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プロ野球交流戦の優勝賞金など仕組み!勝敗はセパの順位に反映される?

プロ野球交流戦では普段はセ・リーグとパ・リーグに分かれていて見ることができない対戦カードが見られるとあって、楽しみにしている方も多いと思います。

交流戦は通常のペナントレースとは異なる独特の雰囲気がありますが、ルールなど仕組みはどうなっているのでしょうか?

優勝賞金なども支給されユニフォームも変わったりとお祭り的な雰囲気も感じますが、交流戦での勝敗がセパの順位に反映されるのかどうかも気になります。

今回は、プロ野球交流戦の優勝賞金など仕組みはどうなっているのか、また交流戦の勝敗はセパの順位に反映されるのか、見ていきます。

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プロ野球交流戦の優勝賞金など仕組み

プロ野球交流戦とは、文字通りプロ野球セ・リーグの球団とパ・リーグの球団が対戦するシリーズのことで、正式名称は「日本生命セ・パ交流戦」といいますが、、一般的には単に「交流戦」と呼ばれることが多いです。

プロ野球交流戦は2005年から開催されており、2020年が新型コロナウイルスの影響により中止となった以外は毎年、開催されています。

優勝賞金など仕組みについては交流戦ならではの独特のものがあるので、代表的なところを以下にまとめました。

プロ野球交流戦の仕組み~賞金

プロ野球交流戦ではペナントレースと違って賞金が出るというのが球団や選手にとってはうれしいことで、モチベーションも上がることでしょう。

交流戦の賞金としては勝率第1位のチーム(交流戦優勝球団)に贈られる優勝賞金や選手個人に対してのMVPがあり、賞金額は以下のようになっています。

プロ野球交流戦の賞金
優勝賞金:3,000万円(2013年までは5,000万円)

日本生命セ・パ交流戦最優秀選手賞(MVP):200万円

日本生命賞(優秀選手賞):100万円

以前は勝ち越したリーグのチームに対して順位に応じて6位まで賞金が支給されていましたが、2019年からは優勝チームのみとなっています。

また、MVPも以前は優勝チームから1名を選ぶシステムでしたが、現在では順位に関係なく全チームから1名を選ぶシステムになっています。

その他、セ・パ両リーグの中から優秀選手1名ずつを選出する日本生命賞(優秀選手賞)があります。

プロ野球交流戦の歴代優勝チームと通算成績などについては、こちらの記事をご参照下さい↓

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プロ野球交流戦の仕組み~時期

プロ野球交流戦の開催時期はペナントレース前半の5月から6月となっています。

試合数の多かった2005~2006年は5月上旬から6月中旬頃まで1か月以上に渡って開催されていましたが、試合数の減少に伴い現在では5月下旬から6月中・下旬頃の時期が多くなっています。(2019年のみ6月上旬~下旬の開催)

プロ野球交流戦の仕組み~試合数

プロ野球交流戦の試合数は当初の1チーム36試合から徐々に減少傾向にあり、現在では1チーム18試合、全108試合と交流戦開始当初の実に半分になっています。

2005~2006年:36試合
1カード3試合×2カード×6球団の全36試合制(1チーム)で、全試合予告先発はありませんでした。

2007年~2014年:24試合
1カード2試合×2カード×6球団の全24試合制(1チーム)で、2012年以降は交流戦でも全試合予告先発が導入されました。

2015年~:18試合
1カード3試合×1カード×6球団の18試合制(1チーム)で、1カード3試合×1カードに減ったため、ホームゲームかビジターゲームかは隔年で入れ替わります。

※2020年交流戦は新型コロナウイルスの影響により中止

プロ野球交流戦の仕組み~DH制

交流戦ではパ・リーグの主催試合では、DH制(指名打者制度)が採用されます。

逆に、セ・リーグの主催試合ではDH制が採用されず、パ・リーグのピッチャーも打席に立つルールとなっています。

ただし、2014年は交流戦10周年ということで、この年のみセ・リーグの主催試合でDH制(指名打者制度)を採用し、パ・リーグの主催試合ではDH制(指名打者制度)を採用しないという例年とは真逆のユニークなDH制でした。

プロ野球のDHについては、こちらの記事をご参照下さい↓

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プロ野球交流戦の勝敗はセパ順位に反映される?

プロ野球交流戦の優勝賞金など仕組みについてはわかりましたが、なんとなくお祭り的な雰囲気も感じる交流戦は公式戦の記録としてはどうなのでしょうか。

つまり公式戦の勝敗はペナントレースのセパの順位に反映されるのでしょうか。

交流戦はプロ野球の公式戦の一部に含まれ143試合の中の18試合ということになり、勝敗ははそのままセパの順位に反映されます。

また、チームの成績とともに個人成績も公式戦の記録となります。

試合数が少ないとはいえ交流戦は度々ペナントレースの流れを変えることも多いため、オープン戦やオールスター戦のように勝敗は二の次というわけにはいきません。

実際に交流戦まで好調だったチームが交流戦をきっかけに調子を崩すということも少なからずあり、特に対戦成績で分の悪いセ・リーグに多く見られています。

プロ野球交流戦の順位の決め方については、こちらの記事をご参照下さい↓

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プロ野球交流戦の優勝賞金など仕組み~まとめ

今回は、プロ野球交流戦の優勝賞金など仕組みはどうなっているのか、また交流戦の勝敗はセパの順位に反映されるのか、見てきました。

プロ野球交流戦の仕組みは、5月から6月の時期に開催され優勝賞金は3,000万円、MVPは200万円などで、試合数は1チーム18試合で全108試合、DH制(指名打者制度)はパ・リーグの主催試合で採用されています。

また交流戦の勝敗はセパの順位に反映されるため、オープン戦やオールスター戦のように勝敗は二の次というわけにはいきません。

通常のペナントレースとは異なる独特の雰囲気があり普段は見られない対戦カードがあるプロ野球交流戦ですが、今後も続いていくことを期待します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※情報は2023年6月時点のものです。

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