高校野球からプロ野球と活躍を続け、常に注目の的だった清原和博さんは数々の偉大な成績や記録を残しました。
その中でも甲子園での高校生離れしたホームランに度肝を抜かれた野球ファンはかなり多いはず。
PL学園の主砲としてチームを牽引し桑田真澄さんとの”KKコンビ”は大きな話題となり、甲子園ではホームラン数などで素晴らしい成績や記録を残しています。
また、PL学園での優勝回数が何回だったのかも気になります。
今回は、清原和博さんの甲子園でのホームラン数など成績や記録、優勝回数は何回なのか、などを見ていきます。
清原和博の甲子園でのホームラン数など成績や記録
清原和博さんは1年生からPL学園の不動の4番打者として活躍し、高校生としては規格外のホームランを数多く放ちました。
甲子園春夏通算ホームラン数13本は歴代最多記録で、30年以上経過しても迫る選手はなかなか現れていません。
2位の6本(桑田真澄、元木大介、中村奨成)の倍以上の圧倒的な記録で、今後も更新されるのはかなり難しい記録なのではないでしょうか。
また、3年夏の甲子園で放った大会ホームラン数5本は、2017年に中村奨成選手(当時広陵高校)が6本を放って更新するまで大会最多記録でした。
甲子園通算打率も.440と高打率を残しており、まるで高校野球の中にプロの選手が混じっているような成績にも見えます。
打者通算成績
26試合 91打数40安打 打率.440 ホームラン数13(甲子園最多記録) 打点29
投手通算成績
2試合 0勝0敗 投球回数4回1/3 自責点0 防御率0.00
清原和博の甲子園の成績~ホームラン数など打撃成績
続いて、清原和博さんの甲子園での打撃成績を大会別に見ていきましょう。
初出場となった1年夏は通算成績からすると、やや遠慮気味に見えますが、2年春以降はホームラン数、打率ともに爆発し、最後の3年夏にはホームラン数5本、打率.625という驚異的な成績で締めくくっています。
5回出場したすべての大会で少なくとも1本はホームランを放ち打点をあげ、打率も3割を切ったことはありません。
どちらかというと春より夏の甲子園を得意にしていた印象は受けますが、残した成績を見ただけでいかに恐いバッターだったのかがわかります。
清原和博の甲子園の成績~ホームラン数など打撃成績
年 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 |
1年夏 | 6 | 23 | 7 | 1 | 5 | .304 |
2年春 | 5 | 17 | 8 | 3 | 8 | .471 |
2年夏 | 6 | 21 | 10 | 3 | 7 | .476 |
3年春 | 4 | 14 | 5 | 1 | 1 | .357 |
3年夏 | 5 | 16 | 10 | 5 | 8 | .625 |
通算 | 26 | 91 | 40 | 13 | 29 | .440 |
甲子園通算ホームラン数ランキング
1位:13本
清原和博(PL学園)
2位タイ:6本
桑田真澄(PL学園)、元木大介(上宮)、中村奨成(広陵)
5位タイ:5本
香川伸行(浪商)、鵜久森淳志(済美)、平田良介(PL学園)、森友哉(大阪桐蔭)、藤原恭大(大阪桐蔭)、松尾汐恩(大阪桐蔭)
※戦後~2023年大会終了時点
清原和博の甲子園での優勝回数は何回?
清原和博さんはPL学園高校で甲子園に1年生の夏(1983年)から3年生の夏(1985年)まで連続出場し、甲子園出場回数5回のうち優勝回数は2回です。
1年の夏に初優勝、2年の春・夏はともに準優勝、3年春はベスト4、3年の夏に2度目の優勝を果たしています。
桑田真澄さんとの”KKコンビ”は甲子園を席巻し、チームとしては優勝と準優勝が各2回、悪くともベスト4という成績を残しています。
チーム成績
1年夏:優勝
2年春:準優勝
2年夏:準優勝
3年春:ベスト4
3年夏:優勝
優勝回数:2回
清原和博さんのプロ野球でのタイトルやホームラン数など通算成績などは、こちらをご参照下さい↓↓
清原和博の甲子園でのホームラン数など成績や記録~まとめ
今回は、清原和博さんの甲子園でのホームラン数など成績や記録、優勝回数は何回なのか、などを見てきました。
清原和博さんの甲子園での春夏通算ホームラン数13本は歴代最多記録で、2位の6本に大きく差をつける圧倒的な記録です。
甲子園での通算成績は春夏合わせて26試合に出場して打率.440、ホームラン数13、打点29で、5回出場したすべての大会でホームランを放ち打率も3割を切ったことはありません。
チーム(PL学園)としても出場5大会で優勝と準優勝が各2回、ベスト4が1回と輝かしい成績を残しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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