大会に出るたびに衝撃的なな走りを見せて旋風を巻き起こしているのが、陸上界の「フワちゃん」こと不破聖衣来選手です。
小柄でかわいらしいルックスとは裏腹に他を寄せ付けない驚異的な走りはまさに時代が求めていたもので、今後の活躍に大いに期待を抱かせるものです。
プロフィールやタイムなど成績ももちろん気になりますが、さらに気になるのが不破聖衣来選手の名前の読み方やその由来ではないでしょうか?
今回は、陸上の不破聖衣来選手の名前の読み方や由来、プロフィール、タイムなど成績を見ていきます。
不破聖衣来の読み方
陸上の不破聖衣来選手の名前の読み方は、「ふわ せいら」です。
苗字の「不破」は問題なく読めると思うのですが、問題は「聖衣来」の読み方です。
調べてみると、「聖」は音読みでは「セイ」「ショウ」、訓読みでは「ひじり」、「衣」は音読みでは「イ」「エ」、訓読みでは「ころも」「きぬ」、「来」は音読みでは「ライ」、訓読みでは「きたす」「きたる」「くる」で、他に当て字が多数あります。
なので、「聖衣来」の読み方は「衣」は音読みですが、「聖」と「来」は音読みの頭文字からの当て字ということになります。
不破聖衣来選手には不破亜莉珠さんというお姉さんがいて、名前の読み方は「ふわ ありす」です。
同じ漢字3文字で、読み方も似ているような気がします。
不破聖衣来の名前の読み方:「ふわ せいら」
不破聖衣来の名前の由来
ところで、不破聖衣来選手の名前の読み方もちょっと難しいですが、さらに難しいのが名前の由来ではないでしょうか。
名前の由来も判明しており、「『聖なる衣』で、破れないすごい子になってほしい」という願いが込められているそうです。
「聖」には「その道で最高にすぐれた人」「この上なくすぐれている」という意味があり、その衣をまとった人が現れて(来て)、破れない(不破)ということで、不破聖衣来選手が打ち立てた記録はだれにも破られないようにという願いが込められているともいえます。
苗字も含めてなんとも凄い名前の由来ですが、不破聖衣来選手は名前の由来通りの活躍を続けています。
不破聖衣来のプロフィール
不破聖衣来選手は、2003年(平成15年)3月25日、群馬県高崎市に生まれました。
陸上は両親の影響ではなく、祖父や姉とランニングをしていたことがきっかけで始めました。
祖父はクロスカントリーの元国体選手、また4つ上の姉・不破亜莉珠選手がセンコー株式会社の女子陸上部に所属していることから祖父とお姉さんの影響が強かったと思われます。
ちなみに父親は陸上の経験はなく、母親は中学生時代に陸上部に所属していたようです。
身長は154cm、体重は37kgと非常に小柄な体格ですが心拍数が普段から非常に少なく、この驚異的な心肺機能が好成績の秘密といえるかもしれません。
小さい頃から習っていたピアノ演奏が趣味で、食べ物は肉より魚が好きなようで勝負メシは「ホッケ」と「うなぎ」、好きな寿司ネタは「ホタテ」とのことです。
不破聖衣来選手のプロフィールは、以下の通りです。
不破聖衣来の身長と体重などプロフィール
名前:不破 聖衣来(ふわ せいら)
生年月日:2003年(平成15年)3月25日
身長:154cm
体重:37kg
出身地:群馬県高崎市
出身大学:拓殖大学(在学中)
出身高校:高崎健康福祉大学高崎高校
出身中学校:高崎市立大類中学校
出身小学校:高崎市立中居小学校
競技種目:中・長距離走
趣味:ピアノ
好きな食べ物:うなぎ、ホッケ
不破聖衣来のタイムなど成績
続いて、不破聖衣来選手の自己ベストタイムと主な成績を見ていきましょう。
まず、自己ベストタイムは何と言っても10000mの30分45秒21が光ります。
2021年12月の関西実業団ディスタンストライアルで記録したもので、日本歴代2位、U20日本新記録、日本学生新記録になります。
また、これまでの成績を見ても無敵とも思えるような成績を残しており、走れば優勝か準優勝、駅伝大会では区間賞を獲得するといった印象を受けます。
特に大学進学後の活躍が目覚ましく、今後、どこまで飛躍していくのか注目されるところです。
不破聖衣来選手の自己ベストタイムと主な成績は、以下の通りです。
不破聖衣来の自己ベストタイム
1500m:4分24秒50
3000m:9分07秒48
5000m:15分20秒68
10000m:30分45秒21(U20日本新、日本学生新)
不破聖衣来の主な成績
2016年
優勝:ジュニアオリンピック(B1500m)
区間賞:東日本女子駅伝(4区)
2017年
優勝:
全国中学生クロスカントリー大会(3km)
全日本中学校陸上選手権(1500m)
ジュニアオリンピック(A3000m)
区間賞:
都道府県対抗女子駅伝(3区)
東日本女子駅伝(4区)
2018年
区間賞:都道府県対抗女子駅伝(3区)
2021年
優勝:
クロスカントリー日本選手権(U20女子6km)
関東インカレ(5000m)
U20日本陸上選手権(5000m・大会新)
全日本インカレ(5000m)
関西実業団ディスタンストライアル(10000m・U20日本新、日本学生新)
区間賞:
全日本大学女子駅伝(5区・区間新)
東日本女子駅伝(9区・群馬県優勝)
富士山女子駅伝(5区・区間新)
2022年
区間賞:都道府県対抗女子駅伝(4区・区間新)
※2022年1月21日時点での成績・記録です。
こちらの記事も合わせてどうぞ↓
不破聖衣来の読み方や名前の由来~まとめ
今回は、陸上の不破聖衣来選手の名前の読み方や由来、プロフィール、タイムなど成績を見てきました。
陸上の不破聖衣来選手の名前の読み方は、「ふわ せいら」で、由来は「『聖なる衣』で、破れないすごい子になってほしい」という願いが込められています。
プロフィールを見ると、陸上は祖父と姉の影響で始めましたが、これまでの成績は多くのや区間賞獲得など名前の由来通りの成績を残しており、特に10000mの自己ベストタイム30分45秒21(日本歴代2位・U20日本新記録・日本学生新記録)が光ります。
これまで無敵とも思えるような強さを見せている不破聖衣来選手ですが、今後もどんな活躍を見せてくれるのか、将来が非常に楽しみなランナーです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント