・監督として長きに渡ってチームを牽引してきました。
そんな三浦大輔投手は現役時代と監督時代でどんな通算成績を残しているのでしょうか?
生涯最高年俸など年俸推移についても気になります。
今回は、三浦大輔投手の現役時代と監督の通算成績、生涯最高年俸など年俸推移について見ていきます。
三浦大輔の現役と監督の通算成績
三浦大輔投手は1992~2016年の25年間の現役生活、2019年は一軍投手コーチ、2020年は二軍監督、2021年以降は一軍監督としてDeNA(横浜)一筋の野球人生を送っています。(2024年シーズン終了時点)
三浦大輔投手の現役時代と監督時代の通算成績は、以下の通りです。
現役:535試合 172勝184敗 防御率3.61
監督:572試合 272勝276敗 24引分 勝率.496
※2024年シーズン終了時点
では、三浦大輔投手の通算成績を現役時代と監督時代に分けて見ていきましょう。
三浦大輔の年度別成績~現役
三浦大輔投手は1991年ドラフト6位で横浜大洋ホエールズに入団し、1992~2016年の25年間、球団名が変更になったものの現役生活の全期間を横浜(DeNA)でプレーしました。
三浦大輔投手の現役時代の通算成績は、535試合に登板し172勝184敗で防御率は3.61でした。
多彩な変化球と抜群のコントロールを武器に、25年間のキャリアを通して先発投手として活躍しました。
ストレートの最速は148km/hで速球派ではないものの、三振を獲る能力も高く2005年に最優秀防御率とともに最多奪三振のタイトルも獲得しています。
三浦大輔投手の現役時代の年度別成績と通算成績は、以下の通りです。
三浦大輔の現役時代の年度別成績と通算成績
年度 | 球団 | 登板 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 防御率 |
1992 | 大洋 | 23 | 0 | 0 | 0 | – | 0.00 |
1993 | 横浜 | 56 | 3 | 3 | 0 | – | 3.43 |
1994 | 横浜 | 47 | 2 | 2 | 0 | – | 4.34 |
1995 | 横浜 | 39 | 8 | 8 | 0 | – | 3.90 |
1996 | 横浜 | 39 | 5 | 10 | 0 | – | 4.93 |
1997 | 横浜 | 51 | 10 | 3 | 0 | – | 3.35 |
1998 | 横浜 | 42 | 12 | 7 | 0 | – | 3.18 |
1999 | 横浜 | 40 | 9 | 10 | 0 | – | 4.27 |
2000 | 横浜 | 35 | 11 | 6 | 0 | – | 3.22 |
2001 | 横浜 | 52 | 11 | 6 | 0 | – | 2.88 |
2002 | 横浜 | 44 | 4 | 10 | 0 | – | 3.23 |
2003 | 横浜 | 44 | 5 | 5 | 0 | – | 4.09 |
2004 | 横浜 | 52 | 6 | 8 | 0 | – | 4.25 |
2005 | 横浜 | 44 | 12 | 9 | 0 | 0 | 2.52 |
2006 | 横浜 | 44 | 8 | 12 | 0 | 0 | 3.45 |
2007 | 横浜 | 48 | 11 | 13 | 0 | 0 | 3.06 |
2008 | 横浜 | 25 | 7 | 10 | 0 | 0 | 3.56 |
2009 | 横浜 | 44 | 11 | 11 | 0 | 0 | 3.32 |
2010 | 横浜 | 44 | 3 | 8 | 0 | 0 | 7.23 |
2011 | 横浜 | 48 | 5 | 6 | 0 | 0 | 2.91 |
2012 | DeNA | 25 | 9 | 9 | 0 | 0 | 2.86 |
2013 | DeNA | 25 | 9 | 13 | 0 | 0 | 3.94 |
2014 | DeNA | 25 | 5 | 6 | 0 | 0 | 3.04 |
2015 | DeNA | 25 | 6 | 6 | 0 | 0 | 4.13 |
2016 | DeNA | 25 | 0 | 3 | 0 | 0 | 11.05 |
NPB通算 | 535 | 172 | 184 | 0 | 0 | 3.61 |
※赤太字はリーグ最高(タイトル)
タイトル
最優秀防御率:1回(2005年)
最多奪三振:1回(2005年)
最高勝率:1回(1997年)
三浦大輔の年度別成績~監督
三浦大輔投手は2021年からDeNAの監督に就任していますが、二軍監督からの昇格でした。
監督就任初年度の2021年こそ最下位でシーズンを終えましたが、続く2022・2023・2024年はAクラスに躍進し連続してクライマックスシリーズ出場を果たしています。
2024年は3位からクライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズも制し日本一に輝くという下剋上を成し遂げました。
572試合 272勝276敗 24引分 勝率.496
※2024年シーズン終了時点
三浦大輔の年度別監督成績
年度 | 球団 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 | 順位 |
2021 | DeNA | 143 | 54 | 73 | 16 | .425 | 6位 |
2022 | DeNA | 143 | 73 | 68 | 2 | .518 | 2位 |
2023 | DeNA | 143 | 74 | 66 | 3 | .518 | 3位 |
2024 | DeNA | 143 | 71 | 69 | 3 | .507 | 3位 |
通算 | 572 | 272 | 276 | 24 | .496 |
三浦大輔の生涯最高など年俸推移
三浦大輔投手は1990年契約金3,000万円、年俸400万円で横浜大洋ホエールズにドラフト6位で入団しました。
年俸が大きく伸び始めたのは先発ローテーション入りした1995年以降で、エースとして活躍し始めた頃から年俸はついに1億円を突破しました。
1億円の大台に到達するのにプロ入りしてから約10年ほどかかりましたが、その後は浮き沈みはあったものの年俸は概ね右肩上がりに推移していきました。
そして6年契約が切れた2008年オフにFA権を行使すると、2009年生涯最高年俸となる3億円を獲得しました。
その後、2011年にも生涯最高年俸額タイの3億円を獲得しましたが、成績とともに年俸も降下していきました。
三浦大輔投手の生涯最高年俸は2009年と2011年の3億円で、生涯最高年俸を獲得した時期までは概ね右肩上がりに推移しました。
三浦大輔の生涯最高年俸
3億円(2009・2011年)
三浦大輔の年俸推移~現役
三浦大輔投手の現役時代(大洋→横浜→DeNA)での年俸推移は、以下の通りです。
三浦大輔の現役時代(大洋→横浜→DeNA)の年俸推移
- 1991年 3,000万円(契約金・ドラフト6位)
- 1992年 400万円
- 1993年 450万円
- 1994年 900万円
- 1995年 900万円
- 1996年 3,000万円
- 1997年 2,800万円 ※最高勝率
- 1998年 5,600万円 ※日本シリーズ優勝
- 1999年 8,800万円
- 2000年 8,600万円
- 2001年 1億500万円
- 2002年 1億4,000万円 ※6年契約(2003~2008年)
- 2003年 1億4,000万円
- 2004年 2億2,000万円
- 2005年 2億2,000万円 ※最優秀防御率・最多奪三振
- 2006年 2億2,000万円
- 2007年 1億5,000万円
- 2008年 1億5,000万円 ※FA権行使
- 2009年 3億円
- 2010年 2億5,000万円
- 2011年 3億円
- 2012年 1億5,000万円
- 2013年 1億8,000万円
- 2014年 1億8,000万円
- 2015年 1億3,500万円
- 2016年 1億2,500万円 ※コーチ兼任
合計:32億7,950万円 ※契約金除く
※年俸額は推定です。
三浦大輔の年俸推移~監督
三浦大輔投手の監督(DeNA)での年俸推移は、以下の通りです。
三浦大輔の監督(DeNA)での年俸推移
- 2021年 7,000万円
- 2022年 7,000万円
- 2023年 9,000万円
- 2024年 9,000万円
合計:3億2,000万円
※年俸額は推定です。
三浦大輔の現役と監督の通算成績と年俸推移~まとめ
今回は、三浦大輔投手の現役時代と監督の通算成績、生涯最高年俸など年俸推移について見てきました。
三浦大輔投手の通算成績は現役時代は25年間535試合に登板し172勝184敗で防御率は3.61、監督としてはまだリーグ優勝はなく572試合272勝276敗24引分で勝率.496で、2024年には3位からクライマックスシリーズを勝ち抜くと、日本シリーズも制し日本一に輝いています。(2024年シーズン終了時点)
生涯最高年俸は2009年と2011年の3億円、生涯最高年俸を獲得した時期までは概ね右肩上がりに推移し、その後は引退まで成績とともに下降線を辿りました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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