サッカーやラグビーなどは前半・後半と試合時間が決められているのでその後の予定も組みやすいですが、テニスの試合は長引くといつ終わるんだろうという感じがします。
試合によってかかる時間はさまざまだとは思いますが、平均でどれくらいなのでしょうか?
また、長い試合だとどれくらいかかったのか試合時間の最長記録も気になります。
今回は、テニスの試合時間は平均でどれくらいなのか、またギネス認定の最長試合時間記録などを見ていきたいと思います。
テニスの試合時間は平均でどれくらい?
テニスの試合時間は平均でどれくらいかは、対戦する選手の実力によって決まるといえます。
テニスの試合は、4ポイント先取して1ゲーム、6ゲームを奪ってようやく1セットが終わります。
まずは、この1セットに要する時間から見ていきましょう。
実力に差のある選手の試合だとラリーもそう長くは続かないので、1セット10分とか15分くらいであっさりと終わりますが、実力にあまり差のない選手の試合だとそうはいきません。
ラリーも長くは続き、デュースにもつれ込むことも多くなって時間がかかり、1セットに1時間以上を要することもあります。
となると、1セットに要する時間としては、だいたい1セット30~40分程度とみることができます。
テニスの試合は、3セットマッチと5セットマッチがありますから、あとは試合が何セットで決まるかで自ずと試合時間が決まってきます。
なので、テニスの試合時間は、3セットマッチの場合は1時間半程度、5セットマッチの場合は2~2時間半程度が平均とみていいでしょう。
テニスの試合時間~ギネス認定の最長試合時間
グランドスラムなどの男子シングルスのような大会では、5セットマッチ方式(3セットを先に取った選手が勝ち)で試合が行われています。
このような大きな大会では、世界のトップクラスの選手が出場してくるため試合時間も長くなりやすい傾向があります。
しかもウィンブルドンなどの四大大会ともなると、最終セットはどちらかが2ゲーム差をつけるまで決着がつかないというルールになっているので、もつれれば信じられないような長い試合時間になります。
上述のように、実力が拮抗した選手同士の試合ともなれば、1セットに1時間以上を要することも珍しくありません。
フルセットにもつれ込めば、軽く5時間以上、さらに最終セットでもつれれば延々と試合が続くことになります。
そして、テニスのギネス認定の最長試合時間が、2010年に行われたウィンブルドン選手権の男子シングルス1回戦のジョン・イスナー(アメリカ)VSニコラ・マユ(フランス)の試合です。
試合時間は、日没中断を挟んでなんと3日間に渡って計11時間5分で、テニス史上最長試合となりました。
スコアを見ると、第1セットから6-4、3-6、6-7、7-6、70-68でイスナー選手の勝利でようやく決着しました。
最終セットの70-68というのが、もはや死闘としかいいようのないスコアです。
この試合では、合わせて実に12ものギネス世界記録が生まれたという記憶にも記録にも残る試合となりました。
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テニスの試合時間の平均~まとめ
今回は、テニスの試合時間は平均でどれくらいなのか、またギネス認定の最長試合時間記録などを見てきました。
テニスの試合時間は1セット30~40分程度と考えると、3セットマッチの場合は1時間半程度、5セットマッチの場合は2~2時間半程度が平均となります。
またギネス認定の最長試合時間記録は、2010年に行われたウィンブルドン選手権のジョン・イスナー(アメリカ)VSニコラ・マユ(フランス)の試合で、試合時間は日没中断を挟んでなんと3日間計11時間5分で、最終セットのスコアが70-68という死闘でした。
ギネス認定の最長試合時間記録は極端な例としても、平均の試合時間から考えて5セット3時間程度を考えておく必要があるのではないかと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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