本ページはプロモーションが含まれています。
PR

テニスのドロー表の見方とは?シードの位置から記号の意味まで!

ドローというと一般的にスポーツでは引き分けを意味しますし、さらにゴルフでは球筋のひとつとしても知られているところです。

しかし、テニスではドローはまったく違う意味を持ち、ドロー表という用語もあります。

テニスをよく知っている方ならドローもドロー表もよくご存知だと思いますが、テニス初心者はやはりドロー表の見方などは頭の中で???マークが灯ることと思います。

そこで今回は、テニスのドロー表の見方とは?シードの位置から記号の意味・決め方まで見ていきたいと思います。

スポンサーリンク

テニスのドロー表の見方とは?

実は筆者も最初はドローもドロー表も何のことだか、さっぱりわかりませんでした。

でも難しいものではなく、1回覚えてしまえば簡単に理解できることなので大丈夫です。

まず、テニスでドローとは試合に出場する選手の人数のことをいい、ドロー表とは組み合わせ表(トーナメント表)のことを意味します。

よく16ドローとか32ドローといった言葉が出てきますが、これは出場選手の人数を意味していて、それぞれ出場選手が16人、32人という意味です。

プロテニスでは大会の規模によってドローが異なり、最大が4大大会(グランドスラム)の128ドローです。

では、次にテニスのドロー表の見方でシードの位置やドロー表に出てくる記号の意味を見ていきましょう。

テニスのドロー表の見方~シードの位置

通常の組み合わせ表(トーナメント表)であれば、シードの位置は固定されているのでわかりやすいのですが、テニスのドロー表の場合はちょっと特殊です。

シードの位置が固定されているのは第1シードと第2シードのみで、ドロー表で見ると第1シードと第2シードは最も離れた位置(対角線、または両端)にあります。

これは、第1シードと第2シードが決勝の前に対戦することがないようにとの配慮によるものです。

そして、第3シード以下の位置は抽選によってランダムに決まるため、どこに配置されるのかは抽選するまでわかりません。

なお、抽選となるシードの数はドロー数(大会の規模)によって異なります。

テニスのドロー表の見方~記号の意味

テニスのドロー表を見ていると、アルファベットや数字などのいろいろな記号が出てきますが、どんな意味があるのでしょうか。

ドロー表でよく見られる記号を見ていきましょう。

数字
シードを獲得している選手のシード順

Q:(クオリファイヤーQualifierの略)
予選を勝ち上がった選手

WC:(ワイルドカードWild Cardの略)
主催者推薦の選手

LL:(ラッキールーザーLucky Loserの略)
予選の最終ラウンドの敗退選手の中から抽選で選ばれた選手
※本戦出場予定選手に欠場者が出た場合

PR:(プロテクトランキングProtect Rankingの略)
6か月以上ケガで離脱した選手

空欄
予選なしで本戦に出場できる選手の中のシード選手ではない選手

テニスのドロー表の決め方

テニスのドロー表の見方についてはわかりました。

では、このドロー表の決め方はどのようになっているのでしょうか?

通常、テニスではドロー数128の場合(グランドスラム)はシード数は32、ドロー数64の場合はシード数は16、ドロー数32の場合はシード数は8となります。

例えば、ドロー数128の場合、前年や直近の成績をもとにランクに応じて第1~32シードまで振り分けられます。

プロテニスのシードの順位は、原則として男子はATPランキングポイント、女子はWTAランキングポイントによって決まります。

上述したように第1・2シードは固定ですが、それ以外の第3シード以下~シード選手以外は抽選によってどこに配置されるかが決まります。

テニスのドロー表の決め方の例外

通常のテニスのドロー表の決め方について説明してきましたが、例外の大会がひとつだけあります。

ウィンブルドン選手権がその例外の大会で、通常のランキングポイントの他に芝コート(グラスコート)での成績が加わります。

考慮に入れられるのは、直近1年間の芝コートでのポイント100%とその前の1年間の芝コートでのベストポイント75%を合算したポイントです。

つまり、ウィンブルドン選手権でのドロー表の決め方は、”世界ランキング+芝コートでの成績”となり、シードになるには芝コート(グラスコート)で強い選手が有利といえます。

テニスのドロー表の見方とは?~まとめ

今回は、テニスのドロー表の見方とは?シードの位置から記号の意味・決め方まで見てきました。

テニスでドローとは試合に出場する選手の人数のことをいい、ドロー表とは組み合わせ表(トーナメント表)のことを意味します。

テニスのドロー表の見方・決め方は、第1・第2シードのみ固定で最も離れた位置(対角線、または両端)に配置されており、それ以外の第3シード以下~シード選手以外は抽選によってどこに配置されるかが決まります。

また、ウィンブルドン選手権のみ特殊で世界ランキングに芝コート(グラスコート)での成績が、加味されます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. なお より:

    シンシナティOPの女子ダブルスドロー表にOSEの記載があります。
    OSEとはどういう意味でしょうか?
    男子では見かけないような気がするのですが。

タイトルとURLをコピーしました