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車椅子バスケの歴史とルールの違いは?持ち点と障害の種類についても

競技用の車椅子を巧みに操りながら、スピーディーなパスワークと一般のバスケットボール以上に激しいのではないかと思える攻防戦を繰り広げるのが車椅子バスケです。見ごたえもあるので車椅子バスケの人気は高く、その歴史もかなり古いものです。

もちろんパラリンピックでも毎回公式種目として行われています。選手は障害の程度によって持ち点によりクラス分けがありますが、一般のバスケとのルール違いも少なくわかりやすい競技であるのも車椅子バスケの魅力のひとつです。

今回は、車椅子バスケの歴史と一般のバスケとのルールの違い、持ち点と障害の種類などについて簡単にまとめていきたいと思います。

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車椅子バスケの歴史

車椅子バスケの歴史は古く第二次世界大戦後まで遡り、戦争によって障害を抱え車椅子生活となった帰還兵たちによりアメリカとイギリスで誕生しました。

アメリカでは1946年に全米退役軍人病院において始まったといわれており、イギリスでも同じ頃にストーク・マンデビル病院のルートヴィヒ・グットマン博士により脊髄損傷者のリハビリとして始まりました。さらにアメリカでは1949年に全米車椅子バスケットボール協会が設立され、その後、車椅子バスケットボールとして世界中に広がっていきます。

日本では1960年にストーク・マンデビル病院で学んだ中村裕博士が、帰国後、大分県の国立別府病院や神奈川県の国立箱根療養所などで紹介することで広がり、1970年に「第一回車椅子バスケットボール競技大会」、1974年に「全国車椅子バスケットボール競技大会」が開催され、1975年には日本車椅子バスケットボール連盟が設立されました。

パラリンピックでは1960年のローマ・パラリンピックから車椅子バスケの競技が行われ、1964年の東京オリンピックでも実施され夏季パラリンピック公式種目となっています。

車椅子バスケのルールの違い

車椅子バスケと一般のバスケットボールとのルールで最も大きな違いは、ダブルドリブルがないことがあげられます。

一般のバスケットボールではドリブル中にボールを保持したら、再度ドリブルをすることはできません。しかし、車椅子バスケはダブルドリブルの反則がないので、何度でもボールを持って、またドリブルをすることができます。

ただし、トラベリングの代わりにボールを保持した状態で車いすを手で漕ぐこと(プッシュ)は連続2回までとなっています。また、車いすバスケではボールを保持している選手が転倒した場合は、ヴァイオレーションとして相手ボールのスローインから試合が再開されるルールになっています。

ボールの大きさやコートのサイズ、ゴールの高さ、出場人数など、基本的なルールは一般のバスケットボールと同じです。その他、試合時間は1ピリオド10分×4ピリオドで計40分、スリーポイントラインより内側からのゴールは2点、外側からのゴールは3点、フリースローによるゴールは1点であることも一般のバスケットボールと同様です。

車椅子バスケのルール~持ち点と障害の種類

車椅子バスケと一般のバスケットボールとのルールの違いはわかりました。車椅子バスケにはさらに一般のバスケットボールにはない、持ち点による「クラス分け」という大きな特徴があります。

「クラス分け」とは、障害の程度に応じて、重いほうから順に1.0点から4.5点まで0.5点刻みで選手の持ち点によって8つのクラスに分けるというシステムです。コート上の5人の選手の持ち点の合計点は14.0点を超えてはいけないというルールで、このルールにより障害の重い選手も軽い選手も等しく試合に出場することができます。

「クラス分け」というルールがなければ、障害の軽い選手だけでチームを構成することが可能になって、障害の重い選手が試合に出場する機会が少なくなってしまいます。「クラス分け」により幅広くバランスの取れた選手起用が必要となり、戦略的にも重要なポイントとなります。

IPC(国際パラリンピック委員会)が定める障害の種類は以下の10種類で、障害の程度によって持ち点は1.0点から4.5点の8つのクラスに分けます。持ち点3.0以上の選手はハイポインター、2.5以下の選手はローポインターとも呼ばれます。

車椅子バスケのルール
障害の種類
1.筋力低下 2.他動関節可動域障害 3.四肢欠損 4.脚長差 5.低身長 6.筋緊張亢進 7.運動失調 8.アテトーゼ 9.視覚障害 10.知的障害
持ち点(ポイント)の目安
1.0(重い)⇔ 4.5(軽い)

車椅子バスケの歴史とルールの違い~まとめ

今回は、車椅子バスケの歴史と一般のバスケとのルールの違い、持ち点と障害の種類などについて簡単にまとめてみました。

車椅子バスケの歴史は古く、アメリカでは1946年に全米退役軍人病院で、イギリスでも同じ頃にストーク・マンデビル病院のルートヴィヒ・グットマン博士により脊髄損傷者のリハビリとして始まりました。

車椅子バスケと一般のバスケのルールの最も大きな違いはダブルドリブルがないことで、車椅子バスケでは何度でもドリブルをすることができます。ただし、ボールを保持した状態で車いすを手で漕ぐこと(プッシュ)は連続2回までです。

また、車椅子バスケは障害の程度に応じて、1.0点(重い)から4.5点(軽い)まで0.5点刻みで選手の持ち点によって8つのクラス分けし、コート上の5人の選手の持ち点の合計点は14.0点以内というルールになっています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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