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フィギュアスケート世界選手権の男子女子シングルの歴代優勝者と賞金!

フィギュアスケート世界選手権は国際スケート連盟(ISU)によって行われている最も大きな大会のひとつで、男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの4種目が行われます。

19世紀から始まったということで歴史も古く、歴代優勝者には時代を席捲した名選手たちが名を連ねています。

ここでは男子と女子のシングルの歴代優勝者を見ていきます。

また、これだけの歴史ある大きな大会であるにもかかわらず賞金を見ると、少々意外な現実が垣間見えました。

今回は、フィギュアスケート世界選手権の男子女子シングルの歴代優勝者と賞金についてまとめてみました。

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フィギュアスケート世界選手権の男子女子シングルの歴代優勝者

フィギュアスケート世界選手権は、男子が1896年に初めて開催され、続いて1906年には女子も開催されています。

途中で2回の世界大戦など何度かの開催中止はありましたが、すでに100年を超える歴史があります。

歴代優勝者を見ると、当初はヨーロッパの選手ばかりだった優勝者もやがてアメリカ大陸やロシア、アジアにも広がり、日本人選手も歴代優勝者の中にその名を刻んでいます。

また、古い時代ほど連覇が多く見られるのも特徴で、かつては突出した実力を持つ選手が長期に渡って一時代を築く傾向がありました。

近年では実力が伯仲していることもあり連覇自体が難しくなっているともいえるでしょう。

フィギュアスケート世界選手権の歴代優勝者~男子シングル

最多優勝回数はウルリッヒ・サルコウ(スウェーデン)の10回(1901~1905年・1907~1911年)、そしてカール・シェーファー(オーストリア)の7回(1930~1936年)、ディック・バトン(アメリカ)の5回(1948~1952年)と続きます。

最多連覇記録はカール・シェーファー(オーストリア)の7連覇(1930~1936年)です。

日本人選手の優勝は、高橋大輔選手(2010年)と羽生結弦選手(2017年)、宇野昌磨選手(2022・2023年)の3名です。

フィギュアスケート世界選手権の歴代優勝者~男子シングル
2023年 宇野昌磨(日本)
2022年 宇野昌磨(日本)
2021年 ネイサン・チェン(アメリカ)
2020年 新型コロナウイルスの影響により中止
2018・2019年 ネイサン・チェン(アメリカ)
2017年 羽生結弦(日本)
2015・2016年 ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
2014年 羽生結弦(日本)
2011~2013年 パトリック・チャン(カナダ)
2010年 高橋大輔(日本)
2009年 エヴァン・ライサチェク(アメリカ)
2008年 ジェフリー・バトル(カナダ)
2007年 ブライアン・ジュベール(フランス)
2005・2006年 ステファン・ランビエール(スイス)
2003・2004年 エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)
2002年 アレクセイ・ヤグディン(ロシア)
2001年 エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)
1998~2000年 アレクセイ・ヤグディン(ロシア)
1997年 エルビス・ストイコ(カナダ)
1996年 トッド・エルドリッジ(アメリカ)
1994・1995年 エルビス・ストイコ(カナダ)
1993年 カート・ブラウニング(カナダ)
1992年 ヴィクトール・ペトレンコ(ウクライナ)
1989~1991年 カート・ブラウニング(カナダ)
1988年 ブライアン・ボイタノ(アメリカ)
1987年 ブライアン・オーサー(カナダ)
1986年 ブライアン・ボイタノ(アメリカ)
1985年 アレクサンドル・ファデーエフ(ソ連)
1981~1984年 スコット・ハミルトン(アメリカ)
1980年 ヤン・ホフマン(東ドイツ)
1979年 ウラジミール・コバリョフ(ソ連)
1978年 チャールズ・ティックナー(アメリカ)
1977年 ウラジミール・コバリョフ(ソ連)
1976年 ジョン・カリー(イギリス)
1975年 セルゲイ・ボルコフ(ソ連)
1974年 ヤン・ホフマン(東ドイツ)
1971~1973年 オンドレイ・ネペラ(チェコ)
1969・1970年 ティモシー・ウッド(アメリカ)
1966~1968年 エメリッヒ・ダンツァー(オーストリア)
1965年 アラン・カルマ(フランス)
1964年 マンフレート・シュネルドルファ(西ドイツ)
1963年 ドナルド・マクファーソン(カナダ)
1962年 ドナルド・ジャクソン(カナダ)
1961年 飛行機墜落事故により中止
1960年 アラン・ジレッティ(フランス)
1957~1959年 デヴィッド・ジェンキンス(アメリカ)
1953~1956年 ヘイス・アラン・ジェンキンス(アメリカ)
1948~1952年 ディック・バトン(アメリカ)
1947年 ハンス・ゲルシュビラー(スイス)
1940~~1946年 第二次世界大戦により中止
1939年 グラハム・シャープ(イギリス)
1937・1938年 フェリックス・カスパー(オーストリア)
1930~1936年 カール・シェーファー(オーストリア)
1929年 ギリス・グラフストローム(スウェーデン)
1925~1928年 ウィリー・ベックル(オーストリア)
1924年 ギリス・グラフストローム(スウェーデン)
1923年 フリッツ・カチラー(オーストリア)
1922年 ギリス・グラフストローム(スウェーデン)
1915~1921年 第一次世界大戦により中止
1914年 イエスタ・サンダール(スウェーデン)
1912・1913年 フリッツ・カチラー(オーストリア)
1907~1911年 ウルリッヒ・サルコウ(スウェーデン)
1906年 ギルベルト・フックス(ドイツ)
1901~1905年 ウルリッヒ・サルコウ(スウェーデン)
1899・1900年 グスタフ・ヒューゲル(オーストリア)
1898年 ヘニング・グレナンダー(スウェーデン)
1897年 グスタフ・ヒューゲル(オーストリア)
1896年 ギルベルト・フックス(ドイツ)

フィギュアスケート世界選手権の歴代優勝者~女子シングル

最多優勝回数はソニア・ヘニー(ノルウェー)の10回(1927~1936年)、そしてヘルマ・サボー(オーストリア・1922~1926年優勝)とキャロル・ヘイス(アメリカ・1956~1960年優勝)、ミシェル・クワン(アメリカ・1996・1998・2000・2001・2003年優勝)の5回と続きます。

最多連覇記録はソニア・ヘニー(ノルウェー)の10連覇(1927~1936年)です。

日本人選手の優勝は、伊藤みどり選手(1989年)と佐藤有香選手(1994年)、荒川静香選手(2004年)、安藤美姫選手(2007・2011年)、浅田真央選手(2008・2011年)、坂本花織選手(2022・2023年)の6名です。

フィギュアスケート世界選手権の歴代優勝者~女子シングル
2023年 坂本花織(日本)
2022年 坂本花織(日本)
2021年 アンナ・シェルバコワ(FSR)
2020年 新型コロナウイルスの影響により中止
2019年 アリーナ・ザギトワ(ロシア)
2018年 ケイトリン・オズモンド(カナダ)
2016・2017年 エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)
2015年 エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)
2014年 浅田真央(日本)
2013年 キム・ヨナ(韓国)
2012年 カロリーナ・コストナー(イタリア)
2011年 安藤美姫(日本)
2010年 浅田真央(日本)
2009年 キム・ヨナ(韓国)
2008年 浅田真央(日本)
2007年 安藤美姫(日本)
2006年 キミー・マイズナー(カナダ)
2005年 イリーナ・スルツカヤ(ロシア)
2004年 荒川静香(日本)
2003年 ミシェル・クワン(アメリカ)
2002年 イリーナ・スルツカヤ(ロシア)
2000・2001年 ミシェル・クワン(アメリカ)
1999年 マリア・ブッテルスカヤ(ロシア)
1998年 ミシェル・クワン(アメリカ)
1997年 タラ・リピンスキー(アメリカ)
1996年 ミシェル・クワン(アメリカ)
1995年 陳露(中国)
1994年 佐藤有香(日本)
1993年 オクサナ・バイウル(ウクライナ)
1991・1992年 クリスティー・ヤマグチ(アメリカ)
1990年 ジル・トレナリー(アメリカ)
1989年 伊藤みどり(日本)
1987・1988年 カタリナ・ビット(東ドイツ)
1986年 デヴィ・トーマス(アメリカ)
1984・1985年 カタリナ・ビット(東ドイツ)
1983年 ロザリン・サムナーズ(アメリカ)
1982年 エレイン・ザヤック(アメリカ)
1981年 デニス・ビールマン(スイス)
1980年 アネット・ペッチ(東ドイツ)
1979年 リンダ・フラチアニ(アメリカ)
1978年 アネット・ペッチ(東ドイツ)
1977年 リンダ・フラチアニ(アメリカ)
1976年 ドロシー・ハミル(アメリカ)
1975年 ディアンネ・デ・レーブ(オランダ)
1974年 クリスティーネ・エラート(東ドイツ)
1973年 カレン・マグヌセン(カナダ)
1971・1972年 ベアトリクス・シューバ(オーストリア)
1969・1970年 ガブリエル・ザイフェルト(東ドイツ)
1966~1968年 ペギー・フレミング(アメリカ)
1965年 ペトラ・ブルカ(カナダ)
1962~1964年ショーケ・ディクストラ(オランダ)
1961年 飛行機墜落事故により中止
1956~1960年 キャロル・ヘイス(アメリカ)
1955年 テンリー・オルブライト(アメリカ)
1954年 ガンディ・ブッシュ(西ドイツ)
1953年 テンリー・オルブライト(アメリカ)
1952年 ジャクリーヌ・デュ・ビエフ(フランス)
1951年 ジャネット・アルウェッグ(イギリス)
1949・1950年 アリーナ・フルザーノワ(チェコ)
1947・1948年バーバラ・アン・スコット(カナダ)
1940~~1946年 第二次世界大戦により中止
1938・1939年 メーガン・テイラー(イギリス)
1937年 セシリア・カレッジ(イギリス)
1927~1936年 ソニア・ヘニー(ノルウェー)
1922~1926年 ヘルマ・サボー(オーストリア)
1915~1921年 第一次世界大戦により中止
1912~1914年 メーライ=ホルヴァート・ジョーフィア(ハンガリー)
1908~1911年 クロンベルガー・リリー(ハンガリー)
1906・1907年 マッジ・サイアーズ(イギリス)

フィギュアスケート世界選手権の賞金

続いて、フィギュアスケート世界選手権の賞金を見ていきましょう。

華やかに見えるフィギュアスケートの世界ですので賞金もさぞかし高額なのだろうと思いきや、実際にはそうでもありません。

2021年世界選手権の賞金額を見ると、男子女子シングル優勝者で6万4,000ドル(約700万円)と日本円で1千万円にはるかに及びません。

人気の高いスポーツなのにこの賞金額の低さはちょっと意外です。

世界選手権だけでなく他の大きな大会でも同様の傾向で、ゴルフやテニスなどと比較すると桁違いの少なさといっていいでしょう。

フィギュアスケートは衣装代や靴代、大会に出れば遠征費などにかなりの費用がかかります。

スポンサーがついていればまだしも無名で何もない選手にとってはかなりの負担になりそうです。

フィギュアスケート世界選手権の賞金は、以下の通りです。

フィギュアスケート世界選手権の賞金
男子女子シングル
金メダル:6万4,000ドル(約700万円)
銀メダル:4万7,000ドル(約520万円)
銅メダル:3万3,000ドル(約360万円)

ペア・アイスダンス
金メダル:9万ドル(約990万円)
銀メダル:6万5,000ドル(約710万円)
銅メダル:4万5,000ドル(約500万円)

賞金総額:86万8,000ドル(9,500万円)

※賞金は国際スケート連盟(ISU)発表の2021年世界選手権のものです。

フィギュアスケート世界選手権の歴代優勝者~まとめ

今回は、フィギュアスケート世界選手権の男子女子シングルの歴代優勝者と賞金についてまとめてみました。

フィギュアスケート世界選手権の歴代優勝者で、最多優勝回数は男子シングルがウルリッヒ・サルコウ(スウェーデン)の10回(1901~1905年・1907~1911年)、女子シングルはソニア・ヘニー(ノルウェー)の10回(1927~1936年)です。

日本人選手の優勝は、男子シングルが高橋大輔選手(2010年)と羽生結弦選手(2017年)、宇野昌磨選手(2022・2023年)の3名、女子シングルが伊藤みどり選手(1989年)と佐藤有香選手(1994年)、荒川静香選手(2004年)、安藤美姫選手(2007・2011年)、浅田真央選手(2008・2011年)、坂本花織選手(2022・2023年)の6名となっています。

フィギュアスケート世界選手権の賞金額は男子女子シングル優勝者で6万4,000ドル(約700万円)と、華やかに見えるフィギュアスケートとしては意外に低い印象を受けます。(2021年の世界選手権賞金額)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※記録は2023年世界選手権終了時点のものです。

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